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知ってますか?「カードローン=生活苦」というリテラシーの低さ

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知ってますか?「カードローン=生活苦」というリテラシーの低さ
カードローンとは
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突然ですが、成人の約10人に1人が、消費者金融カードローンやキャッシングを利用しているという事実をご存知でしょうか。

カードローン登録者人口

(参照:貸金業法対象情報総務省統計局「年齢、男女別人口」

「身近な友人にそんなやつはいない」と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、冷静に考えてみてください。

もし、あなたが消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用していたとして、「自分は借金をしているんだ」と、わざわざ周囲に伝えるまねをしますか?

武藤 英次

武藤 英次 / ファイナンシャルプランナー

【専門家の解説】

そう遠くない過去の日本において「サラ金問題」が大変な社会問題となっていました。 貸金業者による貸しすぎ、借り手による借りすぎが多発し、多重債務者が世に溢れていたのです。 借金苦による自殺者も非常に多く、国も本格的な対策に乗り出せざるを得ない状況でした。 その結果、9割以上の貸金業者は淘汰され、現在は大手5社ほどと、中小零細業者が細々と生き残るのみとなっています。 令和となった現在、厳しい規制により金利は下がり、借りられる金額もだいぶ少なくなりました。 昭和や平成初期に比べると「借りにくさ」はあるものの、より安全に借りられる環境が整ってきているのは事実でしょう。

  • ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス

    監修者武藤 英次

    成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
    2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
    趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
    カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。

    • 株式会社エイチームライフデザイン

      編集者イーデス編集部

      「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。

      ■書籍
      初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK

      ■保有資格
      KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)

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      • SNS

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    お金を借りる「ローン」はごく普通のこと

    多くの人は「住宅ローンを組んだ」と人に伝えることはできても、「借金をした」と周りの人たちに言うのには抵抗を感じるのです。

    しかし、ハッキリ言ってしまえば、住宅ローンや携帯端末の分割払い、自動車ローン、消費者金融のカードローン、クレジットカードのキャッシング等はすべて「借金」です。

    あなたがカードローンやキャッシングを利用していたとしても、別におかしいことではまったくありません。

    誤解されないように言っておくと、「みんなも使ってるんだから、どんどん利用したほうがいい!」と、伝えたいわけではありません。

    私がお伝えしたいのは、「どのような借金でも、しっかり計画的に役立てることで、ご自身の強い味方になる」ということです。

    「ローン」は未来の自分からの資金援助

    ローンをわかりやすく捉えると、「未来の自分から資金援助を受ける」ということです。

    ローンは未来の自分からの資金援助

    1つ異なる点は、借入先が未来の自分であれば手数料はかかりませんが、第三者からお金を借りるには手数料(利息)が必要だということです。

    ローンを利用する場合、「今、お金が必要な理由」があると思います。

    例えば、健やかな生活を営むための住宅だったり、利便性を確保するための自動車だったり、今、必要なもののために未来の自分から資金援助を受け、その仲介手数料として利息を支払っている、と捉えれば、見方が少し変わるかもしれません。

    そもそも、借金が必要になるような大きな出費は、人生で数えるほどしかありません。もちろん、個人差はありますが、出費の少ない時期の自分から資金援助を受けると捉えれば、盲目的に不安がる必要はないでしょう。

    2級ファイナンシャル・プランニング技能士
    監修者 武藤 英次の一言コメント!
    良し悪しを決めるのは非常に難しい面がありますが、日本人は投資や借入を好ましく考えない傾向にあるのは事実です。
    「夢のマイホーム」のための住宅ローンは別格の存在ですが、その他のローンについては「借りないに越したことはない」という考え方が根強く感じます。
    特にカードローンは「サラ金」のイメージと直結しがちで、悪徳金融扱いされることも珍しくありません。
    過去のサラ金地獄のネガティブイメージは簡単には拭い去ることはできないのでしょう。
    借金が薬になるのか毒になるのかは、ひとえに利用者のリテラシーに大きく左右されます。
    上手に使いこなす人と、借金の沼にはまる人の差は非常に大きいものです。

    武藤 英次

    武藤さん

    使い方ひとつで人生は変わる!?カードローンを賢く使おう

    将来得られるお金を今の自分に投資することで、人生を変えられることもあります。

    例えば、「社会人になって詳しく学べるチャンスが回ってきたのに、お金がなくてチャレンジできない…」というようなケース。

    このようなとき、一時的にカードローンを利用するのは、選択肢の一つとなります。お金でチャンスを買うことはできませんから、賢くカードローンを活用するのであれば価値ある投資になるでしょう。

    チャンスは待ってくれません。

    カードローンを利用することで手にできるチャンスがあるのであれば、人生を変えるキッカケになる可能性があります。

    つまりカードローンは、切羽詰まった状態で利用するためだけに存在しているのではなく、場合によっては、将来のために活用できるサービスだということです。

    ただし、将来の収入が見込めない状態なのであれば、返済が苦しくなってしまいます。ですので、収入と支出のバランスを計算しつつ利用する必要があるでしょう。

    ローンは未来の自分からの資金援助

    不安な返済、しっかり計画すれば大丈夫!

    当然ながら、安易な借入を繰り返していけば、返済困難な状態に陥ってしまいます。これは、クレジットカードやカードローンに共通する重要なポイントです。

    だからこそ、「しっかりと返済計画を立てて、必要なときだけ活用する」これを原則にすべきです。

    返済計画を立てる際には、まずご自身の返済資金を計算します。例えば、手取り月収18万円で、生活に必要な金額が15万円だとしましょう。この場合、返済資金は3万円ということがわかります。つまり、この場合の借入限度は、「毎月3万円以内で返済できる金額のみ」だということです。

    そして、借入前にあらかじめ完済時期を決定します。なぜ最初に完済時期を決めてしまうのかというと、長期間の借入で利息が膨らんでしまうのを避けるためです。

    これらを徹底すれば、返済に不安を感じることは少なくなるでしょう。

    2級ファイナンシャル・プランニング技能士
    監修者 武藤 英次の一言コメント!
    住宅ローンやマイカーローンなどの一般的なローンは、毎月一定額をコツコツと返済していくのが基本です。
    これに対してカードローンは(借入枠の範囲内で)借入や返済を好きなタイミングで出来る自由度の高さが最大の特長となっています。
    たとえば今日5万円を借りたとして、一週間後の給料日に全額返済といった超短期の借入も可能なわけです。
    カードローンを上手に使いこなす人は、このような「短期決戦の利用法」をマスターしています。
    逆に借金沼にはまる人は、毎月小額だけ返済しながらダラダラと借り続けてしまうパターンが大半です。
    カードローンは金利が高いので、長期の借入には相性が悪い一方で、ごく短期の借入には抜群の相性があります。

    武藤 英次

    武藤さん

    普段から実践できるお金の上手な使い方

    お金の使い方が上手な人と下手な人では、人生が大きく変わるといっても過言ではありません。

    なぜなら、多くの出来事は「お金と時間の使い方」によって、結果が大きく異なるからです。

    では、お金の使い方が上手な人と下手な人には、どのような違いがあるのでしょうか。

    わかりやすいポイントを1つ挙げると、「トータルコスト」です。お金の使い方が上手な人は、トータルコストを意識して物事を選択します。
    それに対して、お金の使い方が下手な人は、「目先のイメージ」を意識して物事を選択してしまいがちなのです。

    例えば、トイレットペーパーが2つあるとしましょう。価格は298円と398円、どちらも6つ入りで、シングルロールです。ここでは、質も同等と仮定します。

    お金の使い方が上手な人は、迷わず398円のものを選択しました。それは、なぜなのでしょうか?

    トータルコストを意識して物事を選択例1

    答えは、「ロールの長さが違うから」です。298円のものは50m、398円のものは80mで、合計すると300mと480mという長さになります。1mあたりの金額で言えば、298円のものは約0.99円、398円のものは約0.82円です。つまり、商品価格が高く見えても、トータルコストは低くなるのです。

    トータルコストを意識して物事を選択例2

    さらにいえば、298円のトイレットペーパーのほうが、先に無くなってしまいます。つまり、398円のトイレットペーパーのほうが交換サイクルも遅くなるので、再購入に必要な時間をも節約できるということなのです。

    カードローンを利用する際もトータルコストを意識すべきです。

    トータルコストを意識したうえで、「カードローンを今利用したほうがいい」と判断できたのであれば、問題なく活用できるでしょう。

    2級ファイナンシャル・プランニング技能士
    監修者 武藤 英次の一言コメント!
    カードローンを利用する上でのメインのコストは「支払利息」です。
    カードローンの金利は年18.0%ほどとなっています。
    つまり「10万円を1年間借りるコスト」は、およそ18,000円となるわけです。
    ※わかりやすくするために単純化しています。
    カードローンの支払利息は日割り計算となっており、10万円借りた場合の1日当たりの利息は約50円となります。
    つまり10万円を1週間借りたなら利息は約350円となるわけです。
    仮に5年間借りっぱなしだとすると支払利息はおよそ9万円にもなります。
    短期決戦なら数百円だった負担も、数年ダラダラ借りると数万円の負担へと膨れ上がるのです。
    カードローンを利用するなら絶対に短期で返済する意識を持ち続けて下さい。

    武藤 英次

    武藤さん

    まとめ

    「借金=悪いもの」ではありません。

    重要なのは、「活用すべきかどうかをご自身で判断すること」です。

    それができれば、未来のために借金を活用することもできるでしょう。

    カードローンやキャッシングを利用する際は、返済シミュレーションを行ったうえで、計画的に活用してください。

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