更新日: 2017年11月17日

カードローンの返済が遅延してしまったら? リスクと対処法をFPが徹底解説

「もしかしたら払えなくなるかもしれない…」や「支払が遅れてしまった」という不安な気持ちは、カードローンの申し込み前やカードローン返済中問わず感じるものです。
もちろん、返済計画を立てた上で計画的に利用することで、返済遅延リスクを大幅に減少させることはできるものの、お金を借りる以上ゼロにすることはできません。

そこで、「遅延しそうな場合」と「遅延してしまった場合」に、どうしたらいいのか?について対処方法を徹底解説し、遅延に対する不安を解消致します。

遅延してしまうと、遅延延滞金が発生しますので、遅延しないように返済計画を立てなければならないなど、一般的にあまり触れられることの無い「カードローンの返済遅延リスク」や「返済遅延時の対処法」など、気になる話題を詳しくお話します。

※現在すでに、返済が遅延してる方は、真先に電話連絡して下さい。

カードローン 遅延

カードローンの返済が遅延したらどうなる?
遅延した場合のリスクについて

カードローンの返済を遅延した場合のデメリット

  • 遅延損害金が発生する
  • 個人信用情報に記載される
  • クレジットカードや各種ローンの審査に通りにくくなる
  • カードローン会社のデータベースに遅延が記録される
  • カードローンの追加融資を受けられない状態になる
  • マンションの入居審査に通りにくくなることがある

カードローンの返済が遅延することは非常にリスクが高いです。

実例でいうと、

  • 督促による精神的負担
  • 遅延を放置しすぎて一括請求された
  • 法的処置による財産差し押さえ

などが挙げられます。それに伴うデメリットをまとめました。

このように、返済の遅延によるデメリットは非常に多いです。
特に、個人信用情報に記載されることによるデメリットは多く、信用情報を利用して審査を行う入居審査や、クレジットカードの審査などにも大きな影響があります。

返済履歴は信用情報からいつ消える?

信用情報機関は、延滞履歴や返済履歴も情報として取り扱っています。
したがって、消費者金融や銀行は審査の際に、「いつ返済したのか」「延滞していないか」という事実をデータベース上で確認することができます。
つまり、延滞や遅延を繰り返している人は審査に通りにくいということです。

返済履歴や延滞情報は、基本的には完済から5年以内まで情報として保有されますが、信用情報機関によっては完済後1年程度で消えるケースもあります。
ちなみに、信用情報機関には「相互交流ネットワーク」というものがあり、他の信用情報機関の情報も利用することができます。

つまり、審査に落ちた際に、異なる信用情報機関を指定しているカードローンの審査を受けたとしても、審査に落ちてしまう可能性が高いということです。

信用情報に傷が付いた場合のリスクなどは、「カードローンの利用で信用情報に傷が付く?カードローンを利用する場合の注意点を紹介」を参考にしてみてください。

信用情報の取り寄せ方法

信用情報はネットからでも取り寄せ可能です。
主な取り寄せ方法は、

インターネット開示(おすすめ)
全国どこからでもネットで確認できるので便利です。
毎日:8:00~21:45
手数料:1,000円
郵送開示
申込書、本人確認書類、手数料(定額小為替証書)等をお送り10日ほどで返送
手数料:1,000円
窓口開示
CIC開示窓口で直接その場で確認できます。
平日のみ:10:00~12:00/13:00~16:00
手数料:500円

さらに、詳しいく知りたい方は、指定信用情報機関のCIC公式サイト

遅延損害金とは?計算方法と支払い方法を解説

遅延損害金とは、契約の履行がなされなかった場合の違約金のことを指します。

例えば、10万円を借り入れしていて、遅延損害金の金利が20%、1月間返済を遅延したケースの計算方法は、

100,000円(元金)×0.20(遅延損害金利)÷365×30(遅延した日数)=1,643円(遅延損害金額)

となり、次回の返済金額に遅延損害金を上乗せして支払う必要があります。
下記に銀行カードローンの遅延損害金についてまとめました。

銀行カードローン遅延損害金まとめ
名称 遅延損害金利率
三井住友銀行カードローン 年19.94%
楽天銀行スーパーローン 年19.9%
三菱東京UFJ銀行バンクイック 契約時と同じ金利を上乗せ
みずほ銀行カードローン 年19.9%
オリックス銀行カードローン お借入残高に対して借入利率+2.1%

各銀行の遅延損害金支払い方法は通常の返済と同様です。
遅延損害金と通常の返済額を合計した金額を、次回返済時に支払う必要があります。

遅延損害金については、「カードローンの遅延損害金が発生してしまった場合の対処法を徹底解説」を参考にしてみてください。

カードローンの返済が遅延してしまった人の
対処法をFPが徹底解説

返済が遅延してしまったら、まず真っ先に借りている銀行に「電話連絡」して下さい。
早めに連絡し相談することで、返済日を翌月にまとめて支払うように変更することができたりと、対応していただける事があるため、まずは借りている銀行に連絡をして下さい。

そして、絶対にやってはいけないこととして、連絡しずに放置することです。

返済日が遅れると、催促のはがきや電話がかかってくるのですが、
それを無視していると、信用情報を失うほか、多額の遅延延滞金を請求されることがあります。
「少しくらいの期間なら、遅延対象者として記録されない」というような情報がインターネット上に散見されまが、結論からいうと、1日でも返済が遅れてしまった場合は遅延対象者として記録されます。
銀行や消費者金融は、信用情報機関のデータベースを随時更新しています。したがって、カードローン会社が「遅れた」と判断した時点で、データベース上には遅延情報が記録されるということです。

ただし、うっかり返済し忘れてしまう方は多くいらっしゃいますので、1日2日返済が遅延したとしても、即座に審査に通らなくなるということはありません。しかし、このような場合でも、遅延損害金は発生しますので、遅延をしないように致しましょう。

カードローンの遅延しそうな人の
対処法をFPが解説

「今月も支払いがギリギリ…」というように、経済的に苦しい状態が続いてしまう方は注意が必要です。
カードローンの返済を遅延してしまう方の傾向として、

  • 経済的に苦しい状態が長く続いているが、対策がわからない
  • 返済計画を立てるのが面倒
  • お金を借りることに慣れている

というポイントがあります。それぞれ何が問題なのか、問題点を考えてみましょう。

「経済的に苦しい状態が長く続いているが、対策がわからない」

この状態の問題点は、日常的に収支がギリギリの状態であるにも関わらず、これといった対策を立てられていないことです。

日常生活を営む上でどうしても避けられないのは、緊急性のある出費です。

例えば、突然の体調不良で入院してしまったり、懇意にしている友人の結婚式招待状が届いたりなど、高額な出費は予期しないものが多いです。
しかし、毎月の家計がギリギリの状態で貯蓄できていない場合、一気に収支がマイナスに傾いてしまいます。
もしこの状態でカードローンを利用したとしても返済がままならず、遅延に至ってしまう可能性は高いと言えるでしょう。

改善方法

毎月の家計簿を紙面で管理することです。
毎月の収支の内容を明確に把握することで、どの項目にいくら消費しているのかを見つけることができます。
結果、経済的に苦しい状態を改善する対策を見つけることができるのです。

「返済計画を立てるのが面倒」

返済計画は、カードローンを利用する上で最も重要と言っていいほど大きく影響する要素です。
返済計画を立てなければ完済時期が確定せず、ズルズルと追加融資を繰り返してしまう恐れがあります。

もちろん、返済計画を立てるには手間も必要ですし、場合によっては資料を収集する手間が余分にかかることもあるでしょう。

しかし、返済計画を立ててカードローンを利用することで「返済しなきゃ…」という精神的負担を軽減することができます。
カードローンを利用する以上不安な精神状態になるのは仕方のないことかもしれませんが、返済計画を
立てて早期完済を目指さなければ、いつまで経っても不安な状況を抜け出すことはできません。
つまり、返済計画を面倒という理由だけで軽視すると、より面倒な精神的負担と長く付き合うはめになるということです。

改善方法

まずは、完済時期を決めるところから自分なりの返済計画を立ててみましょう。

返済計画については、「カードローンの返済シミュレーションから計画的な返済をしましょう」を参考にしてみてください。

「お金を借りることに慣れている」

最も遅延に陥る傾向がある要素です。なぜかというと、「お金を借りる」という行為は、本来ある程度の緊張感を持つべきものだからです。
ほとんどのカードローン利用者は初めてカードローンを利用する際に、強い緊張を感じます。

しかし、何度も借り入れ・返済を繰り返すことで緊張感が鈍り、「お金を借りる」という行為を軽視してしまう傾向があります。
「お金を借りる」という行為を軽視してしまうと、返済能力を超えた借り入れに繋がってしまう可能性が高いです。
返済能力を超えてしまうと、借金を借金で返済するような状態に陥ってしまいます。

改善方法

「お金を借りる」という行為に伴う緊張感を保つため、利用明細を常に目に入るようなところに掲示しておくことをおすすめします。

まとめ

カードローンの返済は、契約上の履行義務を伴っています。
したがって、返済を遅延してしまうのは、信用情報、遅延損害金の面から見ても非常にリスクが大きいと言えるでしょう。
しっかりと返済計画を立てた上で、誠実な返済を心がけましょう。

融資スピード?無利息?
損しないカードローンを見つけるカンタンな方法

お金が必要でも、カードローンを適当に選んでしまうのは怖いですよね。

  • 必要なタイミングで融資を受けられなかったらどうしよう
  • 思ったよりも利息が多くなって返せなくなったらどうしよう

など、さまざまな不安があるでしょう。

実際、適当に選んでしまうと失敗する可能性があります。 カードローンの特徴は商品によってさまざまで、「全員が満足するカードローン」はないのです。

だからこそ、希望に合った1枚をしっかり選ぶ必要があります。

後悔しないためにも、不安な方は一度≪検索≫することをオススメします。

自分に合ったカードローンをカンタン検索

執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

カードローンやお金のことに悩んだら、プロに相談!

ご相談は、無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。

お名前 
メールアドレス 
お問い合わせ内容
  • 金融庁について
  • 日本信用情報機構のJICCについて
  • 指定信用情報機関のCICについて
  • 貸金業法について
  • 消費行動診断・家計管理診断
  • 一般社団法人 全国銀行協会