最終更新日: 公開日:2018年10月30日

マイカーローンを金利で選ぶポイントと素敵なマイカーを見つけるヒント

2018年1月より審査が厳格化され、「銀行が扱うカードローン」はすべて即日審査・即日融資ができなくなりました。これに伴い、“正しい情報”への修正を進めておりますが、まだ完全ではありません。もし本記事で「銀行カードローンで即日審査・融資が可能」という内容が含まれていても、2018年1月からは「不可能」です。ご注意ください。

低金利のマイカーローンで新車を購入して喜ぶ男性

「マイカーローンを組んで、欲しかったあの車を買うことに決めた!」
欲しいものを手に入れる決断をする時って、テンションが上がる瞬間だったりしますよね。
とくに車は人生の中でも大きな買い物ですから、期待感もMAXでしょう。

ただしお金のことに関しては、ちょっと冷静になって考える必要があります。
マイカーローンの公式サイトなどを調べてみると…

「銀行マイカーローン」と「ディーラーローン」
「変動金利」と「固定金利」
「割賦返済型」と「残価設定型」

…聞き慣れない言葉もたくさんあって、いったいどのように選んだら良いのかわからなくなってしまいますよね。

そのようにマイカーローン選びに迷っている方なら

  • マイカーローンの金利についてくわしく知りたい
  • 「固定金利」と「変動金利」のどちらを選ぶべきか迷っている
  • マイカーローンのお金の使いみちの範囲を知りたい
  • マイカーローンの提供元ごとの相場やメリット&デメリットを把握したい
  • マイカーローン選びのポイントを知っておきたい
  • 金利を抑えるテクニックがあったら知りたい

といったことを思われるのではないでしょうか。

こちらの記事ではマイカーローンの金利、特徴、メリット&デメリットなどについてくわしく解説します。
どのように選んだら良いのかのポイントもしっかり説明しますから、あなたにピッタリのマイカーローンを見つけられるようになりますよ。
ぜひ最後までお読みいただき、お得なマイカーローンで素敵なマイカーを見つけるヒントをつかんでくださいね。

マイカーローンの金利とは

お札と小銭

マイカーローンは個人向けローンの中では比較的低金利です。
使いみちが自由な「カードローン」「フリーローン」などと比較するとかなりオトクで利用しやすい金利設定と言えるでしょう。
金利が低いほど、同じ金額を借りても毎月の返済が少なくて済むのです。
マイカーローンを上手にオトクに利用するためには、金利は絶対にチェックしたいポイントとなります。

こちらの章ではマイカーローンの金利のしくみや特徴について解説していきます。

金利による利息の計算方法

マイカーローンの返済方式としては「元利均等返済」がもっとも一般的です。
「元利均等返済」というのは毎月の返済額が変わらないのでわかりやすく返済もしやすい特徴があります。

ちなみに元利均等返済方式の計算式は簡単……ではありません。
残念ながら手計算で正確な利息を知るのはかなり難易度が高めです。
金融機関勤務でも、元利均等返済を手計算する人はまずいません。

じつは金融のプロは「金融電卓」という専用の計算機を持っています。
これを使えば一瞬で正確に利息や返済額を知ることができるのです。

また今ではインターネットで返済シミュレーションを誰でも利用できるようになっています。
よほど数学が好きでもない限りは、返済シミュレーションの利用がおすすめです。

どうしても、手計算で利息を知りたい場合は次の計算式でざっくりの利息計算はできます。

借入額×金利(年率)×借入年数×0.55≒総支払利息

※金利や借入期間により式中の乗率(0.55)は変動します
※かなり簡易的な計算です。ご承知おきください

計算式の「0.55」の数値は0.5~0.6程度で幅があるのですが、0.55でもある程度近い利息は出せます。
ただし条件によっては誤差が多めに出るので、正確に知るには返済シミュレーションの利用がベストです。

固定金利と変動金利の仕組み

マイカーローンの金利をいくつか比べてみると「固定金利」と「変動金利」という言葉が目に付きます。
ローンがはじめての方は、ここから迷ってしまうことでしょう。

一般の方が固定金利と変動金利で悩むのは、住宅ローンを除いてはあまり機会がないかもしれません。
あまりなじみがないので「固定金利と変動金利のどちらを選べばよいのかわからない」と思われるのも当然でしょう。

固定金利と変動金利に「明らかな金利差」があれば、多少は選びやすいのですが、実際にはそれほど大きな差がありません。
これではますますどちらを選べばよいかわからなくなりそうです。

固定金利と変動金利の「特徴」「メリット&デメリット」を一覧にまとめましたので、チェックしていきましょう。

固定金利 変動金利
特徴
  • 契約期間中は原則として金利は変わりません

※金利情勢が激変した場合は見直しされる場合があります

  • 金利情勢に合わせて定期的に金利の見直しが行われます
メリット
  • 完済までは原則として金利が上がる心配が不要です
  • 原則として融資実行時に完済までの返済金額が確定します
  • 固定金利よりも少しだけ低金利の設定です
  • 基準金利が下がれば適用金利も下がります
デメリット
  • 変動金利よりやや高めの金利設定です
  • 基準金利が下がっても適用金利は下がりません
  • 基準金利が上がれば適用金利も上がります
  • 金利が変更になった場合、返済額が見直されます

固定金利の特徴&メリット&デメリット

「固定金利」はその名の通り、金利が固定されています。
固定金利は原則として融資実行から完済するまで金利が途中で変わらないのです。

※金利情勢が大幅に変動した場合は例外的に変更になる可能性はあります

返済期間中は金利が変わりませんから、返済額が途中で変わることもありません。
金利の心配をせずに、計画的に返済できるのが固定金利の最大のメリットです。

しかし固定金利にもデメリットはあります。
それは固定金利だと「変動金利よりも多少金利が高め」であることです。

(※同じ金融機関の固定&変動金利を比べた場合)

これは「金利が変わらない安心感」と引き換えに、多少高めの金利になっていると言えます。
固定金利には「固定代」が金利に含まれていると言えばわかりやすいかもしれません。

ただし金融機関が変われば固定金利なのに変動金利より低金利ということはありえます

変動金利の特徴&メリット&デメリット

「変動金利」は文字どおり、金利が変動することを表しています。
金融機関の「基準金利」が変更になると、連動して変動金利のマイカーローン金利も見直されます。
ちなみに「基準金利」というのは金融機関ごとに決められているものです。
銀行では「短期プライムレート」に連動することが多いです。

※短期プライムレートは通称「短プラ」と呼ばれ、その銀行の「最優遇貸出金利」のことです。

近年の「短期プライムレート」は「超低金利時代」のため、ほとんど動きがない状態が長く続いています。
そのため変動金利といいながらも、実際にはほとんど「変動しない金利」になっているのです。

金利情勢が大きく変化する時代ですと、変動金利のメリット&デメリットがはっきりしてきます。
しかし超低金利で安定している現状では、それほど気にする必要はないと言えるでしょう。

結局どちらを選べば正解か

「固定金利と変動金利の特徴はわかったけど、結局どちらが良いのかピンとこない」
「金融のプロから見たおすすめをズバリ教えてほしい」
そういった声も聞こえてきそうです。

FPの視点からみると現状では「どちらでもOK」というのが正直な答えになります。
「答えになってない」と怒られてしまいそうですが「どちらでもOK」というのは以下のような理由があります。

  • 固定金利と変動金利に決定的と言えるほどの金利差がない
  • 金利情勢は現状でこれ以上は下げ余地がないほどに超低金利(固定金利を選んでも損はしない)
  • 低金利情勢で安定していて、今後数年程度での大幅上昇は考えにくい(変動金利を選んでもさほど心配ない)

もちろん金利情勢については確定的なことは言えません。
今後金利が大きく上昇する可能性も0と断言まではできないのです。
しかし数年程度で急激に金利情勢が激変すると予想する専門家の意見はほとんど見当たりません。

それでもあえてどちらかを選択するならば

  • どうしても金利が上がる心配をしたくないなら固定金利
  • 少しでも低金利を追求したいなら変動金利

ということになるでしょう。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • マイカーローンは全体的に金利が低めの設定。
  • マイカーローンでは元利均等返済方式が主流
  • 利息計算は返済シミュレーションの利用が簡単&正確でおすすめ
  • 固定金利と変動金利では現状ではどちらを選択しても大きな違いはない

マイカーローンの対象

新車や中古車もマイカーローンの対象になるのか疑問の男性

マイカーローンは、具体的にはどこまでの使いみちに使えるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
こちらではマイカーローンでのお金の使いみちについて解説していきます。

新車だけでなく中古車も対象

マイカーローンというと、なんとなく新車を購入する際に利用するイメージが強いかもしれません。
しかしほとんどのマイカーローンでは、中古車購入資金としても利用可能です。
日本は世界的に見ても中古車価格が非常に低くなっていますし、状態の良い中古車がたくさん流通しているのもナイスですよね。
マイカーローンを利用できれば、あこがれの存在だった高級車にも中古車なら手が届くかもしれません。

ただしマイカーローンには「最低申込金額」が設定されているので、低価格な中古車の購入を検討されている場合は申込できない場合もあります。
金融機関ごとに最低申込金額はかなりバラツキがあるので、申込条件を満たしているかの確認は最初にしておきましょう。

バイクや船舶、除雪機など

「マイカーローン」の名前から、使いみちは自動車に限られているような気がしませんか?
じつはオートバイに利用できるのはもちろん、船舶、水上バイク、除雪機、耕運機などまで利用できる商品も結構あります。
農村地域ですと「新車を買った」というとピカピカのトラクターだったりもしますので、イメージしやすいかもしれないですね。

「なおどのような乗り物に利用できるかは、やはり金融機関ごとにだいぶ差があります。
なかにはこんなものにまで利用できるのかと、驚いてしまいそうなマイカーローンもありますよ。

免許取得や車検など購入以外にも幅広く使える商品も

さらにマイカーローンでは「購入資金」以外にも利用できる商品が数多く存在します。
「運転免許の取得費用」「車検費用」は大きな出費になりがちですが、かなりのマイカーローンが対応しています。
また一般的なマイカーローンですと「ディーラーオプション」「メーカーオプション」など見積もりに含まれている費用まで対応可能なことが多いです。

ちなみに「車に関係する費用ならなんでもOK」というマイカーローンも存在します。
後付のドライブ・レコーダーや、ドレスアップのパーツでも利用可能なのです。
こういった自由度の高いマイカーローンは「フリーローン」や「カードローン」の派生商品であるのが特徴と言えます。
なお金利は高めの設定になっているので注意しましょう。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • マイカーローンは中古車でも利用可能
  • 自動車に限らず、バイク・船舶・除雪機などにまで利用できることが多い
  • 車両購入だけでなく、免許取得や車検費用にも対応
  • 自動車関連なら資金使途フリーのマイカーローンもあるが、金利設定は高め

提供元による相場・メリットとデメリット

メリットで喜ぶ男性とデメリットで悲しむ男性

様々な提供元のあるマイカーローンですが、それぞれの金利相場は気になる方も多いかもしれません。
最初にローンの提供元による相場を簡単に比較しておきましょう

マイカーローン提供元 金利の相場
銀行マイカーローン 1%~4%
ディーラーローン 3%~8%
信販系マイカーローン 2%~9%

※ネット銀行のマイカーローンは、銀行ごとにかなり金利のバラツキがあります

一般的な相場では銀行マイカーローンが低金利傾向です。
また一部の信販系マイカーローンは銀行に負けない金利のところもあります。

これに対しディーラーローンは、通常金利では銀行マイカーローンよりも高金利傾向です。
ただしディーラーローンでは「特別低金利キャンペーン」が頻繁に行われています。
場合によっては銀行マイカーローンを下回る金利となる場合すらあるのです。
一般的な相場だけを見るのではなく、あなたが購入を検討している車種で個別に最新の金利をチェックするようにしましょう。

借入金額により相場は異なる場合も

金融機関のマイカーローンでは、借入金額によって金利が変わる場合があります。
2~3段階程度にわかれていることが多いですが、基本的に大きな金額を借りるほど金利が低くなるのです。

例えば三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」では以下のような段階金利となっています

借入金額 適用金利(変動金利)
500万円超 年1.720%
200万円超~500万円以下 年2.500%
200万円以下 年2.975%

※2018年9月現在

「横浜銀行マイカーローン」では「特別金利キャンペーン時のみ」2段階金利となっています

※通常期は審査により金利を決定

借入金額 適用金利(変動金利) 特別金利キャンペーン
500万円超 年2.1%~2.8% 年1.3%
500万円以下 年2.1%

※特別金利キャンペーンは平成30年10月31日まで

金利を下げるためだけに無理に高額の借入をする必要はありません。
ただし「あと数万円で金利が下がる」といった場合は、すこし考えてみたほうが良いでしょう。
ちょっとしたオプション装備を追加して適用金利を下げたほうが、かえってお得になる場合もあります。

JAや各銀行、労金など金融機関のローン

金融機関のローンの相場は比較的はっきりしていて、おおむね実質年率1.0%~3.0%の範囲に収まります。
公式サイトに大きく金利が表示されていることがほとんどですから、金利を調べるのも簡単です。
また一部の例外をのぞけば、全店舗で共通の金利が適用されます。
じつはディーラーローンでは「店舗に実際に申込してみない金利がわからない」ことも結構あるのです
金融機関の金利のわかりやすさは利用しやすさにもつながります。

金融機関のメリット&デメリットもこちらで確認しておきましょう

メリット デメリット
基本的に低金利 ディーラーとは別に借入手続きをする必要がある
利用条件や返済条件などがはっきりとしている ディーラーローンよりは審査ハードルがやや高め
最初から車の所有権があるので、カスタマイズや売却などの自由度が高い 残価設定型の選択はできない
借り換えや繰り上げ返済なども比較的利用しやすい

このように借入手続の面倒さや、審査のハードルの高さ以外に大きなデメリットはありません。
なお審査時間の長さをデメリットに上げるネット情報もありますが、最近のマイカーローンでは翌営業日回答など審査スピードがアップしてきています。
よほどディーラーでギリギリの交渉をしているのではなければ、それほど審査時間を気にする必要はないでしょう。
とくに新車であれば納車待ちの期間のほうが心配だったりしますよね。

ディーラーローン

ディーラーローンの相場は、正直なところ比較が難しい面があります。
基準金利をわかりやすく公表しているところが少ないですし、さらに車種ごとに金利が異なることもあるからです。
また店舗ごとの裁量に任せている部分もあり、同じメーカー&販売系列でも店舗ごとに金利が違うこともあります。
さらには期間限定のキャンペーン金利を取り扱う場合もあるのです。

そのような中、大手自動車メーカーディーラーではホンダが一律金利を公表しています。
ホンダのディーラーローンは他社よりも比較的低金利ですから、自信の現れということかもしれませんね。

参考までに最新のディーラーローン金利の調査結果を紹介しておきましょう。

自動車メーカー 販売系列 返済プラン(名称) 実質年率
トヨタ 東京トヨペット 残価設定型プラン 年5.50%
通常割賦プラン 年8.0%
日産 日産プリンス東京 全プラン共通 平均年6.0%
ホンダ 全販売店共通 残価設定型(残クレ) 年1.9%
通常割賦型(クレジット) 年3.5%
マツダ 全販売店共通 残価設定型(マツダスカイプラン) 年2.99%

※2018年9月現在調査結果

傾向としては同じ販売系列でも「残価設定型」の金利が低く抑えられている事がわかります。
また自動車メーカー最大手のトヨタは、かなり強気の金利設定と言えそうですね。

日産プリンス東京では、店舗ごとに金利が異なることを公式サイトで明言しています。
参考値として「平均するとおよそ年6%」の金利であることを公表しています。

残価設定ローン

最近どこのディーラーでも見かけるようになっているのが「残価設定ローン」です。
3年もしくは5年後の車の価値を計算し、その金額を引いた分だけローンで支払えばよいという仕組みです。
(3年後の残価はおおむね40%~50%で、人気車種ほど残価が高い傾向)
車両価格全額を対象にローンを組んだ場合より、毎月の負担額が少なくできるのが大きなメリットと言えます。

ちなみに残価設定ローンで契約期限になった時は

  • 車を返却
  • 残価を支払って買い取り(新たにローンを組める場合もあり)
  • 同じディーラーで別の新車に買い換え

といった選択肢があります。

  • 「こどもが卒園して幼稚園の送迎が無くなったのでもう車は返却したい」
  • 「乗ってみたらとても気に入ったのでそのまま乗りたい」
  • 「新型が出たので乗り換えたい」

といった様々なケースに柔軟に対応できるのが魅力ですね。

また残価設定ローンは、ディーラー同士の競争が激しいこともあり、競合が多い売れ筋の車種では特別低金利が設定されることが多いのも見逃せません。

ただし残価設定ローンはメリットばかりというわけではありません。
いくつか注意深く検討するべきデメリットも存在します。
以下に残価設定ローンのメリットとデメリットをまとめましたのでチェックしてみてください。

メリット デメリット
通常割賦型よりも毎月の負担額を少なくできる 最終的に自分の所有にするには残価部分の支払が必要
売れ筋車種に特別低金利が設定されやすい 傷や走行距離によってマイナス査定される場合がある
契約期限が到来した時に買い替えや買い取りなどを選択できる 純正オプション以外の装備が認められない場合もある
ディーラーが買取保証をしてくれる 繰上げ返済に制限がある場合がある(手数料があいまい)

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 銀行マイカーローンは低金利傾向
  • 金融機関のマイカーローンでは借入金額ごとの段階金利が設定されていることも多い
  • ディーラーローンの相場比較は、キャンペーン金利もチェックする必要あり
  • 残価設定ローンは通常の割賦型よりも低めの金利が設定されている
  • 売れ筋車種の残価設定ローンには特別低金利が設定されやすい

マイカーローンを選ぶ際のポイントまとめ

マイカーローンを選ぶ際のポイントまとめについて語る男性

マイカーローンに様々な種類があるため、どのマイカーローンを選んだら良いか迷ってしまうかもしれません。
そこでこちらではまず「金融機関のマイカーローン」と「ディーラーローン」の大きく2つに分けて比較してみましょう。
こちらの表をチェックすることで、あなたがどちらのローンに向いているのか判断しやすくなります。

向いている人 向いてない人
金融機関のマイカーローン
(銀行・JA・信用金庫・ネット銀行・損保会社など)
  • 最初から自分名義で車を所有したい人
  • できる限り低金利で利用したい人
  • 中古車を低金利ローンで購入したい人
  • 利用&返済条件をしっかり把握したい人
  • 審査に自信がないが、できる限り審査通過を優先したい人
  • ディーラー以外での手続が面倒な人
  • 残価設定型で毎月の負担を抑えたい人
ディーラーローン
  • ディーラーだけでローンの手続も完結したい人
  • 残価設定型で毎月の負担を軽減したい人
  • 金利よりも審査の通過を優先したい人
  • ディーラーに所有権が残るのが気になる人
  • 査定を気にせず気ままに乗りたい人
  • 繰り上げ返済を自由に行いたい人(ホンダをのぞく)

金融機関のマイカーローン、ディーラーローンのどちらにもメリット・デメリットは存在します。
そのためすべての人におすすめの完璧なマイカーローンは存在しません。

あなたが一番求めていることを実現できるローンを選ぶことが大切です。
ぜひ上記の表を参考に、あなたに適したローンを選択するようにしてください。

本当に銀行マイカーローンの審査基準は厳しいのか

銀行のマイカーローンは、基本的に低金利設定ですので人気があります。
ただし「銀行だから審査が厳しそう」「銀行は敷居が高そうで利用しにくい」と感じる方も多いようです。
「銀行は審査が厳しいのがデメリット」というネット情報もたくさん見かけますね。

じっさいのところ、銀行の審査基準は厳しいものなのでしょうか
FPの立場でわかりやすく結論をまとめると以下のようになります。

  • 銀行のマイカーローン審査は「厳しい」というよりも「甘いとまでは言えない」程度
  • 銀行マイカーローンの審査は保証会社による保証審査がメイン
  • インターネットで手軽に申込できるので、敷居の高さはほとんど感じない

審査が厳しいイメージが根強いかもしれませんが、実感としてはそれほど「厳しい」とまでは言えないものです。
「安定した収入」「無理のない返済額」「信用情報がクリーン」であれば問題なく審査通過できる可能性は高くなります。

もちろん他業種のマイカーローンに比べれば、審査のハードルがやや高めとは言えるでしょう。
ただしFP目線としては「厳しい」という言葉はしっくりこないかなというのが正直なところです。
審査結果も最短翌営業日回答の銀行もあり、以前よりも非常にスピード感があります。
キャンセルも車種の変更もできますから、まずは銀行マイカーローンの審査を受けてみるのもおすすめです。

金利以外のコストをチェック

マイカーローンでは、金利以外のコストにも注意を向ける必要があります。
特に気をつけたいのが保証会社へ支払う保証料の有無です。

最近のマイカーローンは保証料が金利に含まれるか、もしくは金融機関負担の扱いが主流となってはいます。
しかし一部のJAバンクや信用金庫さらにディーラーローンなどで、保証料別途扱いの場合もあるのです。

保証料が別途必要な場合、金利に保証料をプラスして比較する必要があります。
たとえば1%近い保証料率の場合ですと、いくら金利が低くてもお得感がだいぶ薄れてしまいますね。
申込前には必ず保証料の扱いについて確認するようにしましょう。

保証料を含め、確認しておきたいコストは以下のものがあります。

  • 保証料
  • 取扱手数料
  • 繰上返済手数料

取扱手数料は無料~5,000円程度と幅があります。
繰り上げ返済手数料も無料~5,000円程度が多いですが、不明瞭なディーラーローンもあるので要注意です。

(※繰り上げ返済が認められないローンもあります)

見逃せないディーラーローンの特別キャンペーン金利

ディーラーローンでは、特定車種の販売促進のために極端なキャンペーン金利が期間限定で適用される場合があります。
通常金利では銀行などのマイカーローンとは勝負になりませんが、キャンペーン金利だと銀行を下回るような破格の金利となる場合があるのです。

参考までに2018年9月現在実施中のキャンペーンをチェックしてみましょう

メーカー キャンペーン名称 実質年率 備考
トヨタ 新型クラウン特別金利 年3.9% 残価設定型限定
日産 4車種限定特別低金利 年1.9% エルグランドキューブ・マーチ・ジューク限定・残価設定型
メルセデス 特別低金利キャンペーン 年1.5%(2~3年) ヤナセ取扱
年2.9%(4~5年)
BMW 限定特別低金利ローン 年1.99% 5シリーズ限定金利

主要メーカーのキャンペーンでは、主力車種がキャンペーン対象になることが多いことがうかがえますね。
お気に入りの車種がキャンペーン金利対象なら、利用を検討する価値は十分にあります。

各社で異なる返済方法や条件

金融機関のマイカーローンは比較的返済条件がオープンでわかりやすく説明されています。
しかしディーラーローンの中には返済条件が公式サイトに明示されていないところも多いのです。
とくにディーラーローン特有の「残価設定型」は返済方法などそれぞれ異なり、注意が必要となります。

申込する前に確認しておきたい返済条件には次のような項目があります。

  • ボーナス月加算の割合
  • 口座引落返済に指定できる金融機関
  • 返済終了時の再ローン条件

    (※残価分を再ローンで支払う場合)

  • 完済時の所有者名義変更手続
  • 新車・中古車もしくは車種による返済条件の違い

なお残価設定型ローンでは基本的にどのディーラーでも3年・4年・5年の期限が基本です。
そのため支払回数としては36回・48回・60回から選択するパターンが主流となっています。

一度契約してしまうと、後からの変更や見直しはできない項目も多いです。
不明点や疑問点は申込前にしっかりと解消するようにしましょう。

繰り上げ返済ができるか

繰り上げ返済については「一括繰り上げ返済」は、原則としてどのディーラーでも行うことができます。
ただし繰り上げ返済の手数料については公式サイトに明記していないディーラーが多いのです。

これは各ディーラーが、ローン販売によるキックバック報酬を受けていることなどに起因する可能性が大きいでしょう。
実際に繰り上げ返済をしようとしたら、なぜか残金より多額の精算代金を請求されたという話も見受けられます。
これには内部的なキックバック報酬の払い戻しなど、ちょっと複雑な要素が絡んでいたりするわけです。

繰り上げ返済の取扱はディーラー系列や店舗ごとに取り扱いが異なることもあり、謎のベールに包まれています。
ディーラーローンを契約する際には、必ず繰り上げ返済時の取扱をはっきりしておくようにしましょう。
担当者もあいまいな返答をする可能性がありますが、きちんと説明を受けておかないと後で苦労することになりかねません。

なお「Honda四輪新車クレジット」は一部繰り上げ返済も、早期一括返済も手数料がかかりません。
2014年以降から繰り上げ返済を自由&無料化となっています。
古い慣習の残るディーラーローンですが、今後はホンダのようにわかりやすく利用しやすいローンが増えてくるのかもしれませんね。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • 完璧なマイカーローンは存在しないため、あなたの求めるものを満たすローンを選択するのが大切
  • 銀行マイカーローンの審査は「厳しい」とまでは言えず、ネット申込みなら敷居の高さも感じない
  • 金利以外の「保証料」「取扱手数料」「繰り上げ返済手数料」は要確認
  • ディーラーの特別金利キャンペーンは破格の低金利の場合があるのでチェックしておきたい
  • ディーラーローンは各社で返済条件などが異なるため、申込前に確認が必要
  • 繰り上げ返済はディーラーローンではとくに注意して確認しておきたいポイント

金利を抑えるテクニック【上級編】

マイカーローンの金利は交渉やテクニックでさらにオトクになる場合があります。
こちらではちょっぴり上級編ではありますが、金利を抑えるテクニックを解説していきます。

ディーラーローンの金利は交渉の余地あり

車の価格については「交渉するのが当たり前」と感じる方も多いのではないでしょうか。
決算期で高価格な車種だと40万円~50万円もの値引きが行われることも決して珍しい話ではありません。

ところがディーラーローンの金利については交渉する方が一気に少なくなります。
ディーラーで金利を○%割り引いてもらったという話も、あまり表に出てこないように感じられますね。

なんとなく決められた金利があって、その金利は変えられないものと思うのも無理なからぬところかもしれません。
実際にディーラーに提示された金利でハンコを押す方が多いのです。

しかし実のところディーラーローンの金利は、ある程度店舗の裁量で決められることが多くなっています。
ぎりぎりの交渉になってくると、ディーラー側から金利下げを提案されることもあるのです。
担当者が電卓を叩いて「実質これだけ値下げと同じですよ」と耳うちされて成約、なんてこともありますね。

ただしローン金利の引下げはディーラーの奥の手ですから、そう簡単に引き出せません。
価格引下げ&オプションサービスの限界を極めた後の切り札的存在と言えるでしょう。
「この場でハンコ押していただければこの場限りで金利は勉強させていただきます」といったタフな交渉が予想されます。

しかし金利下げは実質数万円以上の値引きに匹敵する場合も多いので、ダメ元でも交渉してみる価値はあるでしょう。

給与振込指定や住宅ローン利用など、条件を絞ったローン

金融機関のマイカーローンでは、給与振込指定や住宅ローン利用などで金利優遇を受けられることが多いです。
給与振込を指定するだけで、基準金利よりも0.3%~0.5%引下げになるので、ぜひ利用を検討したいですね。
現在給与振込を受けている金融機関なら手間がかかりません。
なお勤務先がOKしてくれれば給与振込先を変更して金利優遇を受けることも可能です。

ただし給与振込先を変更するとあわせてクレジットカードや公共料金などの変更も必要になってきます。
給与振込先変更をともなう場合は手間と金利優遇のメリットを見比べて判断することになるでしょう。

住宅ローンをマイカーローンのために借りるというのは現実的ではありませんね。
しかし既に住宅ローンを利用している金融機関なら、マイカーローンも相談しやすいでしょう。
また住宅ローンとマイカーローンが同じ金融機関だと返済管理も楽なのでおすすめですよ。

所有権によっては借り換えも検討できる

すでにマイカーローンを借りて返済しているけれども金利が高いというような場合、もっと金利の低いローンを選べばよかったと後悔することがあるかもしれません。
しかしそんな場合でもあきらめるには速い場合があります。

車の所有権が本人にあるのであれば、マイカーローンの借り換えも可能になってくるからです。
ディーラーローンでは原則としてローンを完済するまでは所有権がディーラーに残ります。
これ対し銀行マイカーローンなど、ディーラーローン以外では車の所有権は最初から購入者本人になることが多いのです。

所有権がディーラーに残っている状態では借り換えは難しいのですが、本人にあれば問題なく借り換えの申込ができます。

(※借り換えの審査はあります)

支払利息のみにとらわれず、無理ない返済プランを

マイカーローンに限った話ではありませんが、ローンは早期に返済すれば支払利息を低く抑えることができます。
早期に返済するには「毎月の返済額を増やす」「ボーナス併用返済額を増やす」方法がありますね。
実際に返済シミュレーションをしてみると、支払利息の額が変わることが実感できます。

ただしあまり無理をした返済計画は、後で苦労することになりかねません。
マイカーローンは一度決めた返済額は、後から変更することは基本的に不可と考えてください。

とくにボーナス返済分を増やしすぎるのはかなりリスクが大きいです。
超優良企業ならともかく、今後も同じようにボーナスが支給されるとは限りません。

「ボーナスが0だったから」「給料が下がったから」と行った理由で、返済額を減らすことはできないのです。
友達から借りた場合は「ごめんね」で済むかもしれませんが、金融機関から借りたお金ではそういう甘えは許されません。

そうしたリスクを考えると、万が一の不測の事態があっても大きな問題なく返済できる程度の余裕は見ておく必要があります。
あまりにギリギリの返済計画を立ててしまうと、あっけなく返済計画が崩れてしまうことはよくあるのです。

★忙しい方のための瞬速まとめ

  • ディーラーローンの金利は、店舗の裁量で下げられる場合がある
  • 金融機関のマイカーローンは給与振込指定や住宅ローン利用で金利優遇を受けられることが多い
  • 所有権が本人にあるマイカーローンなら、低金利なローンへの借り換えも検討可能
  • 支払利息を抑えたいがために、あまり無理した返済計画は立てないほうが良い

徹底比較!低金利マイカーローンランキング

低金利マイカーローンランキング

こちらでは低金利かつ利用しやすいマイカーローンのTOP3を紹介します
せっかく低金利でも、利用しにくかったり、気になるポイントがあったりしてはおすすめできません。
FP目線で厳選したマイカーローンランキングをぜひ参考にしてみてくださいね。

マイカーローン名称 実質年率 FPのイチオシPOINT!
1位 横浜銀行
「横浜銀行マイカーローン」
1.3%~2.1% 申込金額にかかわらず低金利!
エリア内在住ならぜひ!
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まとめ

こちらの記事ではマイカーローンについて解説しました。
最後にもう一度大切なポイントを振り返っておきましょう。

  • マイカーローンの固定金利と変動金利はどちらを選んでもそれほど大きな違いはない
  • マイカーローンは中古車、バイク、船舶、除雪機などにも利用可能
  • 銀行マイカーローンは比較的金利が低めの設定
  • 金融機関のマイカーローンは借入金額によって段階的に金利が変わることが多い
  • ディーラーローンの金利は、特別低金利キャンペーンなども含めて比べる必要がある
  • 残価設定ローンは、毎月の返済額が抑えられるのが魅力
  • ディーラーローンは金利交渉できる場合がある

公式サイトを見比べても迷いやすいマイカーローンですが、こちらの記事をお読みいただいたことで大分イメージをつかめたのではないでしょうか。
かなり大きな買い物になりますから、マイカーローン選びは慎重に行う必要があります。
ぜひこちらの記事を参考にしていただき、最適なマイカーローンも見つけるようにしてください。

融資スピード?無利息?
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お金が必要でも、カードローンを適当に選んでしまうのは怖いですよね。

  • 必要なタイミングで融資を受けられなかったらどうしよう
  • 思ったよりも利息が多くなって返せなくなったらどうしよう

など、さまざまな不安があるでしょう。

実際、適当に選んでしまうと失敗する可能性があります。 カードローンの特徴は商品によってさまざまで、「全員が満足するカードローン」はないのです。

だからこそ、希望に合った1枚をしっかり選ぶ必要があります。

後悔しないためにも、不安な方は一度≪検索≫することをオススメします。

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執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

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