FPが教える!カードローンを安心・スムーズに借りられる方法を徹底解説

カードローン

まず、「カードローン」とは、指定のATMや指定の現金自動支払機(CD)からカードを利用して融資を受けたり返済することが出来るローンの利用方法のことです。カードローンの大半が無担保で融資を受けられ、用途を指定せずお金を借りることができるプランが多く、カードローン各社はそのリスクを考慮した金利に設定している為、住宅ローンや自動車ローンと比較して金利が高い場合が多いです。
現在のカードローンは銀行系と消費者金融系と信販系が主流です。
銀行系のカードローンは総量規制の対象外なので、年収の3分の1以上の融資を受けることが可能です。
一方で、消費者金融系と信販系は総量規制対象内ですので年収の3分の1以上の融資を受けることはできません。
と、ここまでがカードローンの全ての入り口です。
カードローンと一言で言っても奥が深いのです。
このサイトでは、「カードローンの全て」審査に通りやすい方法や金利、返済について、更に損をしない借り換えおまとめ方法まで、ファイナンシャルプランナーがカードローンの選び方など、さまざまな視点から解説していきます。

カードローンについて詳しく知りたい方は、「カードローンとは?カードローンの仕組みを紹介」を参考にしてみてください。

カードローンのメリット・デメリット

カードローン メリット・デメリット

カードローンは利用者から非常に高い評価を得ており、「便利過ぎる」「1枚は持っておきたい」など、利用者にとってのメリットが大きいことがわかります。しかし、当然のことながらカードローンにはデメリットも存在します。
カードローンのメリット・デメリットを以下にまとめました。

<カードローンのメリット・デメリットまとめ>
メリット デメリット
資金の利用用途が自由 金利が高い
比較的審査が早い 返済しても元金が減りにくく、返済が長期化する傾向がある
利用枠内であれば、借り入れ・返済を繰り返せる 利便性が良すぎるため、新たに借り入れしてしまう
毎月一定額を返済するため、返済計画を立てやすい お金を借りているという意識が薄れやすい
コンビニATMと提携しているなど、利便性に優れている 世間のイメージがあまり良くない

上記をご覧頂くとわかるように、メリットがデメリットにも繋がっている点がいくつかあるのです。つまり簡単にいうと、カードローンのメリットを活かせるどうかは、利用者の自己管理能力にかかっているということです。

カードローンのメリット・デメリットのより詳しい記事はこちら

カードローンの金利の見方と利息の事例紹介

カードローン 金利

カードローン金利の見方を、例を挙げてご説明します。

【カードローンの金利表記例】:実質年率 4.9%~14.5%

上記の例が、カードローン会社の公式ホームページでよく見かける金利の表記例です。まず、「実質年率」とは、貸付したお金にかかる年間手数料の割合のことを指します。例えば、実質年率が15%のカードローンで10万円を1年間借り入れした場合、15,000円の手数料が発生するということです。発生した手数料のことを「利息」と言います。カードローン利用者の中でよく話題となる「金利」は、先述した実質年率のことを指します。ちなみに、厳密にいうと、「金利」は利息の割合そのもののことを指し、「実質年率」は、お金を借りた際にかかる経費と利息割合を合計した金額のことを指します。カードローンを理解する際には、実質年率=金利と捉えても差し支えありません。

カードローンは3種類存在し、「消費者金融カードローン」と「銀行カードローン」と「信販系カードローン」に分かれます。一般的な金利と特徴を解説すると、

消費者金融カードローン
審査スピードが非常に早いことが特徴。金利は大体18%程度のところが多い。
銀行カードローン
審査スピードは消費者金融に劣るものの、低金利なカードローンが豊富。金利は大体15%程度のところが多い。
信販系カードローン
買い物などをする際のクレジットカード会社が発行しているローンカードの事で、金利は13%~18%程度のところが多い。

となっています。傾向として、審査スピードの早いカードローンほど金利は高い傾向があり、逆に、審査に時間がかかるカードローンほど金利は低い傾向にあります。

カードローン金利早見表

「カードローンの金利や利息を計算するのが面倒」という方のために、一般的なカードローン金利と利息の早見表を作成しましたのでご参考下さい。

カードローン金利早見表
借りた金額 種類 実質年率 返済する回数 発生する利息金額
10万円 銀行カードローン 15% 1回 1,232円
12回 8,180円
24回 16,088円
消費者金融カードローン 18% 1回 1,479円
12回 9,860円
24回 19,465円
50万円 銀行カードローン 15% 1回 6,164円
12回 40,919円
24回 80,475円
消費者金融カードローン 18% 1回 7,397円
12回 49,312円
24回 97,375円
100万円 ・銀行カードローン
・消費者金融カードローン
15% 1回 12,328円
12回 81,847円
24回 160,961円

※利息金額はアコムのシミュレーションツールを利用し試算しています。
※一般的な金利として、銀行カードローンは15%、消費者金融カードローンは18%で試算しています。
※融資額100万円以上の上限金利は貸金業法で15%以下と規制されているため、18%の記載はありません。

さらに詳しく金利について知りたい方は、「カードローンの金利・利息の全てを教えます!」を参考にしてみてください。

カードローン審査の通しやすい方法と審査の流れ

カードローン 審査の通しやすい方法

審査の甘い銀行はある?プロが教える審査の通りやすい方法

「審査の甘い銀行カードローンを探しているんだけど、どこのカードローンが審査甘いのかな」と、気になる方は非常に多いです。結論からいうと、残念ながら審査の甘いカードローンは存在しません。ただし、「成約率」の高いカードローンは存在します。

審査が甘い」という言葉の意味は、審査項目が少ないことを指します。しかし、審査項目の多さはどの銀行カードローンも大きくは変わりません。対して、成約率は大きな差があります。

成約率とは、「申し込んだ人数に対して何人審査に通過したかの割合」のことを指します。例えば、10人申し込みして5人が審査に通過したとすると、成約率は50%だということです。カードローンの審査基準はそれぞれ違いがあるため、成約率にも差が出るのです。

審査に通りやすくする簡単な方法は、全ての項目をキッチリ嘘なく記入することです。嘘の記入をしてしまうと、カードローン会社が調べた際に嘘が発覚し、全ての項目の信用性を失ってしまいます。つまり、嘘無くキッチリ全項目を記入している方は、誠実な人とみなされやすいのです。

さらに詳しく知りたい方は、「カードローンの審査は甘い?通りやすくなるコツも合わせて紹介」を参考にしてみてください。

カードローンを申し込みする際に、一番手順が少ない方法はインターネットを利用する方法です。したがって、ここではインターネットを使って審査を受ける流れを簡単にお伝えします。

<カードローンの審査の流れ>
順番 手順の説明
1 各カードローンの公式ホームページにアクセスする
2 カードローンの申し込みボタンをクリック
3 規約、個人情報の取り扱い要項に目を通し、必要事項を入力する
4 入力完了後、画面の指示に従って本人確認書類、収入証明書類の画像を送信する
(スマホで撮影したものでも原則可)
5 審査の実施
6 審査完了後、審査結果連絡が希望した連絡先に入る
7 無人契約機、もしくは郵送でローン専用カードを受け取る

審査にかかる時間はカードローンによりさまざまですが、早いもので30分、長いもので3日以内が目安です。ただし、銀行カードローンの場合、土日祝日は休業となっている場合が多いため、審査にかかる時間の目安は3営業日以内と捉えておきましょう。

カードローンの審査に必要な書類例は以下の通りです。

<カードローンの審査に必要な書類例>
必要書類 具体例
本人確認書類 運転免許証、保険証、パスポートなど
収入証明書類 源泉徴収票、確定申告書、給与明細書など

カードローンによっては、少額融資の場合に限り収入証明書類の提出が不要なところもありますので、申し込み前に確認しておきましょう。一般的にカードローンの審査基準はそこまで厳しいものではなく、アルバイト・パートの方でも安定した収入さえあれば申し込み可能なものがほとんどです。ただし、無職の方は申し込み要件から外れる可能性が高いので注意が必要です。

FPがおすすめする銀行系カードローンを比較

FPがおすすめする銀行系カードローン

お金のプロであるFPが、おすすめできる銀行カードローンを厳選比較しました。下記をご参考下さい。

< FP が銀行カードローンを厳選比較 >
名称 金利 10万円を30日間借りた際の利息額 利便性 審査スピード 顧客対応 FPおすすめ度
三菱東京UFJ銀行
「バンクイック」
1.8%~14.6% 1,200円
三井住友銀行
カードローン
4.0%~14.5% 1,191円
オリックス銀行
カードローン
3.0%~17.8% 1,463円

◎=非常に良い ○=良い △=ふつう
※利息額は各カードローンの上限金利で試算しています。

銀行カードローンの選び方として、「金利」「利便性」「審査スピード」のうち、どの項目を優先するのかによって選択肢を変える必要があります。上記表を参考にすると、審査スピードを優先するなら「バンクイック」、利便性を優先するなら「オリックス銀行カードローン」となります。つまり、ご自身のニーズに優先順位を付けた上で、ご自身のライフスタイルにピッタリの銀行カードローンを選ぶ必要があるということです。

カードローンの選び方について詳しく知りたい方は、「カードローンを選ぶ際のポイントを徹底比較!あなたにおすすめなカードローンはこれだ」を参考にしてみてください。

FPおすすめの即日で借りられる銀行系カードローン

即日融資可能と明記されている銀行カードローンの中で、特におすすめなのが「三井住友銀行カードローン」です。三井住友銀行カードローンのおおまかな特徴は、

  • 金利 4.0%~14.5%
  • 即日融資可能
  • 口座開設不要で利用可能
  • 無人契約機を利用すれば、申し込み当日にカードの受け取りが可能
  • 最短30分で審査回答

となっています。三井住友銀行カードローンは、即日でカードの発行が可能ですので、申し込み当日に借り入れすることができます。「急いでいるけど、低金利な銀行カードローンが良い」という方にピッタリのカードローンです。

即日で借りたい方は、「FPが教える!本当に即日融資が可能なカードローン!最短融資の方法を教えます」を参考にしてみてください。

FPおすすめの土日でも借りられる銀行系カードローン

土日に借りられる銀行カードローンとして有名なのは、「三菱東京UFJ銀行バンクイック」です。バンクイックの特徴は、

  • 金利 1.8%~14.6%
  • 土日も審査対応
  • 口座開設不要で利用可能
  • テレビ窓口なら最短40分でカード発行
  • 最短30分で審査回答

となっています。バンクイックは審査回答までの時間が早く、利用者からの満足度も高いです。「土日に借り入れしたいけど、低金利な銀行カードローンが良い」という方にピッタリのカードローンです。

FPおすすめの低金利で借りられる銀行系カードローン

低金利な銀行カードローンとして絶大な人気を誇るのが「住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)」です。Mr.カードローン(プレミアムコース)の特徴は、

  • 金利2.49~7.99%(所定条件適用無しの場合)
  • 借り換えも可能
  • ATM手数料無料
  • SBI証券口座または住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある方は0.5%金利引き下げ
  • 融資上限額は1,000万円

となっています。Mr.カードローンは2つのコースがあり、「プレミアムコース」と「スタンダードコース」に分かれます。スタンダードコースの金利は8.49%~14.79%ですが、任意で選択できないため、審査結果によってどちらのコースになるのか決定されます。「最も低金利な銀行カードローンが良い」という方におすすめのカードローンです。

カードローンの返済方法の種類や仕方を解説

カードローン 返済方法

主なカードローンの返済方法は、

  • 銀行口座への振り込み
  • 自社ATM、提携ATMで現金を預け入れる
  • インターネットバンキングから振り込み
  • 銀行口座からの引き落とし

の4つが主な方法です。ただし、カードローン会社により多少異なる場合があるため、利用するカードローンはどの返済方法に対応しているのか、事前に確認する必要があります。上記のうち最も利用されている返済方法は、提携ATMを利用する方法です。提携ATMにはコンビニATMも含まれているため、いつでも返済することが可能です。

無理なく返済するためには、

  • ご自身の返済能力を明確に把握すること
  • 完済時期を決めた上で利用すること
  • 途中借り入れは必要な金額だけの借り入れに留めること

が重要です。カードローンは計画的に利用しましょう。

もし、返済が苦しくなり、金利を少しでも下げる方法が無いかとお探しの方は、「カードローンの借り換え」や「カードローンのおまとめ」とった方法があります。その2つの事についてご紹介します。

カードローンの借り換えとは何か?

カードローンの借り換えとは、より条件の良いカードローンに契約を移し替えることを指します。例えば、金利18%のカードローンから、金利15%のカードローンに契約を移し替えた場合、完済までの利息金額を減少させることができます。借り換え専用のカードローンも存在しますが、通常のカードローン同士の借り換えも可能です。合計返済金額を比較した上で利用するようにしましょう。

カードローンのおまとめとは何か?

先述した借り換えとよく同義されやすいのが「おまとめ」です。おまとめとは、複数の貸金契約を1つの貸金契約にまとめることを指します。例えば、4社の消費者金融から金利18%で100万円を借り入れしていた方が、金利15%の銀行カードローン1つから100万円を借り入れし、4社の貸金契約を完済する場合はおまとめに該当します。おまとめすることで利息額が減少する場合も多く、多重債務者の救済手段となっています。ちなみに、対象となる貸金契約は貸金業者のみなので、銀行カードローンはおまとめ対象ではありません。

おまとめローンについて詳しく知りたい方は、「カードローンのおまとめの利用方法をFPが徹底解説!おすすめなおまとめローン先を紹介」を参考にしてみてください。

お金のプロが見てきた、
カードローンで失敗する使い方と事例紹介

カードローン 失敗

FPが考えるカードローンの使い方を紹介します。よりわかりやすくするために、事例を挙げてご説明します。

事例を紹介

Aさんのプロフィール
職業 会社員
年収 500万円
世帯人数 4人
カードローンの利用目的 一時的に生活費が苦しいため
備考 毎月返済可能な金額は4万円程度

Aさんは、母の葬儀に多額の費用を要したため、一時的に生活費を補填する目的でカードローンを利用しています。借り入れ合計金額は20万円となっていますが、FPの方から見て問題は無いでしょうか。

FPの考察

結論からいうと、問題ありません。なぜ問題無いのかというと、

  • 年収から見て問題の無い借入金額であること
  • 毎月の返済可能金額が4万円となっていて、短期で完済可能なこと
  • 一時的な出費なので、継続的に家計が苦しいわけではないということ

などが要因として挙げられます。カードローンは長期返済向きではないため、できる限り短期で返済することが重要です。したがって、Aさんのように短期かつ完済時期が明確な借り入れに、カードローンを利用するのは問題ありません。

カードローンをしても大丈夫な人としないほうが良い人

カードローンを利用する上で、「利用しても大丈夫な人」と「利用しない方が良い人」に分かれます。事例を挙げてご説明します。

こんな使い方をしています。
カードローンを短期返済目的で利用し、必要な金額だけ借り入れしています。返済も滞ることなく行っているのですが、問題は無いでしょうか。

FPによる見解

カードローンは短期返済向きの商品であるため、この事例の使い方なら問題ないかと思います。ただし、借り入れ・返済を過度に繰り返してしまうと癖になる可能性もあるので、その点だけ注意して利用するようにして下さい。

こんな使い方をして失敗しました。
消費者金融への返済に困窮し、カードローンを利用しました。しかし、どんどん返済金額が大きくなってきています。何が問題だったのでしょうか。

FPによる見解

カードローンを他社貸金契約の返済に利用したことが要因です。根本的な問題として、返済能力を超えた借り入れをしている可能性がありますので、生活状況の改善が必要です。返済を借金で補うのは、自転車操業状態に繋がる可能性が高いので絶対に辞めましょう。改善策として、利息額と毎月の返済額を減少させるため、おまとめローンの利用をおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?カードローンの基本的な使い方からメリット・デメリットまで、ご理解頂くことができましたでしょうか。カードローンを利用する上で一番大切なのは「計画性」です。完済時期を決めて、無理のないように利用しましょう。

  • 貸金業法について
  • 消費行動診断・家計管理診断
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