• 更新日: 2017年5月22日

カードローンのおまとめの利用方法をFPが徹底解説!おすすめなおまとめローン先を紹介

「ついついたくさん借り過ぎてしまって、返済が大変…」というように、カードローンの返済に苦労してしまう方は非常に多いです。

特に、消費者金融カードローンの場合は金利が高めに設定されているため、何社も利用してしまうことで返済困難な状態に陥ってしまう可能性が高くなります。
「なんとかして自力で返済したい」という方におすすめなのが「おまとめローン」です。

ここでは、おまとめローンがどのようなものでどのように活用すれば良いのか、わかりやすくご説明します。

カードローンのおまとめの利用方法をFPが徹底解説

おまとめローンとは

おまとめローンとは、既に契約している複数の貸金契約を1つにまとめ、返済の効率化を図るものです。

消費者金融や銀行で取扱われており、通常のカードローンと同様に審査を経て融資が行われます。
審査はカードローンの新規申し込み時よりも比較的厳しい基準となっています。

したがって、虚偽の申告や信用情報に問題があった場合は、審査に落ちてしまう確率も高くなります。

おまとめローンを理解する上で重要な点として、「総量規制」があります。
総量規制は貸金業法において定められているもので、貸金業者による年収の3分の1以上の貸付を禁止しています。

銀行は貸金業者に該当せず、消費者金融は貸金業者に該当します。
つまり、通常であれば、消費者金融カードローンでおまとめすることは総量規制の関係から難しいはずなのです。

しかし実は、総量規制には「例外項目」というものがあり、消費者に一方的有利となる契約の場合は、年収の3分の1以上を貸付することができるようになっています。

つまり、消費者金融のおまとめローンは総量規制の例外項目に該当し、年収の3分の1以上でも借り入れすることができるのです。

ここまでを読むと、「消費者金融のおまとめローンか銀行のおまとめローン、どちらが良いの?」という疑問をお持ちになるでしょう。

消費者金融のおまとめローンか銀行のおまとめローン

結論からいうと、銀行のおまとめローンの方が断然良いです。

理由は、消費者金融の取り扱うおまとめローンは金利が高く設定されている傾向があるため、おまとめしても大きな利息削減効果を得るのは難しいからです。

銀行のおまとめローンは低金利に設定されていますので、上手く活用することができれば大きな利息削減効果を得ることができます。

おまとめローンの返済イメージ

おまとめローンを活用することで、効率良く返済することができます。
ここでは、例題を用いておまとめローン利用前と利用後を比較してみましょう。

例題

Aさんは消費者金融2社から50万円ずつ、合計100万円を金利18%で借り入れしており、毎月3万円を返済しています。
しかし、返済の効率化を図るため、低金利なおまとめローンを利用しようと考えています。

1.おまとめ前
  • 50万円を金利18%で毎月2社に15,000円ずつ返済すると、47ヶ月で完済
  • 利息金額は2社合計で388,100円
2.金利9%でおまとめした場合
  • 消費者金融の場合と同様毎月3万円ずつ返済すると、39ヶ月で完済
  • 合計利息金額は155,044円
3.まとめ
おまとめすることで返済期間が8ヶ月短縮し、合計利息金額が233,056円減少しました。

上記をご覧いただくとわかるように、おまとめローンを活用することができれば、返済期間の短縮や合計利息金額の減少効果などを得ることができます。

おまとめローンを利用するメリット・デメリット

おまとめローンを利用するメリット・デメリット

先述したように、おまとめローンを活用することができれば大きなメリットを得ることができます。

しかし、メリットばかりというわけではなく、当然のことながらデメリットも存在しています。

おまとめローンのメリット・デメリットを下記にまとめました。

おまとめローンのメリット・デメリット
メリット デメリット
利息を減らすことができる 慎重に選択する必要があるので手間がかかる
返済期間を短縮することができる 審査が厳しい傾向がある
毎月の返済金額を少なくすることもできる 返済シミュレーションを行ってから借り入れしないと、
逆に返済期間が長くなってしまうこともある
返済に集中することができる 選択ミスをすると、利息が増えてしまう場合がある

デメリット対策として大きなポイントとなるのは、「返済シミュレーション」と「おまとめローンの選び方」です。

このポイントを押さえておかなければ、「おまとめする前のほうが返済しやすかった…」ということになりかねません。

おまとめローンの選び方は後述しますが、おまとめローンの返済シミュレーションを行うときは、カードローンの公式ホームページに設置されているシミュレーターを利用するか、
当サイト内にある金利シミュレーターから計算し、いつまでにいくら返済しするとお得なのかを調べておきましょう。

FPが教えるおまとめローンが合う人合わない人

FPが教えるおまとめローンが合う人合わない人

おまとめローンにはデメリットも存在しているため、合う人もいれば合わない人もいるでしょう。
簡単にまとめましたのでご参考ください。

おまとめローンが合う人

  • 複数の消費者金融から借り入れを行っている
  • 毎月の返済が辛く、返済困難な状態に陥る可能性がある
  • 過去の延滞履歴が無い
  • 年収が安定している

おまとめローンが合わない人

  • 過去に延滞したことがある
  • すでに審査に何回も落ちている
  • 現在利用しているカードローンの金利が10%以下
  • すでに完済間近

おまとめローンを利用する銀行の選び方を紹介

おまとめローンを利用する銀行の選び方を紹介

おまとめローンを利用する際の銀行の選び方ポイントは、

  1. 低金利なカードローン
  2. 融資限度額が借り入れ希望額よりも大きい
  3. 「おまとめ可能」と明記されている
  4. 返済手数料がかからない

という4つがあります。

特に、おまとめに利用するカードローンの金利は非常に重要で、金利が低ければ低いほど利息削減効果は大きくなります。
したがって、できる限り金利が低いものを選びましょう。

また、おまとめローンは返済が長期化する傾向があるため、返済手数料のかからないものを選択するといいでしょう。

各銀行のおまとめローンおすすめ比較ランキング

各銀行のおまとめローンおすすめ比較ランキング

ここまでの内容をふまえて、FPがおすすめできるおまとめローンをランキング形式でまとめました。

FPが選ぶ!おすすめおまとめローン比較ランキング
順位 名称 金利(実質年率) 上限融資額
1 住信SBIネット銀行Mr.カードローン
「プレミアムコース」
年0.99%~7.99%
※所定条件有り
1,200万円
2 りそなプレミアムカードローン 3.5%~12.475% 最大800万円
3 ソニー銀行カードローン 2.5%~13.8% 800万円

上記のランキングは、金利、融資上限額、返済の利便性など、さまざまな面から比較した上で厳選したものです。
したがって、はじめておまとめローンを利用する方でも安心して利用することができます。

おまとめローンの審査基準と通しやすくする方法

おまとめローンの審査基準と通しやすくする方法

おまとめローンの審査基準は、

  • 十分な返済能力を有しているか
  • 過去に延滞した履歴はないか
  • その他の借入が多すぎないか

などが重視されます。特に、延滞履歴などの信用情報が重視されるため、すでに延滞状態にある場合は審査に落ちてしまう確率が高いです。

したがって、おまとめローンの審査に通しやすくするには、返済困難な状況に陥って延滞してしまう前に申し込みする必要があります。

FPが教えるおまとめローンの審査に
落ちてしまった場合の対処法

FPが教えるおまとめローンの審査に落ちてしまった場合の対処法

すでに返済困難な状況でおまとめローンの審査に落ちてしまった場合、個人再生や任意整理などの「債務整理手続」を行うことになるでしょう。

これらの手続きは一度行うと信用情報に履歴が残り、一定期間信用情報を利用するクレジットカードや各種ローンの審査に通らなくなってしまいます。

債務整理は専門家を通して手続きを行いますので、返済困難な状況に陥ってしまっている方はまず専門家に相談することをおすすめします。

まとめ

おまとめローンを正しく活用することができれば、ご自身の負担が軽くなるだけでなく、返済をさまざまな面から効率化することができます。
しっかりとポイントを把握し、ご自身に合ったおまとめローンを見つけましょう。

執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

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