• 更新日: 2017年6月14日

カードローンとフリーローンの違いをFPが徹底解説!

「どうしても欲しいものがあって、お金を借りたい」など、すぐに資金を用意しなければならない場合もあるでしょう。「お金を借りる」ということは、何らかの融資商品を利用するということです。

このようなケースでよく選択肢に上がるのは、「カードローン」と「フリーローン」です。
しかし、「カードローンとフリーローンの違いってなんだろう…」と、商品内容がよく理解できない方も多いです。

したがって、ここでは「カードローンとフリーローンの違い」から「向いている人、向いてない人」まで、詳しく解説します。

カードローンとフリーローンの違いをFPが徹底解説!

カードローンとフリーローンの違い

カードローンとフリーローンは名前こそよく似ているものの、商品内容は全く別物だと言えるでしょう。
設定される金利、限度額、資金使途、利息の計算方式など、あらゆる点で違いが見られます。

カードローンとフリーローンの違いの中で最もわかりやすい点は、「追加融資を受けることができるかどうか」です。

カードローンは、審査によって個々に融資枠が設けられます。
一度設けられた融資枠内であれば、何度でも自由に借り入れ・返済を繰り返すことができます。

もちろん、途中で一括返済することも可能です。
つまり、融資商品の中でも利便性に特徴のある商品だということです。

対してフリーローンは、カードローンと同様審査によって融資枠を設けられるものの、自由に借り入れ・返済を繰り返すことができません。

つまり、一度借り入れした金額をひたすら完済まで返済し続けるということです。
このように、カードローンとフリーローンには利用方法に大きな違いがあるのです。

くわえて、以下のような点にも違いがあります。

カードローンとフリーローンの違い
商品名 カードローン フリーローン
資金の使いみち 原則自由(ただし、事業性資金除く) 一定の場合を除き自由(見積書等で支払い金額が確認できるもの)
金利 高い 低い
カードの発行
追加融資 可能 不可
返済方法 都合にあわせて選択可 預金口座より引き落とし
審査内容 同等(ただし、フリーローンの場合は資金の使途も審査対象となる)
返済方式 リボルビング方式 元利均等返済方式
担保・保証人 不要 不要
一括返済 いつでも可能 原則不可(ただし、申請によって可能。
手数料が発生する場合もある)
借り入れ頻度 必要に応じてその都度 指定日に預金口座へ一度に振り込み
手続きの量 少なめかつ簡単 多めかつ提出書類等も併せて必要
メリット 利便性が良い 確実に返済できる
デメリット 金利が高い 利便性が悪い

上記をご覧いただくとわかるように、カードローンとフリーローンの商品内容は大きく異なります。
したがって、それぞれ合う人もいれば合わない人もいるということです。

カードローンとフリーローンに向いている人はどんな人

カードローンとフリーローンに向いている人はどんな人

カードローンとフリーローンは同じ融資商品ではあるものの、それぞれターゲットにしている利用者に違いがあります。

カードローンは、状況に応じて臨機応変な融資を受けたい方向けの商品であり、ハッキリとした資金使途が決まっていない利用者をターゲットとしています。

対してフリーローンは、資金使途がハッキリと決まっており、必要金額の明確な利用者をターゲットにしています。つまり、それぞれの商品に向いている人が存在するということです。
詳しくは下記をご覧ください。

カードローン、フリーローンに合う人まとめ
カードローンに向いている人 フリーローンに向いている人
都合に合わせて借り入れ・返済したい 確実に返済していきたい
さまざまな返済方法を利用したい 利息を節約したい
資金の利用目的が明確に決まっていない 資金の利用目的が既に決まっている

簡単にまとめると、利便性を求める人に向いているのはカードローンで、決まった金額だけを借りて確実に返済していきたい人にはフリーローンが向いているということです。

カードローンとフリーローンの選び方

カードローンとフリーローンの選び方

カードローンとフリーローンの選び方はそれぞれ異なります。
なぜなら、カードローンとフリーローンは商品内容に大きな違いがあるからです。

カードローンは利便性を重視した商品です。
したがって、金利、手数料、提携先ATMの設置数、利用できる返済方法など、商品を選択する際には利便性も含めて多くのポイントを比較検討する必要があります。

まずは、ご自身がどのポイントを優先するのか、ニーズを把握するといいでしょう。

フリーローンは資金の利用目的が決定している場合に利用する商品です。
したがって、カードローンに比べると比較するポイントが少なく、金利、一括返済手数料の有無、利用限度額が主な比較項目となります。

つまり、カードローンのようにたくさんの情報を集めなくとも比較しやすいということです。
フリーローンを選ぶ際は、金利、限度額、資金の利用目的を事前に確認するといいでしょう。

フリーローンを扱っているおすすめ銀行一覧

フリーローンを取り扱っている主な銀行は下記のとおりです。

フリーローンを取り扱っている銀行一覧
銀行名 商品名 金利 限度額
三菱東京UFJ銀行 ネットDE多目的ローン 年5.475%
(変動金利)
50万円以上300万円以内
三井住友銀行 フリーローン(無担保型) 年5.975%
(変動金利)
10万円以上300万円以内
りそな銀行 プライベートローンJ 年6.5%~14.0%
(固定金利)
10万円以上300万円以内
みずほ銀行 多目的ローン 年5.875%
(変動金利)
6.550%
(固定金利)
※任意で選択可能
10万円以上300万円以内
イオン銀行 イオンアシストプラン 年3.8%~13.5%
(固定金利)
30万円以上700万円以内

上記の中で注意が必要なのは、金利の決定方式です。
フリーローンの場合、「変動金利」が適用されているケースが多いです。
変動金利とは、短期的に金利の見直しが行われる金利決定方式のことです。

基本的には年2回見直しが行われ、基準金利が変更になるという特徴があります。
固定金利のように同じ金利で固定されるわけではないので、金利情勢によって上下する可能性もあるということです。

変動金利型を利用する際は、現行金利の見直し時期を公式ホームページで把握し申し込みするようにしてください。

おすすめの銀行カードローン

先述したように、フリーローンは金利の低い商品です。
しかし、カードローンのような利便性があるわけではなく、あくまで「返済専用」として利用する商品です。

したがって、何度も繰り返し利用したい方には不向きな商品だということです。
このような理由から、今後何度も借りたり返したりを繰り返したい方は、カードローンを利用するほうが良いでしょう。

数あるカードローンの中でおすすめの銀行カードローンを1つご紹介するなら、三菱東京UFJ銀行の「バンクイック」がおすすめです。

おすすめの銀行カードローン

バンクイックの商品詳細は下記のとおりです。

三菱東京UFJ銀行バンクイック商品詳細
融資限度額 最大500万円
実質年率(金利) 1.8%~14.6%
収入証明書類 50万円超の借り入れは必要
提携ATM利用手数料 無料

三菱東京UFJ銀行のバンクイックの金利は1.8%~14.6%となっており、カードローンの中でも低金利に設定されています。

提携ATMを無料で利用できるため返済コストが低く、長期的に利用することも可能です。
「フリーローンよりも便利なカードローンがいい」という方や、「自分の好きなタイミングで返済したい」という方におすすめのカードローンです。

まとめ

フリーローンとカードローンを混同しているサイトも散見されますが、商品内容は大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、計画的に利用してください。

執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

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