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あえて選ぶ価値はない?セディナカードローンの実態とは?

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あえて選ぶ価値はない?セディナカードローンの実態とは?
信販会社カードローン
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セディナカードローンは、SMBCファイナンスサービス株式会社が提供するカードローンです。セディナという名前よりも、前身であるオーエムシー(OMC)の方が知名度が高いかもしれませんね。

記事を最後まで読んでいただければわかりますが、セディナカードローンにはあまりメリットがありません。というよりも、人気のカードローンと比較するとデメリットばかりが目につきます。

カードローンの公式サイトって、どうしてもそのカードローンの「いいところ」しか紹介しませんよね。だからいざ実際に使ってみると、ちょっとこれは使いづらいなあ…なんてことが、よくありますよね。

でもこの記事にそんな心配は無用です。セディナさんには全く遠慮せずに、使いづらいところは使いづらいとズバッと言い切っちゃいます。

そのぶん、数少ないセディナカードローンのいいところも、あなたにこっそりとお伝えしましょう。なかなかカードローンの審査に通らない人でも、セディナカードローンなら審査に通るかもしれないんです。

金利は高く、即日融資も無く、限度額も低い。でも、もしかしたら審査に通りやすい?

そんなセディナカードローンの実態に迫ります!

塚越さん

塚越 一央 / 塚越FP社労士事務所 代表

【専門家の解説】

セディナカードローンは、三井住友銀行と同じグループのSMBCファイナンスサービスが提供しているので、安心して利用できます。銀行系や消費者金融系のカードローンと比べると、メリットが少ないように見えますが、必要書類を後から郵送できたり、審査も通りやすいかもしれないなど、魅力的な利点もありますよ。

  • ファイナンシャルプランナー / 塚越FP社労士事務所

    監修者塚越 一央

    東京都立大学法学部を卒業後、大手都市銀行および銀行系のシンクタンクに41年間勤務。
    定年退職を機に1級ファイナンシャル・プランニング技能士および社会保険労務士のダブルライセンスで「塚越FP社労士事務所」を立ち上げ、現在に至る。
    日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム」に参加し、相続のセミナー講師および相談員を務める。
    また、外部メディアへの記事執筆や監修、コンサルティング業務を手掛ける。

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セディナカードローンの基本情報と特徴・サービス

こちらはセディナカードローンの金利・限度額・申込資格などの基本情報を他社と比較。

参考までに消費者金融系のプロミス、さらに銀行系の三菱UFJ銀行バンクイックと比較してみました。

すると銀行系に比べると金利の高さが目立ちますね。

セディナカードローンと、消費者金融系・銀行系カードローンとの基本情報の比較

カードローン名金利限度額申込資格パート・アルバイト
セディナカードローン年18.00%新規は50万まで20歳以上64歳以下
プロミス年4.5%~17.8%最大500万円※18歳以上74歳以下※
三菱UFJ銀行「バンクイック年1.8%~14.6%最大500万円20歳以上65歳未満

※ 申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込めません。

特徴1.金利が高い

上の表でもわかるように、セディナカードローンは最大金利年18.00%と、銀行系や消費者金融系と比べても高い金利設定になっています。

一般的に、金利が低いと審査は厳しめで、金利が高いと審査は緩くなる傾向にあります。金利が高いセディナカードローンは、借りたお金に対する返済利息は多くなってしまいますが、そのぶん審査が緩いことが期待できます。

▼こちらで銀行カードローンの金利について詳しく紹介しているので、比較してご参考にしてください。

特徴2.初回は7日間無利息サービス

消費者金融系では30日無利息が当たり前なので若干見劣りはしてしまいますが、信販系カードローンとしては珍しいサービスです。新規申し込みには「7日間の無利息キャッシング」があり、7日以内に返済すれば利息0円でご利用可能です。

特徴3.ハローキティのカードデザインがある

ハローキティがデザインされたローン専用カードがあるのも、セディナカードローンの特徴です。見た目も可愛くローンカードとして見られないのもポイントです。

さまざまなカードデザインが用意されているクレジットカードと違って、カードローンはあまりにも地味で無骨なデザインばかり。ローンカードは常に財布に入れておくものだけに、女性でも利用しやすいデザインは嬉しいですね。

大手銀行・消費者金融カードローンとセディナカードローンの違いを徹底比較

セディナカードローンは「信販系」と呼ばれるタイプのカードローンです。それに対して、三菱UFJ銀行などの「銀行系」、プロミス・アコムなどの「消費者金融系」といったタイプのカードローンは、知名度や利用者数では抜群のものがあります。

セディナカードローンは、これら銀行系・消費者金融系カードローンと比べると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

カードローン初心者が主に気になる点の比較

セディナカードローン大手銀行系消費者金融系
低限度額帯での金利☓ 年18.00%◎ 14.0%台△ 17.0%台
パート、アルバイトでも申し込み可能か
融資までのスピード△ 数日~1週間◎ 即日◎ 即日

セディナカードローンのメリット

申し込み時に用意する必要書類が無い

後で詳しく述べますが、セディナカードローンでは審査に通った後、カードを受け取るタイミングで本人確認書類を提示します。つまり申し込み時には必要ないのです。

また、原則として収入証明書も不要です。このように申し込み時に面倒な書類準備の手間が省けるのはメリットと言えるでしょう。

セディナカードローンのデメリット

初回申し込みは限度額が50万円以下

どれだけ高収入の人でも、セディナカードローンを申し込む際には限度額が50万円以下に限定されてしまいます。

銀行系・消費者金融系では初めての申し込み時でも、高収入や勤続年数が長い人であれば、100万円以上の限度額が設定されることがあります。最初から多めの限度額を確保しておきたい人にとって、セディナカードローンの低い限度額はデメリットです。

上限金利が年18.0%と高い

セディナカードローンの上限金利は年18.0%。初回申し込み時には必ずこの金利が適用されることになっています。年18.0%という金利は、以下の表でもわかるとおり銀行系・消費者金融系カードローンと比較しても高めの設定となっています。

カードローン名カードローンの種類上限金利
セディナカードローン信販系年18.0%
プロミス消費者金融系年17.8%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」銀行系年14.6%

即日融資が不可

以前までのセディナカードローンでは、申し込んだその日のうちに、利用口座にお金を振り込んでくれる即日融資サービスを行っていました。しかし現在では中止されています。

それに対して、銀行系・消費者金融系では即日融資がもはや当たり前です。自動契約機や店頭で直接カードを受け取ることができます。融資までのスピードという点で、セディナカードローンは銀行系・消費者金融系には完全に劣っています。

こちらで他の消費者金融について詳しく紹介しているので、ご参考にしてください。

1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
セディナカードローンは、他のカードローンと比べると金利が高いのが気になりますが、申し込み時に用意する必要書類がないのは嬉しいですね。しかし、初回申し込み時の限度額が50万円以下というのは、高額の借入を予定している人には不向きですし、即日融資ができないのは、借入を急いでいる人にも適しません。

塚越さん

塚越さん

セディナカードローンに向いている人・向いていない人

銀行系や消費者金融系カードローンと比べると、デメリットばかりが目立つセディナカードローン。それでは、このメリット・デメリットを踏まえた上で、セディナカードローンに向いている人・向いていない人を分析してみましょう。

向いている人

審査が通るかどうか心配な人

カードローンにおける高い金利設定は、審査が緩いことの裏返しでもあります。年18.0%というちょっと高めの上限金利を設定しているセディナカードローンでは、そのぶん、審査が通りやすい可能性があるのです。

もし他カードローンで数件断られてしまったような人でも、セディナカードローンに申し込んでみる価値はありそうです。

向いていない人

50万円より多い借入が必要な人

初回申し込み時には50万円以下の限度額になってしまうため、それより多い金額を借りたい人には全く向いていません。他のカードローンを検討しましょう。

即日融資希望の人

審査を申し込んだその日のうちにお金を借りたい人には向いていません。

学生の人

セディナカードローンでは学生の申し込みが不可となっています。なお、パート・アルバイト・主婦の人は申し込みが可能です。

向いていない人におすすめカードローン

セディナカードローンに向いていない人にオススメなのは、消費者金融系の「プロミス」のカードローンです。即日融資も受けられますし、50万円より多い限度額が可能です。

また、最高金利が年17.80%ですから、セディナカードローンよりも少し金利が下がり、返済も楽になるでしょう。さらに、セディナカードローンでは申し込み不可となっている学生の人でも利用できます。

このように、プロミスはセディナカードローンに比べるとデメリットがほとんど見当たりません。セディナカードローンに向いていない人は、ぜひプロミスを検討してみてください。

セディナカードローンで最短融資を受ける方法

さて、セディナカードローンに申し込みたいという人向けに、審査申し込みに必要な手続きの流れをご説明しておきましょう。

即日融資の可否と審査・融資スピード

即日融資×
即日審査
最短利用可能日申し込みから数日後(カードが郵送で届いたら)

セディナカードローンは残念ながら即日融資は行っていません。

以前までは昼の11時までに審査が完了すれば、その日のうちに銀行口座への振り込みによる借入が可能でした。

しかし、現在この申し込み当日の振込みサービスは中止されています(セディナのコールセンターに確認済みです)。

カードローンの口コミサイトなどでは「セディナカードローンは即日融資可能」と書かれているところが多くありますが、古い情報なので気をつけてください。

審査は最短で即日に回答があり、その日のうちにカードが発送されます。地域によっては翌日にはカードが届き、ATMで融資を受けることができるようになります。

1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
セディナカードローンは金利が高いとは言え、審査が通りやすい可能性があるので、他のカードローン会社で断られた人は、セディナカードローンに申込みし直す価値はあるかと思います。即日融資はできませんが、即日審査は可能で、その日に発送されれば、2、3日でカードを受け取ることができ、ATMで借入れできます。

塚越さん

塚越さん

申込から融資までの流れ

  1. STEP.1

    WEBでの申し込み

  2. STEP.2

    審査(電話による本人確認あり)

  3. STEP.3

    本人限定受取郵便にてカード受け取り

  4. STEP.4

    利用開始可能

  5. STEP.5

    会員規約同意書などの書類を返送して手続完了

4の段階で融資を受けることが可能になりますが、手続きは全て完了していません。最後に会員規約同意書などの必要書類を返送しなければ、利用開始後でも強制的に解約されることがあります。

カードが届いて融資を受けられたからといって安心せずに、必ず書類は返送して手続きを完了させましょう。

最短で融資を受けるためのポイント

最短で融資を受けるために注意していただきたいのは、カードを受け取る際の「本人限定受取郵便」です。

本人限定受取郵便とは、運転免許証などの本人確認書類を配達員に提示しなければ、郵便物を受け取ることができないタイプの特殊な郵便システムです。

本人の不在時はもちろんのこと、本人が在宅でも本人確認書類を手元に用意しておかないと、カードを受け取ることができません。

カードが手元に無ければ融資はいつまでも受けられませんから、スムーズに本人限定受取郵便を受け取れるように準備しておきましょう。

申込時に用意しておく必要書類リスト

セディナカードローンでは、申込時に本人確認書類等が必要ありません。カードが自宅に郵送された時点で、配達員に以下の本人確認書類を提示することで本人確認をする珍しいカードローンです。

  • 運転免許証
  • 健康保険証※
  • パスポート

※保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングして提示ください。

書類準備における注意点

なお、原則として収入証明書の提出は必要ありませんが、申し込み後に収入証明書類の提出が求められる場合があります。原則として提出を求められないからといって、年収を偽ったりするのは絶対にやめておきましょう。

セディナカードローンの借入方法

セディナカードローンでは、以下3つの借入方法が用意されています。

  • ATM借入
  • インターネットキャッシング
  • テレホンキャッシング

ATM借入は、銀行やコンビニなどの提携ATMにて専用のローンカードを使って、1万円単位で現金を借入れることができます。

インターネットキャッシングとテレホンキャッシングは、申し込み後に登録されている口座へ現金が振り込まれることによって、融資を受けることができる借入方法です。インターネットキャッシングとテレホンキャッシングは最低3万円からの借入が条件となっています。

セディナカードローンの返済方法

月末締めの翌月27日に銀行口座からの自動引き落としで返済します。

セディナカードローンの残高スライド定額リボルビング払い返済額

利用残高月々の返済額(短期コース)月々の返済額(長期コース)
5万円以下5,000円3,000円
5万円超~10万円10,000円3,000円
10万円超~20万円10,000円6,000円
20万円超~30万円15,000円9,000円
30万円超~40万円20,000円12,000円
40万円超~50万円25,000円15,000円

原則として月々の返済額は「短期コース」で設定されていますが、セディナに申告して認められた場合は、月々の返済額が少なくなる「長期コース」に変更することができます。

なお、長期コースの利用は返済総額が多くなることに注意する必要があります。詳しくは次の章の返済シミュレーションで詳しく見ていくことにしましょう。

セディナカードローン返済シミュレーション

ここでは、実際にセディナカードローンを利用することを想定して、返済のシミュレーションを立ててみましょう。

10万円を年18.0%の金利で借り、「短期コース」と「長期コース」で返済した場合の比較をしてみます。

返済コース名返済期間返済総額金利分
短期コース17ヶ月111,822円11,822円
長期コース47ヶ月139,610円39,610円

いかがでしょうか?思った以上に差があると感じたのではないでしょうか。長期コースを利用すれば、月々の返済額は抑えられるかもしれません。

しかし、セディナカードローンの金利は銀行系などと比べて高く設定されているため、返済期間が長くなると返済総額も膨れ上がってしまいます。

それにしても、長期コースの最低返済額3000円はあまりにも少なすぎます。返済総額を適正に抑えるためにも、なるべく短期コースで返済するようにしたいですね。

1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
セディナカードローンは、申込時に書類を提出する必要はなく、カードを受け取る際に本人限定受取郵便のため、本人確認書類を郵便配達員に提示して本人確認をするという、珍しい形式を取っています。また、利用開始可能後に必要書類である会員規約同意書などを提出する、という変わった方式も取っています。

塚越さん

塚越さん

まとめ

セディナカードローンの実態はいかがでしたでしょうか?

正直なところ、銀行系や消費者金融系カードローンに比べると使い勝手は非常に悪いです。

同じ信販系カードローンと比較しても、低金利で知られるJCBカードローンや、様々な付帯サービスが受けられるオリックス・クレジットカードローンなどに比べると、どうしても魅力が乏しいカードローンです。

そんなセディナカードローンのメリットを、1つだけあげるならば「審査が緩いかもしれない」という点でしょう。

原則として年収確認書類は必要ありませんし、本人確認書類ですら審査に通ってカードを受け取る時に提示するだけという簡単さ。金利が18%と高いぶん、他社で審査に落ちた人でも通してくれる可能性があるのです。

もちろん、カードローンの審査に落ちるということは、その人の収入と借入額のバランスが取れていないということです。これ以上の借入をしないに越したことはないでしょう。

しかし、どうしても現在の苦しい状況からぬけ出すために、もう1社だけ借り入れしなければならないという人もいますよね。そんな時に、セディナカードローンが最後の希望となってくれるかもしれません!

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