更新日: 2016年12月15日

ショッピングローンとは?FPが教えるおすすめポイントと賢い使い方

「ショッピングローンでご購入いただけます!」と記載されている商品をご存じでしょうか。ショッピングローンとは、品物を分割で購入するときによく聞かれる言葉です。

しかし、ショッピングローンがどのような仕組みになっているかを理解している方は非常に少ないです。また、「クレジットカードとショッピングローンは何が違うの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。そこで、今回はショッピングローンについて分かりやすく解説します。

ショッピングローンとは?FPが教えるおすすめポイントと賢い使い方

ショッピングローンとは?
クレジットカードとの違い

まず、ショッピングローンとは、主に信販会社が取り扱う「立て替え払い商品」のことを言います。店舗によって提携しているショッピングローンは違い、金利も異なります。なかには、キャンペーンの一つとして手数料を店舗が負担してくれるものもあります。

ショッピングローンの仕組みは、商品購入時にショッピングローンの審査を受け、審査に通過すれば、ショッピングローン会社から店舗へ一括で商品代が支払われます。その後、商品購入者にはショッピングローン会社に対する返済義務が発生します。

つまり、ショッピングローンを利用することで、高額商品であっても分割で購入できるようになるのです。このような仕組みであることから、多くの場合は店舗側でローンの申し込みを案内しています。

ショッピングローンの特徴を簡単にまとめると、

  • 商品購入時に購入者が利用を申し込む
  • 通常、ショッピングローン会社から店舗に代金の直接支払いが行われる
  • 一般的には、店舗と提携しているショッピングローンを選択する
  • 商品代を限度に購入者による分割支払いが行われる

という4つがあります。では、同じように商品購入時に利用するクレジットカードとは、どのような違いがあるのでしょうか。簡単に両者の違いをまとめました。

ショッピングローンとクレジットカードの違い
名称 ショッピングローン クレジットカード
支払い方式 原則分割、一括も選択可能 原則一括、分割払いも可能
審査から利用まで 速い 遅い
使用媒体 なし カード
キャッシング機能 なし あり

ショッピングローンとクレジットカードで大きく違う点の1つめは、「カードを利用するかどうか」です。ショッピングローンは、代金がショッピングローン会社から店舗に直接支払われるため、利用者がカードを持つ必要はありません。

一方、クレジットカードはクレジットカード会社が利用者にカードを発行し、店舗で利用するという仕組みになっています。

つまり、ショッピングローンは、その商品を購入するためだけの契約であるのに対して、クレジットカードは、限度額に余裕がある限り繰り返し利用することができるのです。これが2つめの大きな違いです。

このように、ショッピングローンとクレジットカードには大きな違いがあります。

ショッピングローンは安心して使える?
おすすめポイント

ショッピングローンは安心して使える?

結論からいうと、ショッピングローンは安心して利用できる商品です。なぜかというと、ショッピングローンには、

  • 該当商品を購入するためだけの契約
  • 一度契約を結ぶと、あとは返済のみ

という2つのポイントがあるからです。

分かりやすくいえば、クレジットカードやカードローンのように何度も借入できるわけではなく、使い過ぎる心配がないため、計画的に利用しやすい商品なのです。さらに、商品代以上に使い過ぎることもないため、お金の管理に不安を感じる方でも利用しやすいでしょう。

ショッピングローンのおすすめポイントは、

  • 計画的に返済できる
  • 追加借入ができないため、早期完済できる
  • 審査が早く、ほぼ即時といえる非常に短い時間で利用できる

などがあります。このようなポイントから見ても、ショッピングローンは計画的な返済に適した商品であり、安心して利用できるといえるでしょう。

ショッピングローンの注意点

ショッピングローンの注意点

ショッピングローンの注意点は、「商品代を限度とした立て替え払い」だということです。ショッピングローンは原則として、まず利用者を介さずに業者間で決済されます。したがって、クレジットカードのキャッシングやカードローンのように、利用者の都合で自由に利用できるものではありません。

また、契約時に利息を含めた分割回数が算出されますので、都合が付いたからといって、いつでも自由に一括返済するというわけにもいきません。一括返済する際は、ショッピングローン会社に問い合わせたうえで、あらかじめ総合計返済金額を確認する必要があります。カードローンのように自由度の高い取引とは少し異なりますので、注意してください。

ショッピングローンの申込方法

ショッピングローンの申込方法

ショッピングローンは基本的に、提携している店舗で申し込みの手続きを行います。商品購入時に申し込みを完了させ、そのまま審査を行うためです。無事審査に通過できれば、ショッピングローン会社が商品代金を決済します。

また、インターネット上の店舗(ネットショップ)でショッピングローンを取り扱っているケースもあります。その場合、購入手続きと同時に審査の申し込みも行われます。このような流れから、ほとんどの場合、利用者が任意でショッピングローンの銘柄を選択することはできません。

加えて、大手家電通販店などでは、自社独自のショッピングローンを取り扱っているケースが多く、この場合も申し込みの手順は同様です。ただし、金利やポイント面で優遇してもらえるものも多いので、実質的にお得になるケースがあります。

ショッピングローンの
審査内容と審査に通るコツ

ショッピングローンの審査内容と審査に通るコツ

ショッピングローンの審査には、

  • 本人の情報(家族構成、住宅ローンの有無など)
  • 勤務情報・年収
  • 信用情報

上記の3つのポイントが重視されます。信用情報とは、個人信用情報機関が取り扱う情報のことで、クレジットカードの返済履歴やキャッシングの契約内容なども含まれます。もし、過去に延滞を繰り返していた事実がある場合、審査に落ちてしまう可能性も高くなりますので注意してください。

審査に通るコツは、「返済能力に応じた利用」をすることです。例えば、収入の少ない人が高額な商品を購入しようとした場合、返済能力よりも返済額が上回る可能性があります。つまり、「滞納につながる可能性がある」と判断されやすくなるため、審査に通りにくくなってしまうのです。

返せば、返済能力に応じた利用を心掛けることで、ショッピングローンの審査に通りやすくなるといえるでしょう。

主なショッピングローンの利用条件と金利一覧

ショッピングローンの利用条件としては、

  • 20歳以上
  • 安定した収入があること

この2点を定めているケースがほとんどです。ただし、提携している店舗によっては条件が異なる場合もあり、例外的な取り扱いも存在します。利用しようと手続きを進めたら、条件に当てはまらず利用できなかったということがないように、利用前に店舗で確認しておきましょう。

ショッピングローン大手の金利は下記のとおりです。

ショッピングローン大手の金利一覧

ジャックス 0%~15.0%前後
オリコ 0%~15.0%前後
セディナ 12.2%~15.0%前後

上記をご覧いただくと分かりますが、ショッピングローンは非常に幅広い金利帯を設定しています。提携店舗とのキャンペーンであったり、特約契約があったり、店舗や利用時期などによって条件が異なるケースが非常に多いからです。

このような理由から、利用の申し込みをする前に、実際に適用される金利を店舗で確認する必要があるでしょう。

返済シミュレーションを活用!
利用前にしっかり返済計画を

【FPアドバイス】ショッピングローンの賢い使い方

ショッピングローンを申し込む際は、必ず返済シミュレーションを行いましょう。ショッピングローン各社のホームページにはシミュレーションツールが設置されている場合もありますので、それらを上手に活用しましょう。

もし、シミュレーションツールが設置されていない場合でも、店舗で返済計画をしっかりと確認しておきましょう。

【FPアドバイス】ショッピングローンの賢い使い方

ショッピングローンを賢く使うには、「キャンペーンを利用する」ことです。ショッピングローンと提携している店舗では、セールの時期に金利優遇などのキャンペーンを行うことが多いのです。

その時期を狙ってショッピングローンを申し込めば、金利手数料無料で活用することも可能になります。また、店舗によってもキャンペーン内容は異なりますので、複数の店舗を回って比較するのも賢い利用法です。

まとめ

ショッピングローンは、計画的な返済で活用できる商品です。ご自身の返済能力を把握したうえで、無理のないよう利用してください。

執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

カードローンやお金のことに悩んだら、プロに相談!

ご相談は、無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。

お名前 
メールアドレス 
お問い合わせ内容
  • 貸金業法について
  • 消費行動診断・家計管理診断
  • 一般社団法人 全国銀行協会