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おまとめローンは総量規制の対象外!返済負担が軽くなる仕組みとは

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おまとめローンは総量規制の対象外!返済負担が軽くなる仕組みとは
おまとめローン
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「おまとめローンで返済を楽にしたい。
でも、総量規制に引っかかるので自分は利用できない…」

このように嘆いている人は、意外と多いようです。

確かに総量規制は年収の3分の1を超える借入を禁止するルールです。
しかし、全てのローンに総量規制が適用されるわけではありません。

「利用者の借金返済を有利にするローン」なら、総量規制の例外が適用されます。
そのローンこそが、おまとめローンなのです。

条件を満たすおまとめローンであれば、年収制限の特例が適用されます。

この記事では、以下のことを徹底的に解説しています。

  • 総量規制とは?
  • 総量規制の対象外となるおまとめローンの条件
  • 総量規制の対象外となるおまとめローンサービスの一覧

総量規制が原因でおまとめローンの利用を諦めていた人は、ぜひ最後まで読んでみてください!あなたにぴったりのおまとめローンが見つかるはずです。

飯田道子さん

飯田 道子 / ファイナンシャルプランナー

【専門家の解説】

複数ある借入先をひとつにまとめることができれば、返済期日の管理は楽になりますし、毎月の返済額もおさえることができ、メリットはたくさんです。消費者金融でおまとめする場合、総量規制を気にする人は多いのですが、おまとめローンは総量規制対象外のローンです。1つにまとめられれば、返済は楽になるかもしれませんね。ただし、デメリットもあります。総合的に判断して、利用するかどうかを判断して下さい。

▼おまとめローンをお探しなら、こちらの記事をお役立てください。

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総量規制とは?

総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付を禁止するというルールです。借金をし過ぎて自己破産してしまう人を減らすために設けられました。

総量規制対象の借入とは?

総量規制は、全てのローンに適用されるわけではありません。消費者金融カードローンやクレジットカード業者からの借入が対象となっています。

逆に、銀行など総量規制の対象外となっている金融機関もあります。

対象となる金融機関の種類実際の金融機関名
総量規制の対象消費者金融カードローン、信販会社、クレジットカード会社アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットなど
総量規制の対象外銀行、信用金庫、労働金庫、信用組合など

おまとめローンは総量規制の対象外

総量規制には、特別に例外となる場合があります。

それが「利用者にとって有利になる、おまとめローン」です。

おまとめローンは金利が下がり、返済が楽になります。つまり、利用者にとって有利なローンです。

多重債務者や自己破産を防ぐために設けられた総量規制ですが、前向きな理由の借入であれば特別に対象外となるのです。

総量規制対象外のおまとめローン借入の条件

おまとめローンだからといって、必ず総量規制の対象となるわけではありません。以下の条件を全て満たしている必要があります。

  • 元々の借入金利よりも、おまとめ後の金利の方が低くなる

例えば、おまとめ前の平均金利年10%が、おまとめ後に年13%になったとします。おまとめローンを利用することで、逆に不利になってしまっています。

このような借り換えは、総量規制の特別例外としては認められません。おまとめ後に金利・利息面で有利になっている必要があります。

  • 毎月の返済額と総返済額がおまとめ前よりも楽になること
  • 担保などの条件がおまとめ前よりも楽になること

これらの条件を全て満たしていれば、アコムのような消費者金融からの借入でも総量規制の対象外となります。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 飯田 道子の一言コメント!
まとめた方が「お得」、というイメージがありますが、やみくもにまとめても意味がありません。金利差や返済期間によってもメリットは異なります。実際に借り換え後の返済計画をシミュレーションして、まとめた方が良いのかを確認することが大切です。また、基本的に追加融資は受けられませんので、返済のみの借り入れになる点にも注意して下さい。

飯田道子さん

飯田さん

総量規制対象外のおまとめ・借り換え専用ローンサービス一覧

総量規制対象外となる「おまとめ・借り換え専用ローン」を7つピックアップしてみました。

金利最高限度額申込条件金融機関の種類おまとめ専用か?
アコム
「貸金業法に基づく借換え専用ローン」
年7.7%~18.0%300万円20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人で、アコムの基準を満たす人消費者金融
オリックス
VIPフリーローン
年3.0%~14.5%800万円申し込み時20歳以上65歳未満で年収400万円以上消費者金融
新生フィナンシャル
「完済応援プラン(借り換えプラン)」
年13.0%~17.0%300万円新生フィナンシャルと契約中で、安定した収入のある人
(パート・アルバイト除く)
消費者金融
セゾンファンデックス
「生活支援ローン計画完済コース」
年6.8%~15.0%500万円20歳~79歳までの毎月定期収入のある電話連絡可能な人
(学生は不可)
消費者金融
ライフカード
「サポートローン」
年12.0%~16.5%500万円満20歳以上で安定した収入のある人信販系

消費者金融・信販系のおまとめローン解説

上の表で登場した、消費者金融・信販系のおまとめローンをそれぞれ解説します。

アコム

消費者金融カードローン最大手のアコムが提供する、おまとめ専用ローンです。

みずほ銀行などの銀行カードローンからの借入や、クレジットカードのショッピングリボは一本化できません。

アイフル

アイフルには2つのおまとめローンがあります。すでにアイフルを利用中の人が対象の「おまとめMAX」であれば、上限金利年15.0%と低い金利でおまとめローンを利用できます。

銀行からの借入やショッピングリボもおまとめ対象となります。アイフルを利用したことがない人は「かりかえMAX」となり、上限金利は年17.5%となります。

▼アイフルのおまとめローンについて詳しく知りたい人は、

を参考にしてみてください。

オリックス・クレジット株式会社「オリックスVIPフリーローン」

限度額800万円と、消費者金融のおまとめローンとしては多めです。その代わりに「年収400万円以上」という条件があります。

新生フィナンシャル「完済応援プラン(借り換えプラン)」

新生フィナンシャルはSBI新生銀行グループの消費者金融会社です。すでに新生フィナンシャルのローンを契約中の人限定ですが、おまとめローンを提供しています。

セゾンファンデックス「生活支援ローン計画完済コース」

79歳まで申込可能で、高齢者でも利用しやすいおまとめローンです。銀行からの借入や、クレジットカードのショッピングリボもおまとめ対象となっています。

ライフカード「サポートローン」

クレジットカード会社であるライフカードが運営するおまとめローンです。銀行からの借入やクレジットカードのショッピングリボもおまとめ対象です。

ライフカードが借入元に対して振込で返済してくれます。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 飯田 道子の一言コメント!
消費者金融および信販系でおまとめローンを扱っています。各社それぞれに条件がありますので、確認して下さい。多くのおまとめローンはカードローンのみが対象であるのに対し、セゾンファンデックス「生活支援ローン計画寛斎コース」では、クレジットカードのキャッシングリボも対象になるため、本当の意味でおまとめが可能なローンと言えます。融資金額は最高で300万円まで、金利は8.8%~17.4%です。

飯田道子さん

飯田さん

銀行のおまとめローン

消費者金融と違い、銀行のおまとめ専用ローンは少ないです。

東京スター銀行「おまとめローン」

数少ない銀行のおまとめ専用ローンです。

限度額は1,000万円と十分な額です。返済が進んで借入残高が限度額を下回れば、その差額分は使いみち自由なお金としてキャッシングできます。

おまとめローンの限度額

おまとめ専用ローンの限度額は「一本化する他社ローンの借入総額」となります。

3社合計200万円のローンをおまとめローンで一本化するなら、最大200万円の限度額が設定されます。利用者の年収が多いからといって、200万円を超える限度額は設定されません。

逆に、おまとめ希望額を下回ることはありえます。200万円を希望していても、融資審査の結果、金融機関側にリスクが高いと判断されれば、それを下回ってしまうのです。

必ずしもおまとめローンで一本化できるとは限らない点に注意してください。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 飯田 道子の一言コメント!
おまとめローンの限度額は各社違いがあります。会社によっては限度額が1,000万円まであるため、そんなに借り入れできたら助かるなと思うかもしれませんね。とはいえ、限度額=現在の借入金額となっていますので、決して自分の限度額が増える訳ではありません。そもそも、おまとめローンは返済のみであることがほとんどです。今以上に借りる必要はありませんよね?

飯田道子さん

飯田さん

まとめ

この記事では、おまとめローンと総量規制の関係について解説してみました。

おまとめ専用ローンは、借入額を年収で制限する総量規制の特例となっています。金利はおまとめ前より必ず下がります。借り手にとって有利な条件が法律で保証されたローンなのです。

これまで総量規制に該当すると誤解をしていて諦めていた人は、すぐにでも利用を検討してみてください。必ずやあなたの借金返済を後押ししてくれるローンとなるでしょう。

審査は普通のカードローンよりも、厳しい傾向にあります。貸出額が多くなりがちなため、金融機関としても慎重に審査をせざるをえないからです。

しかし、もし審査に通れば必ず金利が下がります。高い金利や、頻繁に訪れる返済日に悩んでいた人にとっては、状況を一変させられる力を持ったサービスです。

この記事で紹介した7つのおまとめ専用ローンの中から、ぜひあなたに最適なローンを探してみてください!

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プロミス

  • 実質年利:年4.5%~17.8%
  • 利用限度額:最大500万円※
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  • アコム※融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
  • アイフル※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

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