更新日: 2017年4月13日

総量規制対象外のカードローンは計画的な利用が必要!

「年収の3分の1以上借りたい」「総量規制対象外のカードローンってないのかな」と、カードローンの総量規制についてお悩みの方も多いでしょう。

また、中には「総量規制の仕組みがいまいち理解できていない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

総量規制とカードローンの関係は、カードローンを選択する際に非常に重要なポイントです。
ここでは、総量規制の仕組みや注意点についてわかりやすく解説します。

総量規制対象外のカードローン

総量規制とは 複数社の場合はどうなる

カードローンの利用を検討している際に、必ずといってもいいほど目に入るのが「総量規制」という言葉です。

総量規制とは、貸金業者を対象とする法律「貸金業法」によって定められた、過剰貸付を規制する制度のことです。

対象となる貸金業者は、消費者金融会社、信販会社、クレジットカード会社(キャッシング枠)です。

総量規制は利用者年収の3分の1以上の貸付を規制するため、簡単に言えば、「総量規制対象業者からは年収の3分の1以上を借り入れすることはできない」のです。

この総量規制は、複数社に借り入れがある場合も合計残高に対しての適用となります。

例えば、年収300万円の方が、A社の消費者金融カードローンで50万円を借り入れしている場合、B社の消費者金融カードローンで借り入れできる上限額は50万円までとなります。

このように総量規制は、利用者にとっても非常に影響の大きい制度だということです。

ここで注意していただきたいのが、「銀行は貸金業者に該当しない」というポイントです。
銀行は貸金業法ではなく、銀行法が対象となっています。

したがって、銀行が取り扱うカードローンは総量規制の対象になりません。

また、総量規制の疑問として挙がりやすいのが、「住宅ローンや自動車ローンも対象になるの?」という点です。

結論からいうと、住宅ローンや自動車ローンは総量規制の対象にはなりません。
なぜかというと、総量規制には「除外項目」というものがあり、住宅ローンや自動車ローンもそこに含まれているからです。

したがって、住宅ローンや自動車ローンの残債が総量規制額に影響することはありません。

総量規制のメリット・デメリット

総量規制の対象となるカードローンは、利用者にとってデメリットが多く見えますが、実はメリットもあるのです。

ここでは、総量規制対象カードローンのメリット・デメリットをまとめました。

総量規制対象カードローンのメリット・デメリット
メリット デメリット
借り過ぎることがないので滞納リスクが少ない 年収の3分の1以上を借り入れできない
返済能力を超えた借り入れに繋がりにくい 年収の少ない方は借り入れ可能額が極端に少なくなる
多重債務に陥りにくい 専業主婦は自身の信用だけで申し込みできない

上記をご覧いただくとわかるように、総量規制対象カードローンで借り入れするメリットは、「リスク回避」です。

総量規制対象であれば年収の3分の1までしか借り入れできないので、多重債務に陥るリスクを大幅に減らすことができます。

対して、総量規制対象カードローンのデメリットは、「年収制限を受けることによる貸付額の少なさ」です。

総量規制の貸付可能額には年収が大きく影響するため、年収の高い人ほどたくさん借りることができ、逆に年収の低い人は借り入れできる金額が著しく少なくなります。

さらに、収入の無い専業主婦の方は年収がゼロになりますので、総量規制対象カードローンを利用することはできません。

ただし、一部の総量規制対象カードローンには「配偶者貸付」という制度があり、配偶者の承諾のうえ収入証明書類を提出すれば、専業主婦でもお金を借りることができます。

しかし、手続きが非常に面倒かつ配偶者にバレてしまいますので、現実的に利用する機会は少ないといえるでしょう。

総量規制対象外のカードローンを利用する場合の注意点

先述したように、総量規制対象カードローンにはデメリットが多いです。
したがって、総量規制対象外のカードローンを検討している方も多いでしょう。

しかし、総量規制対象外のカードローンを利用する際の注意点があります。
それは、「返済能力を超えた借り入れに繋がる可能性がある」ということです。

通常、総量規制対象カードローンでは、「年収の3分の1」という一定の借り入れラインがあります。

しかし、総量規制対象外のカードローンにはそのラインがありません。
つまり、延滞に陥ってしまわないように自分自身で計画的に利用する必要がある、ということです。

ちなみに、総量規制対象外のカードローンを利用した場合でも、返済能力を著しく超えた金額を貸付するわけではありませんので安心してください。

おまとめする際の総量規制はあるのか

総量規制に関係する商品として「おまとめローン」があります。
おまとめローンは、複数の貸金契約を1つにまとめることにより、利息の軽減や返済の効率化を図る商品です。

実は、このおまとめローンには総量規制が適用されません。
なぜかというと、総量規制には「例外項目」というものがあり、その中に「顧客に一方的有利となる借換え」が含まれているからです。

おまとめローンはこの項目に該当するため、総量規制が適用されません。

おまとめローンについては、「カードローンのおまとめの利用方法をFPが徹底解説!おすすめなおまとめローン先を紹介」を参考にしてみてください。

まとめ

カードローンの総量規制は難しく見えますが、仕組みは非常にシンプルです。
延滞を防止するため、必ず返済計画を立てて利用しましょう。

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お金が必要でも、カードローンを適当に選んでしまうのは怖いですよね。

  • 必要なタイミングで融資を受けられなかったらどうしよう
  • 思ったよりも利息が多くなって返せなくなったらどうしよう

など、さまざまな不安があるでしょう。

実際、適当に選んでしまうと失敗する可能性があります。 カードローンの特徴は商品によってさまざまで、「全員が満足するカードローン」はないのです。

だからこそ、希望に合った1枚をしっかり選ぶ必要があります。

後悔しないためにも、不安な方は一度≪検索≫することをオススメします。

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執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

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