最終更新日:公開日:2016年10月19日

ゆうちょ銀行カードローンについてFPが紹介 メリットから弱みまで詳細解説!

2018年1月より審査が厳格化され、「銀行が扱うカードローン」はすべて即日審査・即日融資ができなくなりました。これに伴い、“正しい情報”への修正を進めておりますが、まだ完全ではありません。もし本記事で「銀行カードローンで即日審査・融資が可能」という内容が含まれていても、2018年1月からは「不可能」です。ご注意ください。

「ゆうちょ銀行でカードローンの案内を受けたけど、よい商品なのか分からない」「ゆうちょ銀行のカードローンなら安心して利用できるかな?」など、ゆうちょ銀行が直接取り扱うカードローンについては、あまり知られていないだけに疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ゆうちょ銀行が取り扱うカードローンは、「したく」というサービス名で展開されています。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、どのような商品なのでしょうか。
ここでは、ゆうちょ銀行カードローン「したく」について、詳しく解説します。

ゆうちょ銀行カードローン

ゆうちょ銀行カードローンはどんなローン?

ゆうちょ銀行は、2005年に公布された「郵政民営化法」によって国営だった郵便貯金が民営化し、名称が改められた銀行です。

ゆうちょ銀行は2007年に発足し、日本郵政公社から一部の事業を引き継いで営業を開始しました。
国内で最も大きな預金残高を持ち、日本最大の金融機関となっています。

そんなゆうちょ銀行が直接取り扱う、ゆうちょ銀行カードローンしたくは、スルガ銀行のローン契約を媒介するかたちで提供されているカードローンです。
したがって、契約自体はスルガ銀行との契約になりますので、あらかじめ注意しておきましょう。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの特徴は下記のとおりです。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの特徴

ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、大変残念ながら2018年10月31日(水)受付分で新規申込終了となります。
その理由はゆうちょ銀行カードローン「したく」がスルガ銀行の商品であることにあるのです。

じつはゆうちょ銀行の個人向けローンは、スルガ銀行の商品を媒介しているにすぎません。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、スルガ銀行には2018年10月に金融庁から行政処分が下されています。
それを受けてゆうちょ銀行としても、これ以上スルガ銀行の商品販売は継続できないとの判断となったわけです。

すでに契約中の方は今後もそのまま利用可能

現在ゆうちょ銀行カードローンを利用中のかたは、今後は使えなくなってしまうのか心配になるかもしれませんね。
しかし今回は新規受付を終了するのみで、すでに契約されているカードローンは継続して利用することができます。

なおスルガ銀行には一部業務停止命令がなされていますが、投資用不動産向け融資だけが停止となっています。
カードローンを含むその他の銀行業務は通常通りとなっていますので、ひとまず安心して利用できそうですね。

ゆうちょ銀行と普通の銀行のサービス内容で違いはある?

前項でも解説したとおり、ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、実質的にはスルガ銀行のカードローンです。
そのため、基本的なサービスでは一般的な銀行カードローンと同じような特徴を持っています。
とくにスルガ銀行直営のカードローンとは多くの共通点が見つかるのです。

ただし、スルガ銀行直営のカードローンとは、いくつか異なる点もあります。
主な違いをまとめると以下のようになります。

ゆうちょ銀行
カードローン「したく」
スルガ銀行
カードローン
FPのひとくちメモ
利用限度額 10万円~500万円 10万~800万円 上限額がスルガ銀行カードローンのほうが少し高め
利率 7.0%~14.9% 3.9~14.9% スルガ銀行の下限金利が低いのは利用上限額が高いため
返済方法
  • 専用カード入金
  • 専用カード入金
  • スルガ銀行口座からの自動引き落とし返済も可能
  • 振込
ゆうちょ銀行「したく」は口座振替返済不可
キャッシング手数料
0円のATM
平日7:00~18:00
土曜日9:00~14:00

※土曜日は祝日を除く

  • スルガ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • コンビニATM(セブン銀行、イーネット)
  • イオン銀行
  • タウンネットワークサービス
利用可能なATMはどちらも共通
キャッシングは時間内取引のみ利用手数料0円
保証会社
  • SDP(株)

    ※スルガ銀行グループ

  • スルガ・キャピタル(株)

    ※スルガ銀行グループ

  • (株)オリエントコーポレーション
保証会社がそれぞれ異なり、またスルガ銀行カードローンは2社のいずれかが指定される
その他 ガン保証特約付き スルガ銀行のガン保証特約付きは他に類を見ない

上記の表の中では「利用限度額」および「利率」が気になるかもしれませんね。
しかしこの違いが関係するのは、ほんの一握りの方だけです。
100万円以上のカードローン契約というのは、一般的に見ても非常に少なくなっています。

またスルガ銀行の下限金利が低く見えるのは、利用限度額の上限が高めに設定されていることによります。
3.90%が適用されるのは、ごくごく一部の方のみなのです。

それよりもFP目線で気になるのは「返済方法」についてです。
スルガ銀行では口座振替返済を利用可能ですが、ゆうちょ銀行では専用カードでのATM返済しか利用できません。
毎月20日から翌月1日までの間に、忘れずに返済手続をしなければならないということになります。

ゆうちょ銀行カードローンの返済方法は、ちょっと不便に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

資金用途も自由

ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、一般的なカードローンと同じく、お金の使いみちに制限はありません。

(1)金利7.0%~14.9%の固定金利
(2)限度額は500万円(初回利用時は300万円まで)
(3)口座開設不要で利用可能
(4)毎月の最低返済額が3,000円からなので返済しやすい
(5)利用明細書を発行しないプランを選択可能
(6)満20歳以上、満70歳以下の安定した収入のある方なら申し込み可能、76歳まで利用できる

それぞれ簡単に解説します。

(1)金利7.0%~14.9%

ゆうちょ銀行カードローンしたくの金利は7.0%~14.9%です。
この水準は消費者金融カードローンよりも低く、利息を節約することができます。

ただし、銀行が取り扱うカードローンの中では少し高めの水準となっていますので、その他のポイントを比較して選択するといいでしょう。

(2)融資限度額は500万円(初回利用時は300万円まで)

ゆうちょ銀行カードローンの融資限度額は500万円までとなっています。
初回利用時は300万円までと制限されていますので、使い過ぎることがありません。

融資限度額500万円という水準は、銀行カードローン全体では若干低めです。
しかし、実際のところ融資限度額が利用者に影響するケースは非常に少ないのです、

どういうことかというと、融資限度額自体と、個々に設定される限度額は、比例しないのです。
さらに、最大融資額である500万円を借入するには、それ相応の返済能力が必要です。

銀行が取り扱うカードローンは総量規制の対象ではありませんが、返済能力を著しく超えた融資を行うことはありません。

したがって、大半のケースでは、返済能力として問題ないとされる「年収の3分の1」までを限度に、個々の限度額が設定されます。

これを踏まえて、ゆうちょ銀行カードローンしたくの融資限度額である500万円を借入しようとした場合、500万円の3倍、すなわち年収1500万円前後のステータスが必要と考えられるのです。

カードローン利用者のほとんどは、100万円以内の少額利用者ですから、融資限度額が利用者に影響するケースは極めて少ないといってもいいでしょう。

つまり、融資限度額が他社に比べて少し低めの500万円であっても、まずデメリットになりません。
融資限度額よりも、その他のポイントを比較するといいでしょう。

(3)口座開設不要で利用可能

ゆうちょ銀行カードローンしたくは、口座開設不要で利用することができます。
銀行カードローンの場合、口座開設を必須としているケースが多く、通常のカードローン契約とは別に口座を開設する手間がかかってしまうこともあります。

ゆうちょ銀行カードローンしたくでは銀行口座を開設することなく契約できますので、簡単かつスムーズに手続きを完了させられるでしょう。

(4)毎月の最低返済額が3,000円からなので返済しやすい

ゆうちょ銀行カードローンしたくの最低返済金額は、月々3,000円からとなります。この水準は銀行カードローン全体の中でも低く、負担の少ないカードローンだといえるでしょう。

返済金額が少ないことで得られる大きなメリットは、「返済を自由に計画できること」です。

例えば、最低返済額が月10,000円のカードローンを利用した場合、いくら生活が厳しくても10,000円以上を返済しなければ、滞納扱いとなってしまいます。

対して、ゆうちょ銀行カードローンしたくでは、経済的に厳しい月は3,000円、余裕のある月には15,000円、というように、ご自身のライフスタイルに合わせて返済計画を決定することができるのです。

このサービスは、「子供がまだ小さいからゆっくり返済したい」という方や、「収入が安定していないので、毎月同金額の返済が難しい」という方にとっては非常にありがたいサービスだといえるでしょう。

ただし、毎月の最低返済額は残高に比例して大きくなりますので、借り過ぎには注意しましょう。

(5)利用明細書を発行しないプランを選択可能

カードローンはその性質上、「周囲の人に知られることなく利用したい」という人も非常に多いサービスです。

その場合に、非常にネックとなりやすいのが「利用明細書」です。
カードローンの利用明細書は、残高や次回の返済額などが記載されていますので、誰かに見られてしまった場合、カードローンの利用事実が知られてしまいます。

ゆうちょ銀行カードローンしたくでは、利用明細書を発行しないプランを任意で選択することができます。
「周囲にバレると困る」という方でも利用しやすいカードローンだといえるでしょう。

(6)20歳以上、70歳以下の安定した収入のある方なら申し込み可能、76歳まで利用できる

ゆうちょ銀行カードローンしたくの申し込み可能年齢は、「20歳~70歳」となっています。
70歳まで申し込みが可能な商品は銀行カードローン全体でも少なく、この点はゆうちょ銀行カードローンしたくの大きなメリットだといえるでしょう。

このように、ゆうちょ銀行カードローンしたくにはさまざまな特徴があります。
しかし、カードローンの利用を検討中の方からすれば、「ゆうちょ銀行には安心感はあるけれど、実際、大手銀行カードローンのサービスと比べたらどちらがお得なのか」と、他行との比較が気になるのも無理はありません。

そこで次に、大手銀行カードローンとゆうちょ銀行カードローンしたくを徹底的に比較します。

大手銀行カードローンとの違いを徹底比較

銀行カードローンを選択する際に必ず避けては通れないのが「他社との比較」です。
しかし、銀行カードローンにはそれぞれ違った用語やサービスが多く、一概に比較するといっても、簡単にできるものではありません。

比較するには多くの情報を集める必要があり、初心者であるほど情報収集に手間取ってしまう可能性があるからです。

ここでは、カードローン初心者の方でも比較しやすいように、大手銀行カードローンとゆうちょ銀行カードローンしたくのスペックを一覧化し、比較表としてまとめました。
下記をご覧ください。

ゆうちょ銀行銀行カードローンと他社カードローン比較一覧
カードローン名 金利 契約極度額 審査スピード 口座開設 毎月の最低返済額 提携ATM
利用手数料
ゆうちょ銀行銀行カードローンしたく 7.0%~14.9%(※1) 500万円 不要 3,000円 原則有料
(108円~216円)
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%※(※1) 最大800万円 必須
(同時申込可)
10,000円 原則有料
(108円~216円)
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 10万~800万円 不要 2,000円 原則無料
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
1.8%~14.6% 最大500万円 不要 1,000円 無料
りそな銀行カードローン
「プレミアムカードローン」
3.5%~12.475% 最大800万円 必須 10,000円 有料
(108円~216円)
りそな銀行カードローン
「クイックカードローン」
9.0%~12.475% 最大200万円 必須 10,000円 有料
(108円~216円)
楽天銀行「スーパーローン」 1.9%~14.5% 最大800万円 不要 2,000円 原則無料
イオン銀行カードローン 3.8%~13.8%(※1) 最大800万円 不要 1,000円 イオン銀行ATM・コンビニATMは無料

※1.住宅ローンをご利用の場合、みずほ銀行カードローンの金利は年0.5%引き下げとなります。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

利用者にとって『ゆうちょ銀行カードローンしたく』の大きなメリットは、やはりスペック面以外の「安心感」でしょう。

前身は国営の郵便貯金であり、今では「日本最大の金融機関」が取り扱っているという点は、利用者の安心感に大きく影響する要素だといえます。

また、配偶者に収入のある専業主婦の方や年金収入のみの方でも利用できますので、ゆうちょ銀行カードローンしたくを選択する際は、「安心感の高いゆうちょ銀行のカードローン」というイメージも含めて、他のカードローンと比較検討するといいでしょう。

ゆうちょ銀行カードローンの強みや弱みを徹底比較

ここまで触れたように、ゆうちょ銀行カードローンしたくにはたくさんの強みがあります。
しかし、当然のことながら弱みもあるのです。

ここでは、ゆうちょ銀行カードローンしたくの強み弱みをまとめました。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの強みや弱み
強み 弱み
ゆうちょ銀行が取り扱っているという安心感がある 即日融資を受けることができない
審査回答が比較的早い 金利が高い
口座開設不要で利用できる 郵送を介する必要がある
専業主婦や年金収入のみの方でも申し込み可能 融資までの時間が長い
毎月の最低返済額が少ない 提携ATM利用手数料が有料
申し込み可能な年齢が広い 返済方法が少ない

ゆうちょ銀行カードローンしたくの最も大きな強みは、やはり「ゆうちょ銀行が取り扱っている」という安心感でしょう。

ネット専業の銀行カードローンに比べると、そのブランドイメージの安心感は比べ物にならないレベルだといえます。
また、申し込み要件が広く、どんな人でも申し込みやすい点も大きな強みとなっています。

それに対して、ゆうちょ銀行カードローンしたくの弱みは、なんといっても即日融資に対応できない点でしょう。

カードローン利用者は融資までの時間が限られているケースがほとんどで、即日融資を希望する方も多いのです。

ただし、即日融資に対応できない銀行カードローンはゆうちょ銀行だけではありません。
大手を含む銀行カードローンでは、2018年1月より即日審査・即日融資が受けられなくなります。

また、申込書の郵送についてもネックです。
申込書は勤務先もしくは自宅への郵送となっていますので、家族や同僚などに内緒で利用したいと思っていても、周囲にバレてしまう可能性も低くありません。

「即日融資を希望している」方や、「書類を郵送されると困る」方は、後述するおすすめカードローンを利用するようにしましょう。

※大手を含むすべての銀行カードローンは、2018年1月より即日審査・即日融資が受けられなくなります。申し込み当日に融資が可能なのは、消費者金融のみとなります。

ゆうちょ銀行カードローンの口コミや評判

カードローンを選択する際に重要視すべきポイントとして、「口コミや評判」があります。
なぜ口コミや評判を重視すべきなのかというと、公式ホームページのスペックだけでは「実際の使用感」を知ることができないからです。

調査の結果、ゆうちょ銀行カードローンしたくの口コミや評判には下記のようなものがありました。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの口コミや評判
審査スピードが早かった
安定した収入があれば借入できる
プライベートな相談にも対応してもらえた
金利も低いと感じた

参考: ゆうちょ銀行カードローンしたくの口コミ

※口コミや評判の数が少ないため、こちらを参考にしております。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの口コミや評判を調査した結果、有力なものが非常に少なく、参考しにくいため、併せてメリット・デメリットにも触れておきましょう。

ゆうちょ銀行カードローンしたくのメリット・デメリット
メリット デメリット
安心してお金を借入することができる 即日融資を受けることができない
毎月の返済額が少ないので、返済が楽 融資までに数日かかる
審査回答が早い 郵送の手間がかかる
口座を作らずとも利用できる 銀行カードローンの中では金利が高め
専業主婦でも利用できる 提携ATMが少ない
ゆうちょ銀行ATMで借入・返済できる 提携ATM利用手数料がかかる
金利が消費者金融カードローンよりも低い 借入方法が少ない

ゆうちょ銀行カードローンしたくの大きなメリットは、「ゆうちょ銀行ATMで借入・返済できること」という点でしょう。

特に地方では、「近くにゆうちょ銀行ATMしか存在していない」という場合も多く、そのような環境にある方にとっては使いやすいカードローンだといえます。

対してデメリットは、「即日融資を受けることができない」「融資までに数日を要する」という、手続きに関するポイントです。

先にも述べた通り、大手を含む銀行カードローンでは、2018年1月より即日審査・即日融資が受けられなくなります。

よって『ゆうちょ銀行カードローンしたく』にかかわらず、銀行カードローンでは即日審査を求めることは難しくなります。よって、即日融資を望むことも不可能となります。

FPが教えるゆうちょ銀行カードローンに向いている人・向いていない人

ここまで触れてきたように、ゆうちょ銀行カードローンにはメリットもあればデメリットもあります。
ということは、ゆうちょ銀行カードローンしたくに向いている方もいれば、当然のことながら不向きな人もいるのです。

ここでは、ゆうちょ銀行カードローンしたくに向いている人、向いていない人をまとめました。

ゆうちょ銀行カードローンしたくに向いている人、向いていない人
向いている人 向いていない人
普段からゆうちょ銀行ATMをよく利用している 即日融資を受けたい
融資を急いでいない 提携ATM手数料無料のカードローンを利用したい
銀行で安心してお金を借りたい ローソンATMで借入・返済したい
職業が専業主婦 ローンカードを即日で受け取りたい
郵送でのやり取りでも問題ない 郵送物があると困る
借入希望額が300万円以内 借入希望額が500万円以上
年金収入のみだけどカードローンを利用したい 金利の低いカードローンを利用したい

ゆうちょ銀行カードローンしたくに向いているのは、「融資を急いでいない」「銀行で安心してお金を借りたい」という方でしょう。

先述の通り、ゆうちょ銀行カードローンは銀行カードローンのため、即日で融資を受けることができません。したがって、融資を急いでいない方に向いています。

また、「ゆうちょ銀行が扱っている」という安心感は大きく、普段ゆうちょ銀行をよく利用している方にとっては、非常に利用しやすいカードローンだといえるでしょう。

一方、ゆうちょ銀行カードローンしたくに向いていないのは、「即日融資を希望している」「金利の低いカードローンがいい」という方です。

ここまで何度もお伝えしているとおり、ゆうちょ銀行カードローンしたくでは即日融資を受けることができません。

また、金利も銀行カードローンの中では比較的高めとなりますので、「どうしても早くお金を借りたい」という方や、「利息を節約したい」という方には不向きだといえるでしょう。

では、上記表の「向いていない人」に該当してしまった方に対しておすすめできるカードローンはどのような商品なのでしょうか。

ゆうちょ銀行カードローンしたくに向いていない人におすすめできるカードローンを1つだけ厳選するのであれば、「楽天銀行スーパーローン」がおすすめです。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンをおすすめする理由は下記のとおりです。

  • 限度額は最大800万
  • 金利が1.9%~14.5%(大手銀行と同水準)
  • よく楽天サービスを利用している方なら、会員ランクにより審査優遇
  • 提携ATMの手数料が無料
  • 楽天銀行口座の新規開設不要
  • 利用明細書などの自宅郵送なし(※ローンカードのみ郵送)
  • 専業主婦、年金受給者でも利用可能

楽天スーパーローンは複雑な手続きがなく、できるだけ早めに融資を受けたいという方におすすめのカードローンです。

ゆうちょ銀行カードローンの返済額早見表

カードローンを利用するうえで軽視できないのが「合計返済額」です。
特に、ゆうちょ銀行カードローンしたくのように、毎月の返済額が低く設定されているカードローンでは、最低額の返済だけに頼ってしまうと返済期間が長期化し、結果として利息が非常に高くつくことになる可能性があります。

そのような状態に陥るリスクを防ぐため、余裕のある月には随時返済を行いましょう。
ここでは、ゆうちょ銀行カードローンしたくの利息や返済期間、合計返済額などをシミュレーション計算し、一覧にまとめました。
ぜひ参考にしてください。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの利息シミュレーション結果早見表
借入額 想定上限金利 毎月の返済額 返済に要した月数 合計利息額 返済合計額
10万円 14.9% 6,000円 19カ月 12,727円 112,727円
30万円 12,000円 31カ月 61,413円 361,413円
50万円 20,000円 31カ月 102,362円 602,362円
100万円 30,000円 44カ月 298,806円 1,298,806円
150万円 40,000円 51カ月 531,276円 2,031,276円
200万円 50,000円 56カ月 781,606円 2,781,606円
300万円 70,000円 62カ月 1,308,861円 4,308,861円

※ゆうちょ銀行カードローンしたくの金利は7.0%~14.9%の範囲内での審査で決定されるため、上限金利で試算しています。

借入するまでの流れと必要書類

先述したように、ゆうちょ銀行カードローンしたくでは即日融資を受けることができません。

なぜ即日融資を受けることができないのかというと、銀行カードローンだからです。大手を含むすべての銀行カードローンでは、2018年1月より即日審査・即日融資ができなくなるからです。

さらに、ゆうちょ銀行カードローンの場合、「仮審査後に申込書が郵送される」ことも要因として考えられるでしょう。

まずは、ゆうちょ銀行カードローンしたくの審査の流れと必要書類を見ていきましょう。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの審査の流れ

  1. インターネットを利用し、ゆうちょ銀行カードローンしたくの公式ホームページにアクセスする
  2. 「webでのお申し込みはこちら」ボタンをクリック
  3. 「インターネットでのお申し込みはこちら」ボタンをクリック
  4. 確認事項を一読し、「同意する」ボタンをクリック
  5. 必要事項を入力し、申し込みを確定させる
  6. 仮審査の実施
  7. 審査結果の回答後、自宅もしくは勤務先へ申込書が郵送される
  8. 到着した申込書に必要事項を記入し、本人確認書類(※後述)の写しと併せて返送する
  9. 本審査
  10. 本審査完了後、ローンカードが郵送される
  11. ローンカードを受け取った後に、ゆうちょ銀行ATMもしくは提携ATMで現金を引き出す

ゆうちょ銀行カードローンしたくの本人確認書類例

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート(※)
  • 健康保険証(※)

注意:本人確認書類として「※」の書類を提出する場合は、住所が証明できる公共料金領収書もしくは住民票、印鑑証明書などの確認書類を併せて提出する必要があります。

まず重要なのが、7、8、10の手順です。
これらは全て郵送で行われますので、書類が到着するまで日数を要します。

したがって、全ての手続きをスムーズに完了できたとしても、最短でも1週間以上かかるというわけです。加えて、ゆうちょ銀行カードローンしたくでは振込融資を実施していませんので、ローンカードが郵送されるまでは借入することができません。

「どうしても即日融資を受けたい」という方や、「急いでお金を用意したい」という方は、消費者金融を検討しましょう。

ゆうちょ銀行の店舗・ATMをお探しの方

全国に設置されたゆうちょ銀行の店舗やATMを下記のMAPから探すことができます。
最寄りの店舗を知りたい方は、都道府県から検索してみてください。

審査を通りやすくするコツ

ゆうちょ銀行カードローンしたくの審査を通りやすくするコツは、「他社の残債を減らしたうえで申し込みをすること」です。

ゆうちょ銀行カードローンしたくの商品自体を実質的に取り扱っているのはスルガ銀行であり、信用情報照会による審査が行われます。

したがって、あまりに他社の残債が多い状態だと、審査に通りにくくなってしまうのです。
できる限り他社の残高を返済し、少しでも審査に通りやすい状況を作ってから申し込むようにしましょう。

最短融資の方法と審査にかかる時間はどれぐらい

ゆうちょ銀行カードローンしたくの最短融資方法は、「ゆうちょ銀行カードローンしたくの審査の流れ」と同様です。

審査時間は最短で30分となっていますが、その後の手続きに郵送を伴うため、最短でも融資までに10日程度の時間を要します。

申し込み方法は、「インターネット」もしくは「電話」のどちらかとなっていますが、どちらも融資までに要する日数は同じです。

ただし、インターネット申し込みであれば混雑の影響を受けにくいため、よりスムーズに申し込みたいなら、インターネットを利用するといいでしょう。

ゆうちょ銀行カードローンの返済方法

ゆうちょ銀行カードローンしたくの返済方法は、「ATM」のみとなっています。利用可能なATMは下記のとおりです。

ゆうちょ銀行カードローンしたくを利用可能なATM
ATM名称 利用可能な時間帯
ゆうちょ銀行ATM <借入>
・平日 0:30~23:00
・土曜日 9:00~21:00
・日曜日、祝日 9:00~21:00
<返済>
・平日 7:00~21:00
・土曜日 9:00~17:00
・日曜日、祝日 9:00~17:00
スルガ銀行ATM <借入>
・平日 0:30~23:30
・土曜日 9:00~21:00
・日曜日、祝日 9:00~21:00
<返済>
・平日 0:30~23:30
・土曜日 9:00~21:00
・日曜日、祝日 9:00~21:00
セブン銀行ATM
EnetATM
(ファミリーマート、サークルKサンクス等)
タウンネットワークATM
イオン銀行ATM <借入>
・平日 8:00~23:00
・土曜日 8:00~21:00
・日曜日、祝日 8:00~21:00
<返済>
・平日 8:00~23:00
・土曜日 8:00~21:00
・日曜日、祝日 8:00~21:00

※利用時間帯や金額により、108円~216円のATM利用手数料が必要となります。

ゆうちょ銀行カードローンの返済方法

ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、返済方法は専用ローンカードによるATM入金のみとなっています。
毎月20日から翌月1日までの間の好きなタイミングで返済可能です。

返済金額は「返済時の借入残高」により「最小返済額」が決められています。
最小返済額以上であれば好きな金額を返済可能です。

毎月の定例返済額
返済時の借入残高 約定返済額(最小返済額)%
10万円以下 3千円以上
10万円超20万円以下 6千円以上
20万円超30万円以下 9千円以上
30万円超40万円以下 1万2千円以上
40万円超50万円以下 1万5千円以上
50万円超100万円以下 2万円以上
100万円超150万円以下 3万円以上
150万円超200万円以下 4万円以上
200万円超250万円以下 5万円以上
250万円超300万円以下 6万円以上
300万円超350万円以下 7万円以上
350万円超400万円以下 8万円以上
400万円超450万円以下 9万円以上
450万円超500万円以下 10万円以上

ただし最小返済額だけで返済を続けていると、借入元金がなかなか減りません。
借入が長期化すると支払利息ばかりがふくらんでしまうので注意が必要です。
余裕がある月は、できるだけ多くの金額を返済するように心がけましょう。

ゆうちょ銀行カードローンが返済可能なATM

返済に利用できるATMは次のとおりです

  • ゆうちょ銀行
  • スルガ銀行
  • セブン銀行
  • イーネットATM
  • タウンネットワークATM
  • イオン銀行

キャッシングについては時間内取引のみ利用手数料0円ですが、返済については全ての曜日&時間帯で利用手数料0円です。

ゆうちょ銀行カードローンの随時返済

ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、いつでも好きなタイミングで随時返済が可能です。
通常の返済と同じように、ATMの利用手数料0円で手続可能となっています。
ただし定例返済が行われていない状態では随時返済はできません。

なお随時返済は硬貨対応のATMであれば1円以上から可能です。

返済が遅延した場合のペナルティは?

万が一返済に遅れてしまった場合に、どのようなペナルティがあるのかは気になるところでしょう。

基本的に深夜早朝の電話や、訪問などによる行き過ぎた取り立てはありません。
法律で厳しく禁じられているため、たとえ延滞したとしても怖い思いをすることはないのです。

ただし怖い思いはしないといっても、ノーペナルティで済むわけではありません。
怖い思いはしませんが、「痛い思い」はどうしても避けられないのです。

ペナルティの内容は、以下のようなものが想定されます。

ペナルティの種類 ワンポイント解説
遅延損害金 延滞初日から日割り計算で遅延損害金が加算されます。
年率19.5%となるため、通常の利息と合わせると年率30%ほどの負担となります。
1日遅れるごとに遅延損害金は増えていきます。
キャッシング利用停止 延滞している状態では原則としてキャッシングは利用停止になります。
信用情報への登録 個人信用情報機関へ延滞している事実が記録されることになります。

(※どのタイミングで信用情報に延滞記録がつくのかは非公表です)

信用情報に延滞記録がつくと他社で新規借入は難しくなり、また利用中のローンやクレジットカードも停止される恐れがあります。

強制解約 延滞が長期化するとカードローンが強制解約処分となる場合があります。
一度強制解約になると契約を元に戻すことはできません。
強制解約後は約定返済専用となってしまいます
保証会社による
代位弁済&取立
延滞状態がさらに長期化すると、保証会社により代位弁済(保証会社が立替払いをすること)が行われます。

※代位弁済となると、よりシビアな取立てを覚悟する必要があります。この段階となると給与差し押さえなどの法的措置も行われるようになってきます。

このように、返済に遅れた場合のペナルティは決して軽いものではありません。
返済が苦しくなってきて延滞してしまうと、1日ごとに遅延損害金がかかるため借金がふくらみやすくなります。
また一度返済に遅れてしまうと、どうしても借金から目を背けたくなってしまうものです。

どのような延滞も最初は1日の延滞からスタートしています。
延滞初期であれば、対処方法はいろいろ考えることができるのです。
「返済が厳しい」と感じたならば延滞する前に相談することが大切となります。

また現在延滞してしまっている場合でも、一分一秒でも早く相談するようにしたいものです。
「延滞状態で電話したら怒られてしまうのでは」などの心配をされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこちらから連絡&相談することで、つらい思いをする心配はまずありません。
ほとんどの場合は親身になって相談に乗ってもらえることでしょう。

たとえば返済期日をある程度伸ばしたり、返済額を減額したりするなとの対応をしてもらえる可能性があります。
苦しい時は遠慮せずに事情を話して、正直に相談するのが一番の解決策となるのです。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の返済などに困った場合の相談先
スルガ銀行 ゆうちょローンサービスセンター カードローンデスク
0120-508-911
平日9:00~19:00受付 (12月31日~1月3日をのぞきます)

ゆうちょ銀行カードローンの増額の仕方

ゆうちょ銀行カードローンの増額は、0120-050-304(平日9:00~17:00)に連絡することで申し込みができます。

審査に必要な日数は、2018年1月以降未定となっています。
先述の通り、2018年1月以降すべての銀行カードローンでは即日審査・即日融資を受けられなくなります。したがって、増額であっても審査に要する時間は読めないのが現状です。(2017年12月時点)

審査の難易度は高めで、過去の返済実績や延滞の有無を含めて総合的に判断されます。

したがって、誠実な返済と豊富な利用実績を持つ方のほうが審査に通りやすいといえるでしょう。

まとめ

ゆうちょ銀行カードローンしたくは、さまざまな注意点があるものの、安心して利用できるカードローンです。
しっかりと注意点を把握し、計画的に利用してください。

電話確認実施内容

専業主婦の方でも利用できるのでしょうか。
はい。
配偶者の方に継続安定した収入があればお申込みいただけます。
お申込の際は、配偶者の方の勤務先や年収、勤続年数をご記載いただきますので、あらかじめご了承くださいませ。
配偶者の勤務先に在籍確認が行われるのですか。
いえ、配偶者さまの勤務先をご記入いただいた場合、お申込みいただいたご本人様に確認のお電話をさせていただいております。
配偶者さまの勤務先に対して在籍確認は行いませんので、ご安心くださいませ。
年金収入のみでも申し込みできますか。
はい、70歳以下で安定した収入のある方であれば、年金収入のみの方でもお申込いただけます。
増額に必要な日数、方法を教えてください。
ゆうちょ銀行カードローンしたく専用支店 0120-050-304(平日9:00~17:00)へご連絡いただければ、増額審査の受付をいたします。
増額審査に要する時間は、最短当日~3営業日程度となっていますが、お客様の事情により前後する可能性がございます。
ゆうちょ銀行カードローンしたくで融資を受けられるまでの最短日数を教えてください。
ゆうちょ銀行カードローンしたくでは、インターネットもしくはお電話でお申込いただき、仮審査後郵送で申込書をお送りしております。
そのため、全ての手続きが終了するまで最短で10日程度となっています。
あらかじめご了承くださいませ。
金利はどのように決定されるのでしょうか。
7.0%~14.9%の範囲で、審査により決定いたします。
限度額によって段階的に規定されているわけではございませんので、ご注意くださいませ。
インターネットで申込するか、電話で申込するか、どちらのほうが融資まで早いですか。
どちらの方法でお申込いただいた場合も、仮審査の結果は数日中に回答させていただいておりますので、かかる日数も同様となっています。

融資スピード?無利息?
損しないカードローンを見つけるカンタンな方法

お金が必要でも、カードローンを適当に選んでしまうのは怖いですよね。

  • 必要なタイミングで融資を受けられなかったらどうしよう
  • 思ったよりも利息が多くなって返せなくなったらどうしよう

など、さまざまな不安があるでしょう。

実際、適当に選んでしまうと失敗する可能性があります。 カードローンの特徴は商品によってさまざまで、「全員が満足するカードローン」はないのです。

だからこそ、希望に合った1枚をしっかり選ぶ必要があります。

後悔しないためにも、不安な方は一度≪検索≫することをオススメします。

自分に合ったカードローンをカンタン検索

執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

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