2017年4月5日

個人事業でもカードローンの審査に通りやすい方法を徹底解説

カードローンと一口に言っても、実にさまざまな商品があります。
そんな中で個人事業主が事業のために借りることの出来るカードローンもあります。
今回は個人事業主がカードローンを利用するために知っておくべきことをご紹介いたします。

個人事業でもカードローンの審査に通りやすい方法を徹底解説

個人事業主がカードローンを利用するための条件とは?

カードローンには通常の生活で借り入れを想定したカードローンと、法人や個人事業主のためのビジネスカードローンがあります。
ビジネスカードローンとは、中小企業や個人事業主(個人として事業所得を申告している)専用の商品です。

会社の運転資金や設備投資、急な資金が必要なになった時など、ビジネスシーンで利用することを目的としています。通常のカードローンと同じでATMからいつでも必要額を借り入れ、返済することが可能です。

個人カードローンの場合、総量規制があり、年収の3分の1以内しか借り入れることが出来ません。

ですが、ビジネスカードローンの場合、年収の3分の1以上でも、返済能力があると判断されば、総量規制の例外として借り入れができます。
取り扱っている会社は、大きく分けて、『銀行系』、『クレジットカード会社系』、『消費者金融系』の3種類です。

ビジネスカードローン取り扱い会社は大きく分けて3種類

では、個人事業主がカードローンを利用するためには、どんな条件を満たせば良いのでしょうか?
これには3つの条件があります。

  • 日本国内にご在住の方(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方)
  • お申し込み時の年齢が満20歳以上
  • 原則、毎月安定した収入のある方

サラリーマンの場合、毎月給与として固定の金額が振り込まれるため、入社して1年未満や多額の負債があるなどの場合を除いては、カードローンの審査は比較的通過しやすくなっています。

しかし、個人事業主の場合、収入は一定ではないため、『所得証明書(収入証明書)』の提出が求められます。ビジネスカードローンは多くの場合、確定申告書の控えがこれに該当します。

個人事業主の場合、確定申告書の控えは必ず保管しているものなので、一般的な所得証明書のように市区町村の窓口で発行してもらうなどの費用もかかりませんし、手間もありません。

個人事業主が事業のためにカードローンを利用する場合の注意点とは?

個人事業主が事業のためにカードローンを利用する場合の注意点とは

個人事業主が事業のためにカードローンを利用する場合に注意しなければならない点があります。
それは、下記の点がポイントとなります。

  • その借り入れが『個人の生活費としての借り入れなのか?』
  • それとも『ビジネスに必要な事業資金としての借り入れなのか?』

ということです。

ビジネスカードローンはその名の通り、『ビジネス』のためのローンです。
ですから、個人の生活費として使用することは出来ません。

また、ビジネスカードローンは個人のカードローンとは異なり、融資額が大きく、最大で800万円まで借り入れが可能な会社もあります。

しかし、融資を受けた後に最も大事なことは、返済計画通りに返済を出来るかということです。
借り入れをすることが出来ても、その後の経営が自転車操業状態になってしまえば本末転倒です。

仮にそのような状態になってしまい、返済が滞ってしまうと、今後、融資を受けられる可能性が低くなってしまいます。
ビジネスカードローンを利用する際は、融資額だけではなく、金利、返済サイクル、返済方法などを細かくチェックするようにしましょう。

個人事業主が審査に通るためのポイントとは?

個人事業主が審査に通るためのポイント

ビジネスカードローンの申し込みをする際には、必ず「審査」があります。
審査の基準を簡単に説明すると、『審査を通した後、しっかりと返済出来るかどうか』といった点です。

たとえば、『収入が安定しているか?』や『過去に延滞履歴がないか?』などを中心に審査されています。
審査を通過するためには、収入の安定や延滞履歴だけでなく、カードローン会社が求める書類(身分証明書や収入証明書など)や事業計画書を速やかに提出することもポイントになります。
また、個人事業主になってからの経験が加味されることもあります。(確定申告の書類が用意できない場合など)

また、書類提出の際に用いられる所得証明書は、確定申告書(第一表及び第二表)の控えを用いります。(場合によっては、所得証明書に当たる納税証明書も併せて提出しなければならないこともあります。)

確定申告書の控えを提出する際は、税理士印または税務署印が押されているものでなければならないので(但し、電子申告の場合は税理士印または税務署印は不要)、提出時には押印の有無を確認してから提出するようにしましょう。

個人事業主向けオススメのカードローンとは?

個人事業主向けオススメのカードローンとは?

個人事業主向けのカードローンでオススメなものの1つとして、「最長借入期間が長い」ということが挙げられます。
この商品のメリットは、毎月の返済額が少額になるという点です。

たとえば、オリックス・クレジット株式会社の「ORIX CLUB CARD」がおすすめです。
例えば、500万円を利率14.9%で借り入れ、毎月返済額が8万円の場合、最長で10年も借り入れをすることが可能になります。

また、株式会社オリエントコーポレーションの「CREST for Biz」も返済期間が最長で159ヶ月のため、10年以上になります。
また、「融資限度額が500万円」と他社より多く「担保・保証人不要」という観点から見ると、株式会社セゾンファンデックスの「VIPローンカード 事業コース」もオススメです。

但し、借入期間が長いということは、利息も多くなってしまうということでもあります。
事業に合ったカードローンであるかどうか、よく考えて商品を選ぶことが大切でしょう。

FPが教える個人事業主がカードローン以外でお金を借りる方法

カードローン以外でお金を借りる方法

個人事業主の方がカードローン以外でお金を借りる方法としては、日本政策金融公庫等の公的機関、民間の銀行などがあります。
公的機関で融資を受ける際に最大のメリットは、カードローンよりも比較的金利が安いことです。

しかし、どちらの場合も、事業計画書の提出、現状及び今後の事業についての説明などを求められるので、時間的に余裕があり、じっくり相談しながら行いたいといった方に向いています。
資金を少しでも早く調達したい場合は、カードローンを利用すると良いでしょう。

カードローンでお金を借りた場合、個人事業主はどう仕訳する?

個人事業主の方がカードローンでお金を借りた場合の会計上の仕訳を取引の流れに沿って説明します。

<借入時>カードローンで100万借りた場合
(借方)現金または預金 100万/(貸方)借入金 100万
<利息支払時>利息5万を支払った
(借方)支払利息 5万/(貸方)現金または預金 5万
<借入金返済時>カードローンの元金の一部50万を返済した
(借方)借入金 50万/(貸方)現金または預金 50万

カードローンは会計上、他人から借り入れた借金となりますので、上記のような仕訳をします。
また、事業を行うために借り入れをしているので、プライベートな資金流用が出来ないのは当然のことです。

私的な資金かどうか判断を迷った場合は、税理士などの専門家に相談をして、用途を明確にしておきましょう。

まとめ

個人事業主の方がビジネスカードローンを利用する際には、個人でカードローンを利用するのに比べ、必要な書類等が多くなります。
これらを踏まえた上で、申し込みをする際は、書類に抜けがないように事前にしっかりと準備をすることが大切です。

また、『過去に延滞履歴』があると、審査に通りづらくなってしまうこともあるので、返済等はきちんと行う必要があります。
日頃から事業計画をしっかり立て、借り入れをした際は、返済を滞りなく行うなど、さまざまな点で気を付けることがビジネスカードローンの審査を通りやすくする方法であると言えるでしょう。

執筆者情報

大間 武

  • 大間 武(オオマ タケシ)
  • ファイナンシャル・プランナー

株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役

1970年千葉県生まれ。 飲食業などの経理、公開予定企業の経理業務構築、ベンチャーキャピタルの投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャル・プランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、家計管理のアドバイス、監査役など社外役員として企業運営サポート、セミナー講師講演、執筆など幅広く活動。

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お金が必要でも、カードローンを適当に選んでしまうのは怖いですよね。

  • 必要なタイミングで融資を受けられなかったらどうしよう
  • 思ったよりも利息が多くなって返せなくなったらどうしよう

など、さまざまな不安があるでしょう。

実際、適当に選んでしまうと失敗する可能性があります。 カードローンの特徴は商品によってさまざまで、「全員が満足するカードローン」はないのです。

だからこそ、希望に合った1枚をしっかり選ぶ必要があります。

後悔しないためにも、不安な方は一度≪検索≫することをオススメします。

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