最終更新日: 公開日:2018年11月15日

お金がないけど留学したい!実現するための奨学金制度や資金確保の方法をご紹介

2018年1月より審査が厳格化され、「銀行が扱うカードローン」はすべて即日審査・即日融資ができなくなりました。これに伴い、“正しい情報”への修正を進めておりますが、まだ完全ではありません。もし本記事で「銀行カードローンで即日審査・融資が可能」という内容が含まれていても、2018年1月からは「不可能」です。ご注意ください。

「留学ってどのくらいたくさんのお金が必要なのか心配」
「留学したいと思ってはいるけれど、お金がないから悩んでいる」

海外留学は昔も今も大学生の大きなあこがれのひとつでしょう。
しかし留学したいと思っても、高額な留学費用のことを考えると頭を抱えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このように留学資金のことで悩んでいる方なら

  • 定番の留学先の留学費用相場を知りたい
  • コスパの高い留学先があるなら教えて欲しい
  • ワーキングホリデーとはどんなものなのか把握したい
  • 留学とワーキングホリデーの違いを知って、どちらが合っているのか正しく判断したい
  • ワーキングホリデーの費用の相場を教えてほしい
  • ワーキングホリデーの費用の内訳をくわしく知りたい
  • 留学資金をどのように準備する方法があるのか把握したい
  • カードローンで留学資金を借りても良いものかアドバイスがほしい

といったことを思われるのではないでしょうか。

こちらの記事では留学&ワーキングホリデーの相場や、お金の調達方法までをわかりやすく解説します。
最後までお読みいただくことで、あなたがどのような方法で留学資金を準備するべきか判断できるようになるでしょう。
ぜひ、夢の留学&ワーキングホリデーを実現するためのヒントをつかんでくださいね。

留学

定番で安心な人気留学先トップ3カ国の費用相場は

留学先

実際に海外留学する先は人気が特定の国に集中している傾向にあります。
特にアメリカ、オーストラリア、カナダの人気は非常に高く、3カ国だけで全留学先のうち、およそ6割を占めるほどです。

人気が集中するのは理由があり、多数の日本人が留学しているため受入国側のシステムが整っている安心感もあります。
こちらでは参考までに人気3カ国の3ヶ月留学費用の相場と、人気POINTをまとめて紹介します。

留学先 3ヶ月留学総費用相場 人気POINT
アメリカ 120万円~150万円
  • 文化・専門分野・スポーツ・エンタメ等、世界最先端はやはりアメリカ
  • 世界中から優秀な留学生が集まる圧倒的なグローバル感
  • アメリカ内でも西海岸・東海岸に個性的な都市が多数
  • 3000以上の大学で、専門コースで資格取得も
  • ホストファミリーの受け入れ体制も充実
オーストラリア 100万円~130万円
  • 日本車も多く、日系企業も多数の親日国
  • 日本との時差がほとんどなく、短期留学にもおすすめ
  • 英語圏のなかでもとりわけ治安が良く、フレンドリーな国民性
  • 比較的滞在費用が割安
カナダ 100万円~140万円
  • 世界でもっとも住みやすいと呼ばれる雰囲気の良さ
  • カナダ国内でも大都市~大自然とバリエーション豊か
  • モントリオール、カルガリー、バンクーバーとオリンピック開催都市が3つもあるほどの国のスケールの大きさ
  • 英語の発音が素直で、初級者でも比較的聞き取りやすい
  • 圧倒的スケールの観光スポットも多数

※総費用には授業料、滞在費、生活費、航空券、保険などが含まれます
※あくまで平均的な費用であり、滞在先や生活レベルなどによって大きく費用は変わってきます

上記の3カ国は定番とはいえ、同じ国の中でもさまざまな雰囲気を持った都市があり、豊かなバリエーションの中から選択できます。
はじめての留学先として安心しておすすめできますし、経験者の方でもリピートする価値は十分にあると言えそうです。

留学コスパでおすすめの留学先3カ国

留学費用はできる限り抑えたいと思われるかたは多いことでしょう。
ただし単に留学費用が安いだけで得るものが少なければ、コスパとしては悪い結果となってしまいます。

たとえば英語を学びたいのに、隣の韓国が安いから選ぶというのは誰が見てもナンセンスでしょう。
あなた自身の目的を、きちんと達成できる国の中から選ぶのが大切です。

そのためランキングなんていうのは、本当は気にするべきではないと言えます。
お金の安さだけで選ぶと、後悔する可能性も高くなってしまうでしょう。

ただしそうはいっても限られた予算の中で、最大限の学びを得たいと思うのも当然ですよね。
留学先ごとにコスパに差が出てくるのは、否定はできません。
そこで参考までに比較的コスパに優れていると思われる3カ国をまとめて紹介します。

留学先 3ヶ月留学総費用相場 おすすめPOINT
フィリピン 60万円~100万円
  • 英語が公用語として使われている国の中では距離も近い
  • 全世界的に見ても留学費用が格安
  • 物価がとても低いので、生活費を節約できる
  • 万が一の際の帰国も日本に近くて比較的簡単
  • 温暖な気候なので、軽装で荷物を少なくできる
オーストラリア 100万円~130万円
  • アメリカとトップを争う人気留学先ながら、留学費用は比較的安めでコスパは高い
  • ヨーロッパや北米東海岸と比べて距離が近め
  • 親切な国民性な上に、親日国なので居心地は良い
  • 留学生を受け入れる文化が整っている
  • 学生ビザでも就労可能で、日系のアルバイト先も豊富
マルタ 95万円~120万円
  • 地中海の真ん中に浮かぶ島国の、美しすぎる環境の中で学べる
  • 留学生が多国籍なので、より実践的な国際コニュニケーション能力が磨かれる
  • 物価はヨーロッパの中では比較的低め
  • ヨーロッパ方面では留学費用が格安

※総費用には授業料、滞在費、生活費、航空券、保険などが含まれます
※あくまで平均的な費用であり、滞在先や生活レベルなどによって大きく費用は変わってきます

フィリピンはコスパの高さで注目されており、アメリカ、オーストラリア、カナダのTOP3に次ぐ4番手の人気留学先です。
オーストラリアはもともと人気TOP3ですが、コスパ面で優れているのも人気の理由のひとつと言えます。
マルタは軒並み高額なヨーロッパ地域のなかでは抜群のコスパの高さが注目です。
ただし日本人が少なく留学生も多種多様なので、どちらかというとタフな環境でコミュニケーションを磨きたい方向けと言えるかもしれません。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 留学先の定番国「アメリカ」「オーストラリア」「カナダ」の3カ国で全体の6割を占める
  • 定番国であっても都市のバリエーションは豊かで選択肢は幅広く、また費用面もピンキリで選びやすい
  • 留学費用の安さだけに注目して選ぶのはおすすめできないものの、コスパが高い留学先は存在する

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデー

「ワーキングホリデー」という言葉は聞いたことあるけど、どのような制度なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

ワーキングホリデーとは、2つの国同士で協定を結び、青年が他国での休暇を楽しみつつ、滞在資金をその国での就労で稼ぐことを認める、特別なビザ制度です。

二国間の協定が必要なため、世界中のどの国でもワーキングホリデーを利用できるわけではありません。
2018年10月現在でワーキングホリデー協定が確認できる国は、世界で24カ国(下記一覧参照)となっています。

また利用条件として「青年」とありますが、原則として18歳~25歳(もしくは30歳)の範囲内となっています。
なおひとつの国に対してワーキングホリデーを利用できるのは一度限りです。

ワーキングホリデー協定を締結している全24カ国

地域 国名
北米 カナダ
南米 アルゼンチン、チリ
ヨーロッパ フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ
アジア 韓国、台湾、香港
オセアニア オーストラリア、ニュージーランド

※2018年現在の協定締結国

上記の表をみて「おや?」と思われた方、多いのではないでしょうか。
そうです、日本人の海外旅行でも一番のお馴染みであろうはずのアメリカが入っていないのです。
よく見るとアメリカ、ロシア、中国の3大国が入っていないことに気が付きます。

これらの国とワーキングホリデー協定を結んでいないのには事情があるのですが、こちらでは省略します。
関心のあるかたはぜひ、調べてみてくださいね。
世界の国々のさまざまな事情がわかって、とても勉強になりますよ。

ちなみにワーキングホリデー協定国は、2015年~2017年の3年間だけでも9カ国増えています。
2020年東京オリンピック開催に向けて海外交流が加速していますから、今後の増加も期待できそうですね。
気になる方は、常時チェックしてみると良いかもしれません。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • ワーキングホリデーは青年が他国での休暇を楽しみつつ、滞在資金を就労で稼ぐことができる制度のこと
  • ワーキングホリデーは2国間で協定を締結済みでないと利用できない。
  • アメリカ、ロシア、中国などとはワーキングホリデー協定を結んでいないので利用不可
  • 2015年~2017年だけでも対象国が9カ国増え、今後も増加が期待される状況

留学とワーキングホリデーの違い

留学とワーキングホリデーの違い

ワーキングホリデーの概要は、なんとなく理解していただけたのではないでしょうか。
そこで「留学とワーキングホリデーって何が違うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。
それぞれの違いを、簡単に一覧でまとめましたので、まずは一通りチェックしてみてくださいね。

留学 ワーキングホリデー
対象国 原則として自由に選択可能 ワーキングホリデー協定締結国のみ
滞在国での就労
  • 国ごとに対応が大きく異なる(大学キャンパス内のみOK、条件付きでOKなど)
  • 語学留学では制限が厳しいことが多い
週39時間以内のフルタイム就労が1年間OK
主目的 語学習得、資格取得、学術研究 海外での生活&就労体験
メリット
  • 語学や資格取得のための勉強に集中できる
  • 留学先を比較的自由に選択できる
  • 学生ビザ期間内であれば、滞在期間制限はない
  • 食費や生活費程度を現地で稼ぐことができる
  • 思う存分現地の生活を楽しむことが可能
  • オーストラリアなど、ワーキングホリデーの受け入れ体制が整っている国もある
  • ワーキングホリデー制度の期間制限がある
デメリット
  • 就労制限が厳しいことがある
  • 留学前に留学期間中の資金をしっかりと準備する必要がある
  • 休暇を楽しむ余裕は少なめ
  • ワーキングホリデー協定締結国からしか選べない
  • すぐに仕事が見つかるとは限らない
  • 現地での仕事に順応できないとつらい
  • 自己資金が少ないと就労中心の生活になりがち

留学とワーキングホリデーの大きな違いは「対象国」「主目的」「就労の可否」の3点です。

ワーキングホリデーでは協定締結国に渡航先が限られます。
これに対し留学であれば基本的に自分の意志で渡航先を選択できます。

また渡航の主目的においても、両者は明確な違いがあるのです。
留学は文字とおり「学び」が主目的となります。
ワーキングホリデーも「ホリデー」の文字通り「休暇」がメインということになるわけですね。

もちろんワーキングホリデーで勉強してはいけないということはありません。
しかし就労する時間を考えると、どうしても留学ほどには集中して勉強するのは難しいでしょう。
ワーキングホリデー制度を利用して勉強したいと考えている方は、このことをじっくり考えておく必要があります。

留学の場合は、特に語学学校に通う場合などは、就労制限が厳しいことが多くなります。
たとえばアメリカでは大学キャンパスの外での就労は認められていません。
ワーキングホリデーは「ワーキング」と名乗るだけあって、就労はかなり自由に行うことができます。
国によっては正社員として働くこともOKな場合もあるほどです。

このように両者には、想像以上に違いがあることがわかります。
どちらが優れていて、どちらが劣っているということはありません。
あなたにとってどちらが目的に合っているのかをしっかりとチェックすることが大切でしょう。

参考までに、留学が向いている人とワーキングホリデーが向いている人のポイントを紹介しておきます。
ここに書かれたポイントをヒントに、ぜひご自身の立場で考えるようにしてくださいね。

留学が向いている人
  • しっかりと勉強に集中したい人
  • 海外での仕事は避けたい人
  • 渡航前に留学費用を完璧に準備できる人
  • より多くの国から渡航先を選択したい人
ワーキングホリデーが向いている人
  • 海外の文化や生活を思いっきり満喫したい人
  • 仕事現場でより実践的な国際コミュニケーション能力を磨きたい人
  • 渡航費用の一部を現地で稼ぎたい人
  • ワーキングホリデー協定締結国に、本当に行きたい国がある人

留学の先輩から学ぶ「留学で得たもの」ベスト5

留学先を決めるのに、留学の目的をはっきりさせることはとても重要です。
「安いから」などという理由でなんとなく選んでしまうと、何も得られずにお金をムダにしてしまう可能性があります。

そこで参考までに「留学を経験した人が実際に何を得られたか」のアンケート結果を紹介しておきましょう。
実際に留学で得られたものをチェックすると、あなたが本当に何を望んでいるのかを考えるヒントがつかみやすくなります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

留学で得たものベスト5
(複数回答)

順位 留学で得たもの 回答率
1位 視野が広がった 54.0%
2位 語学力 33.1%
3位 異文化・国際感覚 31.8%
4位 友人 29.3%
5位 価値観・考え方 24.0%

出典「海外留学支援サイト:http://ryugaku.jasso.go.jp/link/link_statistics/link_statistics_2012/

ちなみに同じアンケートで「今後の人生に役立つか」という質問には93%の方が「はい」を選んでいるようですよ。
頑張って留学した経験は、ほとんどの方が前向きにとらえていることがわかりますね。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 留学は渡航先が原則自由で、ワーキングホリデーは協定締結国からしか選べない
  • 留学では就労は厳しく制限されることがあるが、ワーキングホリデーでは就労可能
  • 留学は「勉強目的」、ワーキングホリデーは「現地で稼ぎながら余暇を楽しむ目的」がメイン
  • あなた自身の目的をはっきりさせて、最適な方法を選ぶことが大切

ワーキングホリデーの費用の相場

費用の相場

最初にお断りしておくと、ワーキングホリデーの費用相場は「あって無いようなもの」です
渡航先や、渡航期間、渡航先での暮らしぶり、現地での収入などにより、必要となる費用が大きく変わってしまうからです。
また留学とは違い、ワーキングホリデーはライフスタイルや休暇の過ごし方の自由度が高いのも費用が変わる要因となります。
そのため、じっさいにプランニングする際には、しっかりと条件を煮詰めなければなりません
渡航前にしっかり見積もりできるかによって、渡航先での暮らしが大きく左右されます。

なお、かなり大雑把に予算を考えるなら、滞在1ヶ月あたり15万円~20万円程度を準備することを考えましょう。
ワーキングホリデー経験者の体験談を総合すると、準備する費用はおおむね下記のとおりとなります。

渡航期間 準備する費用の目安(最低限~理想)
3ヶ月 50万円~100万円
6ヶ月 90万円~150万円
12ヶ月 180万円~250万円

※あくまでも目安であり、現地での生活ぶりや仕事で稼ぐ金額に大きく左右されます

渡航先によっては上記の表の「最低限」の金額では不足することも考えられます。
渡航先の物価や滞在費用など、事前のリサーチはかかせません。
また就労で稼げる金額は、少なめに見積もっておいたほうが安心ですし、現地でものんびり過ごせます。

ワーキングホリデーで必要になる費用の内訳

参考までに、ワーキングホリデーで必要になる費用の内訳と目安をまとめて紹介します。
この表はあくまでも目安ですから、予算とのバランスを考えながらあなたのプランを煮詰めるヒントにしてみてください。

費用の内訳 費用の目安
仲介業者への支払手数料 10万円~
往復航空券 10万円~20万円(遠方ほど高額、シーズン変動あり)
海外旅行保険 5万円~30万円(滞在期間により変動)
ビザ申請料金 0円~5万円(渡航先により異なる)
滞在費(ホームステイ・アパートシェアなど) 月10万円~20万円(2食付きの目安)×滞在月数
生活費(食費・交通費・雑費) 月5万円~10万円×滞在月数
授業料(学校に通う場合) 月10万円~15万円×受講月数
収入 収入の目安
現地でのアルバイト収入 10万円~100万円(渡航先や実働時間等により大きく変動)

※あくまでも一般的な費用であり、現地での滞在費や生活費などは渡航先の物価や暮らしぶりなどで大きく変動します

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • ワーキングホリデーに必要は費用は、現地での生活や、就労でどのくらい稼げるかで大きく変わってくる
  • 現地で稼ぐ金額は、少なめに見積もったほうが、安心して現地生活を満喫できる

留学したいけど、お金がない…解決方法を紹介!

お金がないけど留学したい

「留学をしたい」と思う方はかなり多いのですが、実際に留学される方は意外なほど少なくなってしまいます。
留学には高額な費用がかかりますから、経済的に留学を断念される方も多いのかもしれません。

留学をしたいという熱い情熱だけあっても、やはり先立つものがなければ留学を実現することができませんよね。
本当に留学をしたいと考えるなら、どのようにして留学資金を確保したら良いのか、真剣に考える必要があります。
こちらの章では、留学資金を確保する代表的な方法について、わかりやすく解説していきます

留学資金を自分で貯める

一番理想的なのは、間違いなく自己資金で留学資金をまかなうことです。
自己資金で留学資金を支払うことができたなら、お金の心配なくじっくりと留学生活に打ち込むことができます。

自己資金の貯め方としては、毎月決まった金額を積立するのが王道です。
金融機関の「定期積金」を利用すれば、確実に決まった期間で目標の金額を積み上げることができます。
給与振込口座からの自動振替にしておけば、満期まで何も手続が必要ない手軽さも魅力です。
現在は金利が極めて低水準なのが残念ですが、確実に貯まっていくので利用価値は十分あるでしょう。
なお万が一満期前にお金が必要になった場合は中途解約して、全額引き出すことも可能です。

あまりに低金利が気になるのであれば、資産運用しながら殖やす方法も検討可能です。
ただし資産運用はリターンが大きい商品ほどリスクが大きいのが問題となります。
一攫千金のハイリスク運用では、夢ごと資産を吹き飛ばしてしまう可能性があるのでおすすめできません。
せっかく積み立てたのに、運用に失敗して留学資金に足りなくなっては後悔しきれませんよね。

資産運用で留学資金を確保する場合は、リスクとリターンのバランスをしっかりと見極める必要があります。
また資産運用の結果が現れるまで、かなり長期スパンで計画する必要があるでしょう。

奨学金を利用する

海外留学の頼もしい味方となってくれるのが奨学金制度です。
国内のみならず、海外で募集されている奨学金もあります。
駐日大使館や各国のポータルサイトなどで募集される場合があるので気になる国はチェックしてみると良いでしょう。

奨学金は「給付型」か「貸与型」のふたつに大きく分けることができます。

給付型の奨学金であれば、文字どおり「給付」されますので、あとから返済する必要がありません。
奨学金の姿としては理想的で、応募条件を満たしているなら最優先で考えるべきでしょう。
ただし給付型は当然ながら人気が殺到するため、かなり優秀な成績を収めないと狭き門を突破できません。

貸与型の奨学金は、「貸与」されるので、帰国後には返済をしなければなりません。
長期留学の場合は貸与学もかなり多額になり、返済も長期に渡ることになります。
20年近い返済期間になることもあるので、返済シミュレーションをしっかりと行い、納得の上で申し込む必要があります。

奨学金利用上のポイントを簡単に整理すると以下のようになります。

  • 応募~審査~採用~給付の一連の手続に、かなりの期間が必要になるため、早い時期から情報収集&留学準備が必要
  • 応募期間が想像以上に早く〆切になる奨学金(留学の1年以上前など)もあるので注意
  • TOEICの点数や学業成績が条件となることも多く、優れた成績を収めることも重要(特に給付型)
  • 重複して支給を受けられる奨学金もあるので、一つ見つけて安心しないでリサーチを続けるのがおすすめ
  • 貸与型の奨学金は、多額を借りるほど返済が長く厳しくなることを考える必要がある
  • 奨学金を借りる前に、返済シミュレーションを必ず実施する

このように、奨学金を利用するには事前の準備と長期的な計画が不可欠であることがわかります。

教育ローンを利用する

金融機関の多くは、教育資金に幅広く対応する「教育ローン」を比較的低金利で提供しています。
教育ローンが優れているのは以下の点です。

  • 多くの金融機関で利用可能(国の教育ローン(日本政策金融公庫)も申込可能)
  • 思い立ったときにいつでも申込できる
  • 基本的には学業成績やTOEICの点数などは問われない
  • 都度借入タイプならすぐに必要な金額だけ借りておき、足りない分を追加借入することで金利負担を少なくできる
  • 個人ローンの中では比較的低金利で利用できる(キャンペーン金利で募集されることもあり)

教育ローンの都度借入の利用は、無駄なく借り入れできるのが魅力です。
留学期間中にお金が足りなくなったタイミングで追加借入ができるので無駄がありません。
クレジットカードを持っていれば教育ローンで追加借入したお金を引落口座に入金すれば送金手数料もかかりませんね。
海外では基本的に現金よりもクレジットカードのほうが使い勝手が良いものです。

ただし教育ローンも貸与型の奨学金と同様に返済が必要になります。
返済シミュレーションを活用して、計画的に利用するようにしましょう。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 留学資金を確保するには「自分で貯める」「奨学金を利用する」「教育ローンを利用する」などの方法がある
  • 着実に目標金額を貯めるには「定期積金」が確実
  • 奨学金は「給付型」「貸与型」があり、貸与型の場合は帰国後に返済しなければならない
  • 奨学金の募集期間はかなり前に締め切りになることがあるので、早めに情報収集&手続をする必要がある
  • 教育ローンは思い立ったときにいつでも申込できる手軽さが魅力
  • 都度借入方式の教育ローンなら、必要な時必要な分だけ借りられるので支払利息を節約しやすい

現地での滞在費だけではなく、渡航前の審査でもお金が必要な場合もある

海外渡航の際には、短期観光などをのぞけば原則としてビザ(査証)の発給を受ける必要があります。
ビザの手数料は渡航先により異なり、0円~5万円ほどと大きく差があるので気をつけましょう。

また渡航先や渡航条件によっては「当面の滞在費用」を有していることがビザの発給条件となる場合もあります。
ビザの申請時に預金の残高証明の提出が求められたりします。
このお金は「使える状態で持っている」ことがポイントで、当然ですが渡航先では自由に使うことができます。
ようするに渡航先で生活が行き詰まることのないように、当面現地で暮らせるお金を持っているかのチェックというわけです。

基本的にはきちんと渡航準備していれば、それだけのお金は準備することになります。
ビザの申請時にそのようなチェックが有るということを覚えておくと良いでしょう。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 渡航前のビザ申請で、「手数料」や「当面の滞在費用の証明」が必要にある場合があるので要チェック!

カードローンで留学資金を借りるのはあり?

お金が欲しい カードローン

使いみちが自由で手軽にお金を借りることができるカードローンをご存知でしょうか。
審査スピードの速さがウリで、消費者金融では最短即日融資を受けることもできます。
借りたお金は原則として何に使っても良いので、留学資金に充てるのも、もちろんOKということになります。

ただしカードローンは、奨学金や教育ローンに比べるとかなりの高金利なので借り方には気をつける必要があります。
カードローンが適しているのは、「短期」かつ「小口」の借入に限ります。

そのため留学資金の大半をカードローンで借りてしまうのは、現実的な方法ではありません。
そもそも初回借入では50万円以内程度の借入しかできないことが多いのです。

それでは留学のどのようなシーンでカードローンを役立てるべきなのでしょうか。
それは短期留学の出国直前などに、急に必要になったお金をカードローンでカバーするようなシーンです。

出国が数日後に迫っている段階でお金が足りなくなった場合、奨学金や教育ローンに申込んでも間に合いません。
カードローンなら、最短即日融資も可能ですから、ギリギリまで資金調達が可能になるのです。

またカードローンは借入枠を作っても、借入をしなければ一切利息や手数料は発生しません。
日本に残っている両親が借入枠だけ作っておいて、緊急時用のお守りがわりに利用するのも良いでしょう。
一度枠を作っておけばパソコンやアプリを使って、いつでも融資金を振込できます。
子どもに持たせたクレジットカードの引落し口座に振り込めば、海外送金をする必要もありませんね。

※アコムなら「アコムマスターカード」を発行可能

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • カードローンは使いみちが自由なので、もちろん留学資金に利用するのもOK
  • 最短即日融資なので、渡航直前になって急に必要になった費用でも対応可能
  • カードローンが適しているのは「短期」かつ「小口」の資金のみ
  • 借入枠だけを作っておいて、緊急時だけ日本に残る両親に借りてもらうという方法もあり
  • クレジットカード引き落とし口座にカードローンの融資金を入金してもらえば、海外送金も不要

留学した後の返済方法は?

ほとんどの方が成長を実感できる留学生活が終わり、日本へ帰国すると我が家の良さもしみじみ感じるかたも多いようです。
ただし留学資金を「貸与型の奨学金」「教育ローン」「カードローン」などの借入でまかなった方は、返済生活がスタートすることにもなります。
毎月のように口座から返済金が引き落とされると、一気に現実に引き戻される気分になるかもしれませんね。

返済方法は奨学金でも借入でも基本的には毎月の口座振替によって行うことになります。
毎月の返済の他に、年2回のボーナス返済を追加できることも多いです。
なお「返済日」や「繰上げ返済」などの条件は、奨学金や借入先ごとに違いが大きくなっています。
必ず利用申込前にチェックしておくようにしましょう。

また病気や怪我などのやむを得ない理由で返済が厳しくなった場合、奨学金では「返済猶予」を受けられることが多いです。
日本学生支援機構の貸与型奨学金では、最長10年間の返済猶予期間制度があります。

返済が苦しいからといって、だまって延滞してしまうと遅延損害金などのペナルティーが科されてしまいます。
延滞する前に相談することでかならず道は開けるものです。
困った時は遠慮なく借入先に相談するようにしてくださいね。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 借入の返済方法は、毎月の口座振替返済が基本
  • 毎月返済の他に、ボーナス返済を併用できることが多い
  • 返済日や繰り上げ返済などの条件は、借入先ごとに違いが大きいので要チェック
  • 奨学金の返済に困った場合は「返済猶予期間」を利用できる場合がある
  • 返済に行き詰まった時は、延滞する前に借入先に相談することが大切

おすすめのカードローンサービス

おすすめカードローン

緊急事態に対応しやすいのは、即日融資に対応している大手消費者金融のカードローンです。
こちらでは便利&オトクに利用できるカードローンを紹介します。

カードローン名 おすすめPOINT
レイクALSA
  • 初回契約なら200万円までの借入額が30日間無利息
  • 初回契約なら借入額のうち5万円までは180日間無利息

    ※2つの無利息は併用不可

アイフル
  • 初回契約なら金額制限なしで30日間無利息
  • 最短30分審査
  • WEB完結契約&スマホATMを利用可能(セブン銀行ATMでスマホキャッシング)
プロミス
  • 初回契約なら初回借入の翌日から30日間無利息
  • スマホアプリで借り入れできる「アプリローン」を利用可能
  • 最短30分審査

まとめ

こちらの記事では留学費用の準備の仕方について解説しました。
最後にもう一度、大切なポイントを振り返っておきましょう。

  • 定番留学先は「アメリカ」「オーストラリア」「カナダ」の3カ国で、全体の6割を占める
  • 定番留学先への3ヶ月留学総費用の相場は約100万円~150万円
  • 費用の安さだけで留学先を決めるべきではないが、比較的コスパの高い留学先は存在する
  • ワーキングホリデーは協定締結国のみ利用可能な制度で、アメリカ、ロシア、中国などは含まれない
  • 留学とワーキングホリデーとの大きな違いは「対象国」「主目的」「就労の可否」の3つ
  • 「留学で得たいもの」をはっきりさせることが、最適な留学先選びにつながる
  • ワーキングホリデーで準備するべき費用は、現地での生活、就労で稼ぐ金額によって大きく変わってくる
  • 留学費用を準備するには「自分で貯める」「奨学金を利用する」「教育ローンを借りる」などの方法がある
  • カードローンは渡航直前に急に必要になった小口の費用を調達するのに向いている
  • カードローンの借入枠だけを作っておいて、緊急時のお守りがわりに両親に持ってもらっておくのも賢い利用法

これらのことを理解していただくことで、あなたがどのように留学資金を準備するべきかが判断できるようになります。
留学にはどうしても費用がかかるものですが、お金の悩みを抱えたままでは留学にも身が入りませんね。
ぜひ適切な方法で留学資金を準備できるように、こちらの記事を参考にしてみてください。

執筆者情報

執筆者情報 金指歩
  • 金指 歩

法学部政治学科卒業・信託銀行出身のフリーライター。FP3級を大学在学時に取得。不動産会社や証券会社でも勤務経験あり。
カードローンやクレジットカード、資産運用、生命保険・医療保険など、金融系コラム記事を中心に執筆している。

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お金が必要でも、カードローンを適当に選んでしまうのは怖いですよね。

  • 必要なタイミングで融資を受けられなかったらどうしよう
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など、さまざまな不安があるでしょう。

実際、適当に選んでしまうと失敗する可能性があります。 カードローンの特徴は商品によってさまざまで、「全員が満足するカードローン」はないのです。

だからこそ、希望に合った1枚をしっかり選ぶ必要があります。

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