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カードローン返済に困ったら弁護士に相談すべきかどうか徹底解説

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カードローン返済に困ったら弁護士に相談すべきかどうか徹底解説
カードローンの返済
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「カードローンを使い過ぎてしまって返済がキツイ…」「カードローンを滞納してしまった…」など、カードローンの返済に関する悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カードローンは非常に便利な商品です。
しかし、自己管理しきれず使い過ぎてしまっては、返済困難な状態に陥ってしまうという側面も間違いなくあります。

ここでは、「カードローンの返済に困ったら弁護士相談すべきか」という点にフォーカスし、詳しく解説します。

武藤 英次

武藤 英次 / ファイナンシャルプランナー

【専門家の解説】

借金問題がこじれてしまった場合に、個人の力で解決するのは難しい面があるのは否定できません。
金融関係の法律などの専門知識は欠かせないため、弁護士や行政書士といった専門家の助けが必要となるケースが多いのです。
しかしながら弁護士に依頼するには多額の報酬の支払いが必要となりますし、また全てのケースで弁護士への依頼がベストとは限りません。
公的機関の無料相談を利用したり、カードローン会社と適切なコミュニケーションを取ったりすることで問題解決の糸口をつかめることも少なくありません。
あなたにとってベストな解決方法をぜひ見つけてください。

▼カードローンの返済方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

  • ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス

    監修者武藤 英次

    成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
    2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
    趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
    カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。

    • 株式会社エイチームライフデザイン

      編集者イーデス編集部

      「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。

      ■書籍
      初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK

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      ■許認可
      有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788

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    カードローン返済に困ったときに弁護士に相談すべきか確認チェック項目

    カードローンの返済に困ったら、まずは落ち着いて現状を把握しましょう。

    カードローンの返済に困ったといっても、弁護士に相談するのは、あくまでも「自分の力ではどうすることもできなくなったとき」です。

    なぜ「あくまでも」と強調するかというと、法律のプロである弁護士は、法的手段を軸に利用者の救済を図るからです。

    しかし、その方法はメリット・デメリットを伴います
    したがって、「弁護士に相談する必要がある状況かどうか」を、まずご自身でチェックする必要があるでしょう。

    下記のチェックリストをご自身に当てはめて、確認してみましょう。

    弁護士に相談すべきかどうかのチェックリスト
    段階状況該当する場合は◯
    1返済困難なカードローンが銀行カードローン
    2毎月の返済が返済能力ギリギリな状況
    3今後、現状が回復する見込みがない
    4何度か滞納してしまっている
    51カ月以上滞納していて、督促も無視している
    6複数のカードローンで滞納していて、3カ月以上連絡を無視している

    上記のチェックリストは、下にいくほど状況が悪化しています。
    チェックリストに該当してしまった箇所が多いほど、弁護士への相談を必要とする状況だといえます。

    特に、段階の数字が大きくなるほどご自身で改善不可能な状態に陥りつつありますので、早急に弁護士に相談しましょう。

    2級ファイナンシャルプランニング技能士
    監修者 武藤 英次の一言コメント!
    弁護士に相談するかどうか、一般の方が判断するのは難しい面があります。
    また弁護士というと「偉い先生」のイメ―ジが強く、気軽に相談するような気持ちにはなりにくいことでしょう。
    しかし一人で悩んでいても、借金問題を解決するのは困難です。
    そんなときには多重債務相談窓口に相談するのがベストでしょう。
    窓口では収入と借入のバランスから生活再建のための制度活用などのサポートが受けられます。
    法テラスのサポートダイヤル(0570-078374オヤナミナシ)で近くの相談窓口や相談会を案内してもらえます。
    ぜひ活用して正しい方向への第一歩を踏み出すヒントをつかんで下さい。

    武藤 英次

    武藤さん

    お金が返せなくなったときの対処法

    カードローンで借入したお金が返済できなくなった場合、次の3ステップで対処しましょう。

    カードローンで借入したお金が返済できなくなった場合の対処

    1. カードローン会社に相談
    2. 法テラスへ相談する
    3. 該当分野に強い弁護士に相談する

    カードローンでお金が返済できなくなった場合に、最も重要なのが「カードローン会社への相談」です。なぜカードローン会社への相談が重要なのかというと、カードローン会社の督促を放置すれば、事態の悪化する速度はより著しいものになってしまうからです。

    弁護士に相談するにしても、しないにしても、状況が悪化すれば、有効な手立てはどんどん減ってしまいます。

    したがって、まずはカードローン会社へ相談することで、返済する意思があることを示しましょう。そうすることで、場合によっては利息分だけの返済が認められたり、返済期間を延長してもらうことができたりと、状況の悪化を一時的に止められる可能性があります。

    滞納や遅延については、
    カードローンの滞納したらどうなる?FPが徹底解説!
    カードローンの返済が遅延してしまったら? リスクと対処法をFPが徹底解説
    を参考にしてみてください。

    次に相談する先は「日本司法支援センター」、通称「法テラス」です。
    ここは、国が設立した法律問題の総合案内所で、法的トラブルを解決するために必要な情報やサービスを、国民誰もが受けられるようにするという役目を担っています。

    一口に「弁護士」といっても全ての問題に強いわけではなく、それぞれ得意な分野がありますので、まずはご自身の抱えている状況を法テラスで相談し、どのような手続きを取ることができるのかを理解することが大切です。

    そして、その相談内容をもとに、該当分野に強い弁護士へ相談しましょう。

    ちなみに法テラスは、個別の弁護士紹介を行っていませんので、相談後はご自身で弁護士を見つける必要があります。

    2級ファイナンシャルプランニング技能士
    監修者 武藤 英次の一言コメント!
    カードローンの返済に困った場合に、まず頼りにすべきなのがカードローン会社のコールセンターです。
    意外に思われるかもしれませんが、コールセンターの電話オペレーターは顧客のSOSにも親切に対応してくれます。
    電話オペレーターには「返済期日の延長」といった一定の権限が与えられていますので、可能な限りの救済策を一緒に考えてくれるのです。
    ※もちろん限度はありますし相手も人間ですから、丁寧に返済が苦しい事情を説明する必要はあります
    オペレーターと積極的にコミュニケーションを取ることで、あなたの味方に付いてもらうことも可能です。
    決して敵対的な態度を取らず、友好的な信頼関係を結べるように心がけて下さい。

    武藤 英次

    武藤さん

    相談窓口一覧

    カードローンを返済できなくなった場合に、相談できる窓口はいくつか存在しています。
    ここでは、代表的な相談窓口を一覧にまとめました。

    相談窓口一覧
    窓口名電話番号取り扱っている内容
    国民生活センター
    消費者ホットライン
    188消費者紛争について法による解決のための手続き、多重債務に関する内容など
    日本司法支援センター
    法テラス
    0570-078374法律トラブル全般
    日本貸金業協会0570-051-051貸金業に関する紛争解決、相談

    上記は、代表的な返済に関する相談窓口の一覧です。
    それぞれ、返済に関する内容を相談することができます。

    スムーズに状況を把握してもらえるよう、相談前にご自身の状況を整理しておきましょう。
    ご自身の状況を説明するためには、まず以下についてノートなどにまとめておくといいでしょう。

    • 現在の借入額
    • 返済困難に陥ってしまった原因
    • 返済の状況 毎月の返済額
    • 家計の状況 滞納の有無

    状況を伝えられなければ、弁護士もどうすることもできません。実りのある相談するためにも、事前に情報を整理して、冷静に対処するように心掛けましょう。

    弁護士に相談した時のメリット・デメリット

    弁護士に相談する以上、ワラをもつかむ思いでいらっしゃるのは間違いないでしょう。

    しかし、弁護士に相談することのデメリットもあるのです。
    弁護士に相談したときのメリット・デメリットをまとめました。

    メリットデメリット
    法的手段を含めて問題を解決できる弁護士費用がかかる
    方法によっては、債務から開放される方法によっては信用情報に債務整理履歴が残る
    手間が少ない相談先によってはなかなか問題が解決しない場合もある

    弁護士に相談する最大のメリットは、「法的手段を含めて問題を解決できる」という点でしょう。
    特に、借金問題は精神的な負担も大きく、1人で抱えているだけでは一向に解決できないケースが多いのも確かです。

    弁護士に相談することによって具体的な解決策を見つけられるため、利用者にとってのメリットは大きいといえるでしょう。

    しかし、デメリットとして「方法によっては信用情報に債務整理履歴が残る」という点もあります。
    これは、弁護士がどのような解決策をとるのかによって異なりますが、債務整理手続きを選択した場合、一定期間「事故情報」として取り扱われます。

    これはいわゆる「ブラックリスト」というもので、信用情報に事故情報が記録された場合、最長で10年間、ありとあらゆる審査に通らなくなる可能性があるのです。

    これは人生に大きく関わる点ですので、大きなデメリットになるといっていいでしょう。
    ただし、弁護士によっては債務整理手続き以外の解決策を提示してもらえる場合もありますので、ご自身の希望を伝えましょう。

    弁護士相談の費用と流れ

    弁護士相談の費用は、

    • 相談費用
    • 着手金
    • 報酬金
    • 手数料

    などがあり、弁護士によってそれぞれが規定されています。
    したがって、一概に料金が出せるわけではありませんので注意が必要です。

    目安としては、個人の場合は10万円~50万円前後といわれています。
    また、弁護士費用は分割払いが可能なケースも多いので、相談時に支払いについてもしっかり確認しておきましょう。

    弁護士相談の流れは下記のとおりです。

    弁護士相談の流れ

    1. STEP.1

      問い合わせ、相談

    2. STEP.2

      今後の方針を決定し、正式に依頼

    3. STEP.3

      業者との交渉、法的手続きの準備

    4. STEP.4

      法的手続き

    5. STEP.5

      問題の解決

    6. STEP.6

      弁護士報酬の支払い

    ※相談する弁護士によって多少異なります。

    弁護士相談の最も重要なポイントは、「信頼できる弁護士を見つけること」です。

    2級ファイナンシャルプランニング技能士
    監修者 武藤 英次の一言コメント!
    「弁護士は正義の味方」といった理想的なイメージを持たれる方が非常に多い印象です。
    また「トラブルを何でも親切に解決に導くスーパーマン」のような存在と思われるかもしれません。
    しかし同じ弁護士でも得意分野は千差万別ですし、実力や経験も個人差が非常に大きいものです。
    また全ての弁護士が正義の味方と思うのは、実は危険な面もあります。
    中には大した仕事もせずに日数を引き伸ばして追加報酬を請求するなどの不逞な弁護士も存在します。
    借金問題という弱みにつけ込まれやすいところですが、冷静に信頼できる弁護士を見つけることも非常に大切です。

    武藤 英次

    武藤さん

    まとめ

    カードローンの返済に困り、誰にも言えないまま、大きな不安を抱えている方は決して少なくありません。

    ご自身で解決するのが無理だと感じたら、早めに第三者へ相談することをおすすめします。

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