アコム解約の方法は3種類!手順と注意点を詳細解説
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「完済したからアコムを解約したいけど、どうやって手続きするの?」という方のため、情報を調査しました。
また、「なんとなく不安だから、解約の証明みたいなものが欲しい」というような不安を感じている場合もあるかと思います。
結論から言ってしまうと、アコムの解約手続きはすごく簡単です。
ただ、デメリットが発生してしまう可能性もあるので、注意点を理解した上で行わなければなりません。
当記事では、以下の疑問を1つずつ解決していきます。
- アコムの解約方法、具体的な手順
- アコムを解約できるまでの必要時間
- 解約に伴って必要なもの
- 解約を行うメリット・デメリットと注意点
- 解約証明書は必要なのか、カードはどうすればいいか
- 解約後の再契約は可能なのかどうか
「アコムの解約手順に関係する正しい情報を知りたい」という方にとっては特に役立つと思いますので、よろしければ参考になさってくださいね。
▼アコムのお金の借り方で困ったら、こちらの記事をお役立てください。
武藤 英次 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
アコムでお金を借りるときに「解約」が最終目標であることは誰でも同じです。 可能な限り1日でも早く完済&解約することで支払利息を節約できます。 しかし解約の方法がわからないと、どうしても後回しになってしまいがちです。 最近は解約が異常に分かり難いサービスも多いため、アコムの解約も「面倒なのでは?」と心配になる方もいらっしゃることでしょう。 しかし実際には拍子抜けするほど簡単に解約できてしまうのです。 こちらの記事を参考にしながら、サクッとアコムを解約してスッキリしましょう。
ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス
監修者武藤 英次
成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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アコムの各解約方法と手続きする際の注意点
アコムの解約は、以下3種類の手段で行うことができます。
- 電話(アコム総合カードローンデスク)
- 自動契約機(むじんくん)
ただし注意点として、それぞれ営業時間やポイントが異なりますので、ご自身にとって利用しやすい手段を選択しなければなりません。まずは、アコムの解約に伴って必要なものをご説明しておきますね。
アコムを解約する際に必要なもの
アコムの解約に伴って必要なものは下記のとおりです。
- 本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等 - アコムで発行されたカード
※ACマスターカードも同様の手続きで解約可
アコムの解約に伴って必要になる書類は非常にシンプルです。
とはいえ「できる限り手間を省いて解約したい」という場合は電話での手続きがオススメです。
スムーズに手続きを進めれば、アコム解約を即日で完了することができます。次に、それぞれの方法の手順や営業時間、手続きのポイントに触れていきましょう。
電話
電話でのアコム解約手順は下記のとおりです。
STEP.1
残りの残高を完済しておく
STEP.2
アコム総合カードローンデスク (0120-629-215/平日9:00~18:00)へ電話する
STEP.3
「解約を希望します」とスタッフに伝える
STEP.4
カード番号(※わからない場合はそう伝えましょう)、生年月日を伝え、本人確認の完了
STEP.5
カードの返却方法を質問されるので、ご自身で処分または郵送のいずれかを答える。その際、解約証明書が必要な方は希望する旨を伝えておく
STEP.6
カードを処分または返却する
重要なポイントとして、電話で解約手続きを行う際は、本人確認書類が不要です。
なぜかというと、電話の場合は生年月日等を使って本人確認を行うからです。
また、アコム総合カードローンデスクは平日のみの営業なので、土日祝日は手続きを行うことができません。注意してくださいね。
自動契約機(むじんくん)
アコムは、自動契約機での解約にも対応しています。「自動契約機(むじんくん)」での解約手順は下記のとおりです。
STEP.1
残高を完済しておく
STEP.2
カードを持参の上、最寄りの自動契約機(むじんくん)へ行く
STEP.3
画面に表示された「受付開始ボタン」をタッチ
STEP.4
次に、「会員の方ボタン」をタッチ
STEP.5
「お問い合わせ、ご相談ボタン」をタッチ
STEP.6
備え付けの電話を使い、スタッフに「解約したい」と伝える
STEP.7
アコム総合カードローンデスクでの受付になるので、あとは「電話での手順」と同様
STEP.8
解約手続き完了
STEP.9
カードを処分または返却する
自動契約機(むじんくん)での解約は、上記のようなイメージになっています。
ただしご覧いただくとわかるように、結局は電話での手続きが必要になっています。したがって、最初から電話で手続きを行うほうが、スムーズに解約することができます。
お急ぎの方は、最初から電話で手続きを進めてくださいね。また、自動契約機(むじんくん)の営業時間は原則9:00~21:00(年中無休※年末年始は除く)ですが、解約の取扱いはアコム総合カードローンデスク(平日9:00~18:00)となりますので、手続きを行う際は営業時間に注意しておきましょう。
▼アコムの会員サービスについてはこちらで詳しく解説しています。
アコムへの解約証明書を発行するかどうか
おそらく、「解約証明書ってなに?どこに使うの?」と思った方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明しておきます。
解約証明書とは、記載されている業者への債務(※借りたお金を返済する義務のこと)がない状態である、さらに、現在解約された状態という事実を証明するための書類です。
したがって、通常であれば、なかなか利用する場面というのは少ないと思います。
では、なぜアコムは発行しているのでしょうか。それは、「住宅ローン」や「おまとめローン」といった他の融資商品を利用する際に提出を求められるケースがあるからです。
例えば、住宅ローンであれば非常に高額なローンになりますので、いつでも自由に借入できるアコムの融資商品を利用されると、住宅ローンの返済が滞ってしまうリスクがあります。
そのような場合に、他のキャッシング・カードローンの解約を条件に契約可能とするケースがあるのです。この場合においては、解約後の解約証明書を金融機関に提出することで、スムーズに契約することができます。
また、おまとめローンの場合に関しては、おまとめのために融資したお金を別の目的に利用されるリスクがあることから、利用者が完済を行った場合、解約証明書の提出を求められるケースがあります。
解約証明書の主な利用用途はこのようなイメージです。もちろん、「なんとなく不安だから手元に証明書を持っておきたい」という場合でも発行してもらえますので、ご希望の方は解約の際に申請しておきましょう。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 武藤 英次の一言コメント!
アコムを解約した場合には、信用情報に解約した記録が登録されます。
そして他の金融機関でローンを申込した場合、必ずその信用情報が照会されるため、解約の事実は(解約証明書がなくとも)確認できるのです。
したがって、金融機関から解約証明書の提出を求められるケースは、ほとんどありません。
ちなみに解約から5年を過ぎれば、アコムに関する情報は信用情報から完全に消去されます。
こうなると他の金融機関はアコムで借入していた事実はわからなくなるわけです。
消費者金融での借入履歴は、残念ながら他の金融機関にとって「ネガティブ情報」であることは否定できません。
そのため解約証明書を積極的に提出する必要はないのです。
武藤さん
アコムを解約するメリット・デメリット
「解約しようか迷ってる…」という場合もあるかと思います。確かに、アコムのローンカードを持っておけばいつでもピンチに対応できますし、かといって年会費等も一切かかりません。
「面倒だし解約しなくていいかな?」と思っていらっしゃる場合もあるでしょう。しかしながら、アコムの解約にはメリット・デメリットがありますので、どちらもしっかりと検討した上で手続きを行わなくてはなりません。
アコム解約のメリット・デメリットをご説明していきますね。
メリット
アコムを解約するメリットは、下記のようなポイントです。
メリット
- 住宅ローンの融資可能額が増える可能性がある
- クレジットカードやカードローンの審査に通りやすくなる場合が多い
- 賃貸の入居審査で審査に通る確率が上がる
上記をご覧いただくと分かるように、アコムを解約するメリットの多くは「審査」に関係するものです。
アコムを解約することによって返済能力に余白ができるため、様々な商品の審査に好影響が及ぶ可能性があります。
特に、融資額の高い住宅ローンは、キャッシング等の限度額が融資可能額に影響するケースも多いため、「これから住宅の購入を検討している」という場合は解約のメリットが大きいでしょう。
デメリット
対して、アコムを解約するデメリットは下記のような点です。
デメリット
- 次に利用する際は再度審査を受ける必要がある
- いざというときの手段が1つ無くなる
- 続きに少し手間がかかる
上記のように、アコムを解約する際のデメリットは、「今まで利用していたサービスを利用できなくなる」という点が主になっています。
既にアコムを利用されている場合はよくご存知かと思いますが、アコムってめちゃくちゃ便利なんですよね。なので、解約する際に、「いざというときのために置いておこうかどうしようか…」と悩んでしまう場合もあると思います。
ただ、再度利用したい場合は再審査に通過することで再利用できますし、再利用までの期間制限もありませんから、思い切って解約してしまうのも1つだと思います。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 武藤 英次の一言コメント!
最終的な目標が解約であることは間違いありませんが、状況によっては解約のタイミングを見計らう必要もあります。
あせって解約した時に限って、急にまとまったお金が必要になることは案外とあることです。
しかし必要もないのに解約しないでいると「いつの間にか限度額まで借りてしまう」といった心配もあるでしょう。
そのような時のプランBとして「限度額の減額」が有力な選択肢となります。
少しずつ貯金を頑張りながら、借入限度額を減らして行くという作戦です。
貯金が十分にできたなら、その時は解約してしまっても問題ありません。
どうしても解約を決めきれない方は、中間的なプランとして「限度額の減額」を検討してみて下さい。
武藤さん
解約したほうがいい人の特徴
ここまで触れたように、解約にはメリット・デメリットがあります。
したがって、迷っていたり、まだ使う予定があったりと、これからも利用する可能性のある方は解約しないほうが良いですね。
逆に、下記のような特徴に該当する方は、アコムの解約をおすすめします。迷っている方は、参考にしてみてくださいね。
- これから住宅ローンを利用する予定がある
- 借入が癖になってしまっているので、借入できない状態にしておきたい
- おまとめローンを利用して完済した場合
アコム解約に関する素朴な疑問をQ&Aで解決
アコムの解約についてご説明してきましたが、「こういう場合はどうなんだろう…?」「疑問点がある」というような不安もありますよね。
ここでは、アコムの解約に関する素朴な疑問をQA方式でお答えしていきたいと思います。アコムの解約を検討中の方は、必ずチェックしておきましょう。
- アコムを解約すると住宅ローンに影響するって言われたけどホントですか?
- 結論から言ってしまえば本当です。
ただし全てのケースで影響があるのではなく、「影響する場合がある」という感覚で捉えておきましょう。
消費者金融キャッシング・銀行カードローン等は商品の特性上、いつでも借入・返済することのできる商品です。
したがって、住宅ローンを取扱う金融機関からすれば、「滞納の要因になるリスクの1つ」なのです。
このような理由から、アコムを解約すれば住宅ローンの借入可能額や金利等に影響が及ぶ可能性があります。 - 「無利息残高」はどうすればいいですか?
- アコムを解約する際は、無利息残高もゼロにしなくてはなりません。
無利息残高とは、「ATMで返済できない1,000円未満の端数残高」のことです。これに該当する金額は利息・手数料が発生せず、支払期間も設定されません。
わかりやすくいえば、「返済しなくても良いお金」というような取り扱いです。
ただしアコムを解約する場合、無利息残高も残高として扱われますので、振込、三菱UFJ銀行ATMなどを使って残高をゼロにしておく必要があります。
ちなみに、コンビニ等の提携ATMは硬貨に対応していないため、無利息残高を完済することはできません。注意してください。
アコムを解約する際の重要なポイントになりますので、覚えておいてくださいね。
▼アコムでの借入に不安がある方はこちらを参考にしてください。
まとめ
アコムの解約に関する詳しい手順等の情報は、公式ホームページにも大きく記載されていません。
記事内でも触れたように、アコムの解約はさほど難しい手続きではありませんから、ご希望の方は手順をチェックしておいてくださいね。
この記事のポイントをまとめると、以下の5つです。
ここまでのおさらい
- アコムの解約手段は「電話」「自動契約機(むじんくん)」の2通り
- 解約に必要なものは「本人確認書類」「アコムカード」
- それぞれの手段で営業時間が異なるため、手続きを行う場合は注意
- アコムの解約にはメリット・デメリットがあるので、よく検討した上で行うこと
- 今後住宅ローンを利用する方は解約しておいたほうが無難
それぞれ非常に重要なポイントなので、しっかりと確認しておきましょう。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 武藤 英次の一言コメント!
基本的には、アコムの解約は電話がベストです。
借入残高が0円になっている状態であれば、電話を掛けて数分程度で解約手続きは完了してしまいます。
また仮に端数の借入残高が残っているなどの状況であっても心配は無用です。
プロの電話オペレーターがベストな手続きを丁寧に案内してくれます。
ちなみに電話がニガテという方にとっては、スマホアプリで解約してしまいたいと思うかもしれません。
しかしアコムの担当者は基本的に親切ですから、特に心配することは何も無いのです。
しかもフリーダイヤルで通話料もかかりません。
思い切って電話して「解約したい」とオペレーターに伝えて下さい。
武藤さん